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いよいよ開業を迎えた東京スカイツリー
スカイツリーに群がる“悪いヤツら”!詐欺師、チケット転売屋が横行
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120522/dms1205221125006-n1.htm
2012.05.22 夕刊フジ
ついにオープン日を迎えた東京スカイツリー。初日からにぎわいを見せたが、祝賀ムードに水を差す不届き者も現れている。関係者を装って出資金をだまし取る詐欺師が徘徊し、入場チケットを不当な高値で転売する者も。ツリー人気につけこむ悪い奴らにはご用心−。
〈地元に電波塔を建てるので、社債を購入しませんか〉
スカイツリーの開業を間近に控えた今月。甲信越地方に住む70代男性の元に、ある会社からこんな勧誘文句が印刷されたパンフレットが届いた。その直後、はかったかのようにパンフレットの会社とは、別の会社を名乗る人物から、こんな電話がかかってきた。
「電波塔を建てる会社の社債を探している。普通では買えないものなので、ぜひ譲ってほしい」
不審に感じた男性は、国民生活センターに相談した。
実はこれ、存在しない社債を買わせ、カネを奪う詐欺で、「譲ってほしい」との電話は希少性をあおり、購入させようとする“小道具”の役割だった。
同センターの相談員は「2つの会社はグルです。ターゲットが誘いに乗った途端に連絡を絶ち、カネをだまし取る。電波塔というキーワードを織り交ぜているのは、話題性のあるスカイツリーにかこつけようという意識があると考えられます」と話す。
詐欺のなかでも「劇場型勧誘」と呼ばれる手口で、先の男性は購入せず事なきを得たが、同センターによると、南関東在住の60代女性はこれで「100万円をだまし取られた」という。
詐欺事情に詳しい暴力団関係者は「そのときどきの流行を巧みに取り入れるのが詐欺師の常道。今はなんと言ってもスカイツリーだよ。ありもしない『電波権』や、ツリーに併設された商業施設の架空の『テナント料』。だます材料はいくらでもある。実際に動き出している連中もいる」と声を潜める。
入場券でも小悪党の影がチラつく。
「入場(引換)券は7月10日分まで抽選販売され、すでに完売しています。ところが、そのプレミアム化した入場(引換)券を原価の何倍もの高値で転売するダフ行為が出てきているのです」(墨田区の区政関係者)
インターネットのオークションサイト「ヤフオク」でも、展望デッキの入場引換券の出品が目立つ。なかには1枚2500円の入場券計3枚(7500円)を4倍の3万円で“転売”しようとする出品者もいた。
チケットを販売する東武鉄道では「不公平感を持たれないように完全抽選で販売していたのに、大変遺憾。個人情報を預かるというかたちで対策は取っていたが、十分ではなかった」と憤りを隠さない。
警視庁関係者は「ツリー周辺にぼったくり商品を売りつける悪質業者や、観光客からカネを巻き上げようとする連中も寄ってくる事態もある」と注意を呼びかける。
東京に誕生した新名所が悪い奴らの“狩り場”にならなければいいが…。
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