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幼児虐待死、電気ガス止められ餓死、悲惨でならない、冷たい行政と社会、後手後手となっている。
プライバシーとか人権が支障なのか、それともこれらに責任を転嫁しているのか。
人命はプライバシーとか人権を超える、善意を高く評価する、善意でやったことでの失敗は許される、このような社会が望ましい。
▼「よきサマリア人法」の制定を
朝日「論壇」01年2月8日 高橋 泰 国際医療福祉大学教授(医療経営管理)
(以下一部抜粋)
米国では州の独立性が強い。その米国において、内容は微妙に異なるが、全ての州に「よきサマリア人(びと)法」という州法がある。
よきサマリア人の話は、新約聖書の中で、最も有名なものの一つである。あるユダヤ人がが強盗に襲われ倒れていた。そこを通りかかった祭司や 人々は見てみぬふりをして通り過ぎた。ところが、あるサマリア人だけは、彼を介抱し、宿屋に運んで宿代まで負担したというのである。
米国の多くの人はこの話を知っていて、法律の名を聞くだけで内容が想像できるそうだ。緊急状態にある人をボランティアが手当てした場合、仮 にその手当てによって状況が悪くなったとしても、民事の責任を免除すると言う法律である。
私は昨年10月、パリ発成田行きの飛行機の中で「よ きサマリア人法」の必要性を痛感する経験をした。
パリを飛び立って2時間ほどで「お客さまの中でお医者様、看護婦さんはおられませんか」というアナウンサーがあった。
ーーーーしばらくする と「飛行機はこれからシベリアに進み、引き返せない状況になります。このまま成田に向かってもよろしいですか」という、大変な質問が私に発せ られた。
ーーーー引き返すと言えば、数百人の乗客のスケジュールが大きく狂い、航空会社は数千万円の損失を被る。
ーーーヒヤヒヤドキドキの気 分でーーーことなく成田までーーーことなきを得た。
帰国後、30人程度の知り合いの医師にこの経験を語ったところ、約半数が「自分なら名乗り出ない」という。ーーー
社会全体にボランティアの気運が高まりつつある中、象徴的な意味を持つと思われる日本版「よきサマリア人法」の制定を切に願う。
=投稿
(以上)
▼以下、リンクは名称だけです
法律のみでなく日本人の常識の一部としての価値観になればと思うのです。
現代でも新約聖書の中の話と全く同じ話があるのです。寂しいですね。04.2.16
▼アメリカから帰途(03年3月24日)急病人のためカナダの空港に緊急着陸した飛行機に乗り合わせしたのですが、3時間近く遅れたのです、 診察した医師に敬意を表したいのです。
友人の話などを総合すると知らん顔する医師も多いと聞きます。
親切と余計なお世話、善意でやったことでの失敗は責任を問われない
人権とかプライバシーとかは一体何でしょう
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