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「会社が倒産」という、
現在においては誰にでも起こる
可能性のある不安要素を書き込む。
しかし、今、会社が倒産するということを
身近に感じていない人もいるはずだ。
これでは、未来不安予想図は、なかなか発展しない。
「倒産している会社が増えている」⇒
「でも、今の自分には関係ない」
あるいは「会社が倒産した人は、大変だろうな」
という傍観者的な見方で、
未来不安予想図が完結してしまうからだ。
これでは、未来"不安"予想図は力を発揮しない。
当然だ。しかし、この程度で物事を自己完結して
しまう人が、余りに多い。
だからそういった人には、最初の事項として
「万が一、会社が倒産したら」くらいを書き込んでいただく。
そして、パズルを解くような軽い気持ちで、
未来不安予想図を発展させてみていただきたい。
○ 自分の収入について:
「会社が倒産すれば、今以上の収入を得ることは、
まず不可能」⇒
「生活レベルを下げる」⇒「子供の進学を諦める」......。
○ 再就職できない場合:「収入がなくなる」⇒
「貯金を食いつぶす」⇒「住宅ローン未払い」⇒
「一家離散・ホームレス」⇒「自己破産・自殺」......。
極めて大雑把だが、様々な不安要素が浮かび上がる。
どこまで深く掘り下げることができるか、
またできるだけ多くの事項を書き込むことができれば、
最初に書き込んだ「万が一、会社が倒産したら」という
事項が、全然違った響きを持つようになる。
先に、このような混迷の時代を生き抜最大のファクターは
「どれだけ不安を感じることができるか」といった。
本来身近な問題であるにもかかわらず、
ひと事のように捉え、不安を感じない人が余りに多い。
しかし、未来不安予想図に最初はひと事のように
不安要素を書き込んでも、発展させることで、
身近に感じることができるようになる。
つまり、不安と感じなかったことを不安と感じることが
できるようになるわけだ。
このことがいかに意味あることかは、もうお分かりだと思う。
誰にでも起こりうる、極めて重要な問題でありながら、
自分には無関係と思っていたことを身近な問題と捉え、
不安と感じるようになる。
今という時代に、絶対的に必要な姿勢である。
最初は、ひと事でいい。しょうがない。
しかし、今流行の「脳トレ」のゲームのような感覚で、
どんどん発展させていってほしい。
あなたに大きな変化が、起こる。
(以上、原発被災民にとっては過去の戯言になってしまったようである)
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