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RBB TODAY 8月19日(金)17時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110819-00000023-rbb-sci
国民生活センターは8月18日、ホームページに携帯電話のフィルタリングに関するトラブル事例を掲載した。
「フィルタリングしていたのに、アダルトサイトにつながった?」と題したこの事例では、14才の男性と15才の女性が当事者となった2例を紹介している。
事例1では、携帯電話会社によりフィルタリングの設定をしていたのにも関わらず、中学生が携帯電話の漫画サイトで「18歳未満」を選択したところ、いきなりアダルトサイトに登録完了となり、10万円ほどの請求を受けたという例を紹介。
事例2では、携帯電話でいろいろなサイトを見ているうちにアダルトサイトにつながった際、「フィルタリングをかけているので大丈夫だろう」という思いから興味本位でクリックしたところ、登録になってしまい料金請求画面が出たという事例を紹介している。
国民生活センターには、携帯電話に有害なサイトへのアクセスを制限するフィルタリング機能を設定しているにも関わらず、アダルトサイトにつながり利用料金などを請求されたという相談が多く寄せられているという。
同センターでは、これらの事例に対し「フィルタリングは制限の強さによっていくつかのタイプが用意されているが、厳しいものでも有害サイトへのアクセスを100%防げるわけではない」と前置きしたうえで、有害サイトから子どもを守るフィルタリングサービスは必ず利用しつつ、「フィルタリングが万能ではないこと」を認識する必要があるとしている。
また「むやみにクリックしないこと」「何かあったらすぐ親に相談すること」など、日ごろから家族でインターネットの使い方についてよく話し合うようにとアドバイスをしている。
なお、アダルトサイトなどで料金を請求されるなどのトラブルにあったときは、各自治体の消費生活センターに相談するようにとしている。
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