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(Japan signs up to global child custody pact: BBC NEWS ASIA-PACIFIC)
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-13465814
2011年5月20日最終更新02:47GMT
日本は子供の親権に関する国際条約に調印する
日本政府は、国境を越えた子供の親権についての争いを解決するための手続きを定めた、国際条約の調印に合意した。
G7・先進国グループの中で、国際的な子供の奪取に関するハーグ条約にまだ加入していない国は、日本だけだ。
記者たちは、この動きは、外国からの強い圧力に日本政府が従ったものだと語る。
日本の諸政策は、日本人の母親が外国人の父親から子供を引き離すことを容易にしているとの批判を受けてきた。
ハーグ条約は、双方の親の権利を守り、親権の決定はその子に最初の居住地を提供した国の法律に従って決定されることを保障することを狙いとしている。
日本の当局者であるアサクラ・ユウスケ氏の話では、菅直人政権はこの変化を承認している。
根底から変わる
日本では、結婚が破綻すると、通常、裁判所は一方の親に親権を与え、どのような形であれ、他方の親が接触することを許すかどうかは、その親の意向に委ねられる。
多くの離婚するカップルは友好的な取り決めを結ぶが、一方の親が自分の子供の人生から永遠に切り離されることも珍しくない。
日本では毎年約25万件の離婚が成立している。国際的な基準で見れば比較的低い割合だが、日本固有の社会的背景から見ればこれは劇的な増加だ。
BBC東京駐在記者のローランド・バークは、ハーグ条約に従うとの決定を実施に移すには、長い過程を経ることになりそうだと語っていた。
つまり、家族は大体の問題を自分たちで解決するべきだと期待されてきたものが、接触と子供の養育費について国家が強制する取り決めに変わるのだ。
共同親権の規定を持たない、いまの国内法を改正する法案は、年末までに国会に提出される見込みだ。
しかし、バーク記者の話では、海外での虐待的関係から日本人が逃げることを妨げるとの理由から、この法改正は一部からの反対を受けそうだ。
毎年、数千人の日本人が外国人と結婚している。
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(投稿者より)
イギリスBBCサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
個人的に、この問題が気になっています。現行の民法では、両親が離婚したとき、子供の親権は一方の親が持つことになっています。ハーグ条約と整合性を持たせるためには、これを共同親権にする必要がありますが、いまの民法では、子供を双方の親の戸籍に同時に入れることはできませんから、戸籍制度の改革も同時に必要になるはずです。
戸籍制度は封建制度の悪弊であるという見方もありますが、一方で、日本人が日本人であることを保障し、家族が家族であることを証明する法的な根拠でもあります。
杞憂かも知れませんが、日本人が日本人であることを、家族が家族であることを、根底の部分から壊していくという、深慮遠謀がそこにあるかも知れない、との疑念を拭えずにいます。
今年2月に、この問題について投稿をさせていただいています。興味がありましたらご覧下さい。
「外国人の父親に、日本の親権がもたらす心痛」(BBCの報道などから):阿修羅♪
http://www.asyura2.com/10/social8/msg/319.html
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