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ここ20年ぐれえの政治の在り方と言ってもええ。
出席日数が足りず夜間高校の退学届を出さざるをえなくなった少年。廊下の壁に頭をつけて辛い思いに耐えようとする。涙がとめどもなく鼻先からしたたり落ちる。カメラはそのまま少年の後ろ姿を見つめ続ける。この少年の未来はどうなっていくんか、胸がかきむしられたな。
一つ驚いたんはインターネット中継。38歳の派遣社員の女性が居酒屋にパソコンを持ち込み、その前で中継しながら飲食する。画面のなかの何十人かの人たちと会話しながら。身近に友達も話し相手もいねえんだと。
ネコビデオはんは、四六時中、部屋のインターネット中継をしておる。帰ってくると「お帰りなさい」と女性のボイスがパソコンから語りかける。見守っていてくれる人がおるんだ。料理を作るとそこでまた声がかかってくる。
ある男性は、「おやすみなさい」と何人かに言いながら、つい涙にむせる。画面の向こう側から「愛情」を感じるんだと。
疑似家族じゃな。阿修羅の登場者が相互に罵詈雑言を投げるのとは全く違う世界があった。これらはなんとか無縁社会からもがきながら脱出したいっていう、まだまだ若い世代の思いもかけぬ動きであった。
その他、和歌山の海岸の自殺の名所をパトロールして人命救助と再生のボランティアをしている牧師さんがいた。そこから立ち直ってくる人たちもおった。
まだ在学中の青少年まで、将来、「無縁社会」とは「無縁」じゃあねえという思いを抱いておる。人ごとではねえっちゅう思いをしておる。
何ちゅう無惨な社会をわれわれは(いつの間にか)作っちまたんだろうかのー、。深く考げえさせられたのー。
(NHKメディアに完全性や完璧性を求めるんは、無いものねだりってえ言うもんでないけえ?)
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