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しんぶん「赤旗」(2010年12月1日)から
どっちに分がある?― 11月25日放送のテレビ番組東京系番組「カンブリア宮殿」(12月1日午後9時、BSジャパンで放送)で、「派遣社員切り」の是非が話題となりました。
国内最大の段ボール会社、レンゴーの大坪清社長がゲストでした。番組では、2008年秋の「リーマン・ショック」のさいに、レンゴーが派遣社員1000人を正社員にしたことを紹介。正社員化で増えた人件費は年間5億円近く。しかし、実際には働き手のモチベーション(やる気)が高まり、会社全体の収支はプラスになったと伝えます。
司会の村上龍氏(作家)は、「リーマン・ショック」のあと、日産自動車のカルロス・ゴーン会長と、日本共産党の志位和夫委員長が同番組に出演したことをふりかえりました。
ゴーン氏は「派遣切り」は「仕方がない」と主張。志位氏は、みんなが「派遣切り」をすれば、景気の底が割れ、大企業にとっても「自殺行為だ」と警告し、大企業の内部留保のごく一部を取り崩せば人員削減はせずに済むと主張しました。
「どっちに分があるか」と述べた村上氏は、徹底的にコストカットをして、株価を上げることよりも、「従業員の人たちのモチベーションを上げることのほうが、生産性が上がるのではないか」と発言。大坪氏は「そういうことのほうが、日本全体に活気が出てくる」と応じました。
ゴーン氏と志位氏の主張のどちらに軍配があがったかは、視聴者には明らかでした。
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