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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/259669.html
道が作製した著作物の著作権を「格安」で利用できる規定を使い、道職員OBの天下り団体が著作物を複製して業者向けに販売することで、多額の利益を得ていることが11日分かった。道議会からは「天下り先への便宜供与」と批判が出ており、道は許諾料引き上げなど見直し策の検討に入った。
道は、所有する著作権の利用申請が外部からあった場合、許諾料を徴収して認めている。
道が2007年に作成した規定では、道が作製した著作物の複製を販売すると、売り上げ見込み額の3%を許諾料として道に支払うことになっている。
著作権の利用申請は誰でも可能だが、09年度の農政部所管の著作権の利用許諾は、13件すべてが道職員OBが天下りしている公益法人の北海道農業改良普及協会(札幌)と北海道農業土木協会(同)の2団体だった。
たとえば、同普及協会は、今年3月に道が市町村関係者などに配布した「農作物病害虫・雑草防除ガイド」(非売品)を複製し、同月に業者向けガイド本を販売した。道の作製費は1冊当たり約836円(人件費除く)だったが、複製本は1冊1900円。2200部発行し、計418万円の売り上げが見込まれたのに対し、道に支払った許諾料は約12万円だった。
11日の道議会決算特別委でこの問題が取り上げられ、民主党・道民連合の岡田篤氏(釧路管内)は「著作物は、道が膨大な時間と人員をかけて作製したものだ」などとして、利用許諾が天下り団体をもうけさせる仕組みになっていると批判、早期見直しを求めた。
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