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http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100924-OYO1T00812.htm?from=top
村木元局長初公判きっかけ? 昨年4月在籍者を1年間に
郵便不正事件の捜査が本格化した昨年4月時点で大阪地検特捜部に在籍していた検事12人のうち証拠品のフロッピーディスク(FD)を改ざんしたとして証拠隠滅容疑で逮捕された前田恒彦容疑者(43)以外の全員が今年4月までに、異動していたことがわかった。厚生労働省元局長の村木厚子さん(54)(無罪確定)の初公判で検察側主張とFDのデータの食い違いが問題になるなどしたことが異例の「総替え」につながったとみられる。
検察の異動は地検検事正や次席検事、部長級などは高検検事長の退任などに合わせて不定期に行われることが多いが、一線の検事・副検事は、多くが春の定期異動の対象とされる。
大阪地検特捜部は2009年4月、部長、副部長、検事12人、副検事5人の体制だった。郵便不正事件は同年2月に広告会社を郵便法違反容疑で強制捜査し、捜査が本格化。09年度当初に在籍していた検事の多くが取り調べに関与し、6月には村木さんを逮捕した。
ところが、元係長の上村勉被告(41)(公判中)が、捜査段階で村木さんの指示を認めた供述を村木さんの初公判前に一転させた。さらに、今年1月の初公判では、「証明書の作成日時に関する検察主張と、上村被告の自宅から押収したFDのデータをもとにした捜査報告書の作成日時が食い違う」と、弁護側から指摘された。
有罪立証の支えが次々と崩れる事態を、地検の人事権に影響力を持つ大阪高検が重視したことが、異例の大規模異動につながったとみられる。前田容疑者だけは、劣勢の公判を担当するために残留したという。
(2010年9月24日 読売新聞)
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