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俎上にも上らず税金タレ流し
18日に第3弾が終了した政府の事業仕分け。ムダの本丸の特別会計や看板掛け替え事業に切り込むと言いながら、口先倒れ。揚げ句は政務三役と仕分け人がドンパチやっていたが、この裏には重大な疑惑がある。“仕分け”の土俵に登る前に、ちゃっかり温存された怪しい事業がいくつもあるのだ。
その筆頭が、カンボジアのメコン川に全長5420メートルの橋を建設するODA「第2メコン架橋建設事業」だ。09年11月の事業仕分けでムダを指摘されたのに、事業は継続され、今回は仕分けの対象にもならなかった。総事業費100億円超の巨大プロジェクトなのに、フザケタ話だ。
この計画がおかしいのは、返済不要の「無償資金協力事業」で進められていることだ。道路や橋などのインフラ事業は有償資金協力で行うのが普通だ。
昨年の事業仕分けでも問題になったのはここで、「有償資金協力で十分に実施できる収益性がある」と見直しを命じられた。それなのに、外務省は仕分けの議論を無視して無償での建設に突っ走っている。
蓮舫行政刷新相にもガックリだ。直撃すると、「外務省に問い合わせ、ちゃんと評価、チェックをしてくださいとお願いした」「基本的には外務省にまずやっていただく」と言うばかり。
仙谷官房長官の地元(徳島1区)で計画されている「四国横断自動車道・徳島JCT〜小松島IC」も“生き残り組”だ。目と鼻の先で820億円かけて県道が建設されているのに、1000億円も投じて高速道路を通そうとしている。昨年の仕分けで俎上に載せられたのに、計画は止まらず、今回の再仕分けからはまんまと逃れた。
厚労省の“天下りバンク”と化した「骨髄移植推進財団(骨髄バンク)」も第2弾の仕分け直前に対象外になっている。
官僚に取り込まれた菅政権が予算の総組み替えなんて、逆立ちしたって不可能だ。
(取材協力=ジャーナリスト・横田一)
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