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自衛隊への右翼の浸透工作
2010/11/18(木) 午後 4:04
丸川珠代・自民党参院議員は重大な事を見逃しているか、隠している。
今日午後の参院予算委で防衛事務次官が自衛隊基地内での民間人の政治活動を事実上、禁止する通達を出した事が憲法違反とかシビリアンコントロールを揺るがすとか飛躍した質問を菅首相らにぶつけていたが、実は自分がそうした企みに乗せられている事がまるで見えていない。
田母神空幕長(当時)が自衛隊支援を装った右翼団体の懸賞論文「日本は侵略国家ではない」にできレースで入賞した事件が端的に物語るように、自衛隊への右翼国粋団体の浸透工作は危険な段階に来ている。
防衛次官通達はそれを遮断する適切な措置であり、だからこそ右翼は反発するのだが、丸川氏は自分がその道具に利用されているとの認識がまるでない。
産経新聞の記事をかざしながら、入間基地内での行事で民主党議員が「国を憂えている」民間人の発言に因縁を付けたのが次官通達の発端であるかのように矮小化し、撤回を求めたが、参院議員としてあまりに幼すぎる。
自衛隊基地内で特定の政治的主張をしたり、政治的行為をするのが許されないのは当たり前のことで、議論以前の問題である。
丸川議員には見えないようだが、ごく全うな防衛次官通達に産経新聞などが噛み付くのは右翼の一連の対自衛隊浸透工作に支障が生じるからに他ならない。
その端的な例が、荒木和博「特定失踪者問題調査会」代表グループである。予備自衛官ブルーリボンの会長を兼ねる荒木氏は今回問題となった入間基地内などで公然と拉致問題の署名、募金活動を行ってきた。
看過できないのは自衛隊員への洗脳工作だ。
安明進・元工作員らの「似ている」詐欺情報を基に「未帰還日本人拉致被害者が数百人いる」と荒唐無稽なことを自衛隊員に信じ込ませ、「救出のために自衛隊を送り込むべきだ」と狂気じみたことを吹聴している。
笑えないのは、かの田母神氏もその馬鹿げた作り話を信じているフシがある事である。
かつての航空自衛隊制服トップがその調子だとしたら、汚染はかなり広がっていると見なければならない。
健全なシビリアンコントロールのために自衛隊の再点検が必要である。
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