http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/868.html
Tweet |
阿修羅さんにお世話になって1週間経った。
高知白バイ事件というローカルネタ中心ではあるが、沢山アクセスを戴き感謝している。
高知では、地元の独占メディア・高知新聞はじめ全てのマスコミが、県警から「特オチ」の対象にされることを嫌って白バイ事件を報道しない。本当に良いサイトを知ることができた。これを機に多くの真実・体験談を国民に伝えたい。
高知県でのブログランキングも上位に食い込み、高知新聞が報道しない白バイ事件の力強い周知機会になると大変喜んでいる。重ねてお礼を申し上げる。
*******
この高知白バイ事件は、知れば知るほどヤバイ!!いたって幼稚な言い回しだが、これが最も端的に事件の内実を表している。本当にヤバイのだ。
私は、地元高知新聞が白バイ事件を報道しないことに、怒り心頭で、「県民に対する裏切りだ。」と非難しているが、事件を掘り下げていけば、県警裏金事件に果敢に挑んだ高知新聞(中堅どころの記者ら)が県警との対決に敗れ去った(高知新聞経営陣が県警幹部と妥協した)経過が見えてきた。
この高知県警と高知新聞経営陣の妥協と癒着については、後日記事で詳細を述べることとするが、高知白バイ事件では、マスコミ各社の対応もさもありなんと思えるほど、警察権力の強大さを思い知らされた。
全国の地方紙が同じような状況に陥っている。それほどこの警察事案の闇は深いのだ。。。
事故の経緯等は、最近の記事に詳しく書いたので参考にして欲しい。
↓
県警証拠写真は全て捏造だった「高知白バイ事件」衝撃の新証拠発見!
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/715.html
この高知白バイ事件。警察が意図して組織的に冤罪を創り出した怖ろしい事件だ。検察も裁判所も無能ではない。全てお見通しだ。逆に賢いから手を出さない。彼ら司法エリートはあまりにもあからさまな警察のやり口にビビっている。またも、この幼稚な表現が一番適切だ。検察も裁判所も警察が恐くて手も足も出せないのだ。これには本当に驚いた。。。
彼ら司法エリートの検察官、裁判官は、全てを知っている。そして苦々しく思っている。しかし「100番事件」には手を出さない。警察は、事故当事者に警察関係者が含まれている事件を「100番事件」と呼び、事故処理上必要な連絡をを無線ではなく携帯でやり取りするなど、秘密主義を貫く。100番事件では証拠ねつ造は「必須作業」だ。
高知白バイ事件では、高知警察が総力を挙げて証拠ねつ造〜詐欺〜意図的冤罪作出(公務員職権濫用)を働いている。そのあまりにもあからさまで組織的で大胆な手法の前に、検察官・裁判官らは敏感に身の危険を感じ、賢いからこそ逃げているのだ。
100番事件では、警察は、直ぐにねつ造と解る証拠を、文句があるかとばかり完璧に開き直って検事に突きつけ、無言で「起訴しろ!解ってるな」と脅す(ように検事は感じているのだろう)。
そして、検事はこれを無理やり起訴して、刑事裁判で「これ有罪にしないとやばいよ。先輩に教えてもらったでしょう?あの件だよ。100番事件」と裁判官に暗黙のうちに示唆し、淡々と求刑を告げる。裁判官はこれを容認しなければ、まずい事になると怖れ、求刑の7割判決を出す。これが営々と積み上げてきた判検交流の成果だ。
要するに、検察も裁判所も、警察の牙城である「100番事件」には手を出さないという、不文律が出来上がっているのだ。
過去の冤罪事件など、全ての証拠は警察の科学捜査研究所が握っている。検察官・裁判官個人の素行不良(交通違反や痴漢など)の証拠も山と積まれているだろう。これを表に出されれば、検察・裁判所はたちまち窮地に陥る。。。
もう少し掘り下げて、警察組織と個々の検察官・裁判官との力関係を言えば、通常の感覚とは逆転した構図が現実に存在する。
すなわち、一旦、警察の証拠を疑い、警察組織の機嫌を損ねて標的とされた検事は、不揃いの証拠しか提供されなくなり、証拠の整合性を自力で整えなければならなくなる。加えて、そうした裁判を担当する裁判官は証拠の一つ一つに神経を尖らせて審判を下さなければならなくなるのであって、検事・裁判官ともに、一つの事件を処理するための労務負担が格段に増えてしまう。
警察組織に目をつけられた検事・裁判官は、転勤した先々までこうした嫌がらせを受け、作業効率が悪くなって成績が下がり、惹いては生涯獲得賃金にまで大きく差が付いてしまう。これを避けるために、警察官が当事者となった100番事件については、警察組織の思惑を反映した事案処理に繋がることが現実となってきたのである。
更に、検事・裁判官ともに、冤罪被害者を創り出したところで処罰も減俸もされない。冤罪事件を解決したところで昇給もない。逆に、昇進が危うくなる(過去の例を見ればそうとしか思えない現実がある)のであるから、損得勘定からすれば、警察組織の思惑に従わざるを得ない。
これが、高知白バイ事件を2年追い続けて、告発〜検察審査会請求申し立てと実行してきた中で、考え抜いた私の結論だ。。。。
なお、今後は、高知県警1億円保険金詐欺(高知白バイ事件の中での1罪)についての住民監査請求〜住民訴訟を平行して提起してゆく。
このあたりの詳細は此処にあります。
↓
検察審査会への審査請求書 全文公開
http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/11/post_384d.html
このように、高知白バイ事件はただ冤罪事件というだけではない。この日本と言う法治国家で、警察の圧倒的な力の前に、検察庁も裁判所も太刀打ちず、司法エリートの検事・裁判官が、司法警察員の大きな集団の前にひれ伏すしかないことが、天下に知れ渡ったのだ。
司法は高知で死んだ。高知白バイ事件の法廷は、単なる交通事故の裁判ではなかった。我国の司法が断末魔の悲鳴を上げ、闇に葬り去られる姿がそこにあった。見たくはなかった現実。。。法と言う概念の葬式が執り行われた瞬間であった。。。
土佐は幕末の英雄・坂本龍馬を生んだ。今、地元高知は龍馬ブームで湧きかえっている。しかし、私たちは皆知っているではないか・・・ 龍馬は暗殺され、闇に葬られたのだ。
完読感謝。
******
藤島利久の関連記事
高知白バイ事件・県警1億円詐欺の行方 〜 検察審査会への審査請求書を全文公開
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/339.html
最高検・大林宏検事総長の罠に嵌まるな! 〜 小沢一郎氏と検審制度を共に葬る策略
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/638.html
自殺に見せかけての暗殺… あってはならないことだが沢山ある。 〜 例えば、ゴッホがそうであったように。。。
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/676.html
国民審査・検察官適格審査会・検察審査会 〜 この3つの制度で国が変わる
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/574.html
海保庁職員は機密漏えいではなく、官吏の犯罪告発義務の遂行にあたる。
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/300.html
高知白バイ事件と小沢氏 〜「伝家の宝刀」は国民が抜く!国民審査で最高裁に民意を示せ
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/508.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK99掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。