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自らの国会軽視発言に、与党内からも批判の声が相次いでいる柳田法相。しかし菅首相は、あらためて法相に続投を明言した。
18日に発売された新作Tシャツには、柳田法相の顔写真と、いまやすっかりおなじみになった2つのフレーズがプリントされていた。
「大臣にあるまじき国会軽視発言」と、連日追及を受ける中、ここに来て柳田法相の言葉に、新たなレパートリーが加わった。
辞任を否定した19日の会見で、柳田法相は「国会のことは国会がお決めになると。(問責決議案が通ったとしても、続投する気持ちに変わりはない?)国会は国会がお決めになるだろうと思っています」と述べ、自らへの問責決議案が可決した場合の身の処し方について、「国会がお決めになる」と連発した。
記者の間から、思わず失笑も漏れた。
自民・石原幹事長は、「大臣の資質の問題。法務大臣は自発的に辞任をされるのが望ましい」と述べた。
公明・井上幹事長は、「自らそれ(辞任)を決するべきであると。それができないということであれば、当然、不信任、もしくは問責と」と述べた。
週明け、自民党から問責決議案が提出されれば可決が確実の中、柳田法相に辞任の勧めを説く野党。
さらに、民主党の1年生議員からも苦言のオンパレード。
民主・横粂勝仁議員は、「法務大臣の言葉というのは、重いものがあると思っておりますので。国民の皆さまが、『民主党政権で大丈夫か?』と、不安に感じていらっしゃると思っている」と述べた。
民主・福田 衣里子議員は、「慎重に発言していただきたい」と述べた。
民主・福田憲彦議員は、「大臣の発言だと、自分ではどうしようもない。ただ、自分の地元なり、選挙区からは批判を受けるわけですから、大臣の発言は本当に気をつけてほしい」と述べた。
党の内外から風当たりが強まる中、菅首相は、19日午後の参院予算委員会で「(柳田法相は)全体の...ある意味での...なんと言いましょうか...バランスある判断ができ...」と述べ、また18日夜には「これからも丁寧に、そういう形でやってもらいたい」と述べるなど、柳田法相続投を変える考えがないことを表明した。
一方で19日朝、菅首相は閣僚たちを前に、「緊張感を持って取り組むように」と苦言を呈したという。
菅首相の苦悩の裏には、「影の首相」の18日の発言も影響しているのか。
18日に仙谷官房長官が「暴力装置...でもある自衛隊」と述べたことに対し、石原都知事は「仙谷がああいうばかなことを言う。下手をしたら、暴力団と自衛隊、重ねて想定するみたいなイメージにつながりかねない...陳謝で済むのかね」と苦言を呈した。
自民・岩屋 毅参院議員は、「今や、この政権そのものが日本を壊す暴力装置だ」と述べた。
また、自民・山本一太政策審議会長は、「(菅内閣は)問責候補が乱立している状態であってですね、この内閣は『失言謝罪内閣』だと思います。これは倒さなければいけない」と述べた。
「柳田問題」の対応次第では、仙谷官房長官らほかの閣僚への責任追及がドミノ倒しのように起こると、専門家は指摘する。
政治アナリスト・伊藤惇夫氏は、「『問責ドミノ』というか、何とか柳田さん1人で食い止めたいと。そのためにどうすればいいのか、今、頭を悩めている。できれば自発的に辞任してもらうというのが、一番穏便な処理方法なんですね」と話した。
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