http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/757.html
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「歩兵」など旧軍用語復活 新防衛大綱で民主案(共同47ニュース 2010/11/18 02:02)
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111701000921.html
政府が年末に策定する新たな防衛計画大綱に連動し、民主党の外交・安全保障調査会(中川正春会長)が取りまとめた提言案で、専守防衛を趣旨とする憲法に照らして陸上自衛隊が用いている「普通科」の言葉を「歩兵」に変更するなど旧日本軍の用語を復活させるよう求めていることが17日、分かった。同時に、陸海空各自衛隊のトップである幕僚長や統合幕僚長を天皇の認証官ポストにするよう提唱している。
いずれも自衛隊サイドで長年にわたり願望が強いとされる。旧日本軍を想起させる復古的な動きに対して世論の批判は避けられない。政府側でも否定的に受け止められる公算が大きく、新防衛大綱に盛り込まれる見通しは立っていない。
提言案によると、自衛隊内部の呼称のうち、例示として陸自の普通科を「歩兵」、1佐を「大佐」、2佐を「中佐」とそれぞれ変更するなど他国軍と同様に軍隊の用語に統一するよう促している。これに沿えば、現在の陸自の将官は「大将」「中将」などとなり、統合幕僚監部は「統合参謀本部」、運用は「作戦」、自衛隊の警察に相当する警務官は「憲兵」との呼称に変わってしまう。
ただ自衛隊はこれまでいわゆる戦力不保持や交戦権否認を規定する憲法9条との整合性を保つためとして、通常の軍隊で使用されている言葉をあえて避けてきた経緯がある。
(引用おわり)
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ごく最近だけでもいやになるほどあるので、以下、表題のみ(時系列は逆順です)
↓
思いやり予算は現行水準 日米首脳が基本合意(共同47ニュース 2010/11/18 08:38)
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111801000035.html
防衛大綱民主案判明 官邸強化へNSC新設 中国にらみ南西防衛増強(産経/goo 2010年11月17日 08:00)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20101117085.html
武器輸出、民主が「解禁」案 共同開発・生産を視野に(朝日ドットコム 2010年11月16日15時1分)
http://www.asahi.com/politics/update/1116/TKY201011160225.html?ref=goo
医官派遣、内閣法制局が一時難色 アフガンに調査団派遣(exciteニュース/共同2010年11月12日 02時02分)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20101112/Kyodo_OT_CO2010111101001021.html
ちょっと以前のもので地味だが見逃せないのは
↓
ソマリア海賊対策の海自拠点基地、ジブチで建設中(afpBBニュース 2010年05月01日11:01)
http://www.afpbb.com/article/politics/2728178/5775961
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さて冒頭の、「歩兵」その他用語の復活、とくに幕僚長、統幕長ポストの認証官昇格についてですが、こうなってくるともう、したい放題という感じです。
なぜでしょう。
ひとつには、現政権執行部(民主党主流)がまぎれもなくウルトラ右翼だということ。前原国交相ひとりに限らずです。
これについては最近、れんだいこ氏の指摘(11/18 韃靼人さん投稿)があります。
↓
前原、菅、仙石、枝野、野田、岡田 「民主党内シオニスタン六人衆考」
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/721.html
from れんだいこのカンテラ時評855 2010/11/17
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain
まことにそのとおりです。
ただ、繰り返しになりますが、くれぐれも用心すべきは、前原国交相ひとりに限らないようだということでしょう。
それにつけても思うのは、仙谷官房長官はなぜ「赤い」「左翼」といわれるのでしょう。彼のどこにそういわれる要素があるのでしょうか。私(投稿者)には理解できません(学生のとき周辺をウロチョロしたなどというのは関係なし。もと中心的存在でのち右翼などという例でさえ多々ありますから)。
むしろ彼を「赤い」「左翼」というデマで覆おうとする勢力があって、そのことにより何か別なことを狙っているのではないか、と懸念します。
・・・・・・
投稿者は小選挙区制導入には賛成できませんでした。当時、「2大政党制実現」は眉ツバで、中小政党を含めた政治的意見の多様性にもなお存在価値ありと考えたからです。
しかしそれでも、狙われている「2大政党制」とは、自民党と、それをホンの少し左から補完する第2党となるであろうと考えていました。
甘かった。
今や、自民党を右から補完する党が政権与党です。
・・・・・・
もうひとつ、幕僚長、統幕長ポストの認証官昇格を求め、したい放題をしている勢力は、現民主党ウルトラ右翼政権ではないのではないか、という懸念があります。
現政権の無能につけこみ、今のうち、懸案の用語の旧軍化に紛れて、それこそ長期懸案のポストの認証官化をやってしまおうというやりかた、そういうことを考える文武官僚の存在です。
こちらの心配のほうが、根が深く、より憂慮すべきなのかも知れません。
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