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http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1118/gen_101118_5375989247.html
日刊ゲンダイ11月18日(木)10時0分
「馬淵国交相のクビを差し出せ」と迫る自民公明のおカド違い
補正予算の衆院通過を黙認する代わりに、「馬淵国交相のクビを差し出せ」と自民党や公明党の野党が菅政権を揺さぶっている。馬淵大臣の責任問題とは、例の尖閣衝突ビデオをめぐるもので、保安官の流出告白を官邸に伝えるのが遅れた点。存在感を示したかった野党が「これで大臣のクビを取れる」と飛びついたわけだ。
「補正予算は民主党が多数の衆院を通過すれば、参院で反対されても1カ月で自然成立します。問題は関連法でしたが、これは公明党が参院で反対しないことを約束し、菅政権は安心していた。ところが、日中、日ロ外交の弱腰や尖閣ビデオ流出問題が大騒ぎになり、公明党は菅政権に協力しにくくなった。菅政権は公明党に何か“手柄”を差し出す必要があるのです」(国会関係者)
ここで公明党の機嫌を損じると、来年早々の本予算や関連法の成立のメドが立たなくなる。それで、菅政権は、野党に不信任案や問責決議を出してもらい、馬淵大臣のクビを差し出すシナリオなのだが、どう考えてもこれはおかしい。
そもそも尖閣ドタバタ問題は前原前国交相のときに発生したものであり、前原の態度が二転三転したから、中国人船長が逮捕されたり釈放されたり、ビデオ映像の管理が甘くなったり規制させたりで、今日の混乱を招いたのである。
自民党や公明党は、本気で菅政権を追い詰める気があるのなら、小粒の馬淵をイビリ回すのでなく、次期首相候補の前原のクビを取りにいくのが筋だろう。しかし、自公にとって、前原は“お友だち”の関係だから、無理なのだという。
「自民党にとって、考え方が近い前原は、政界再編や大連立のときに手を組むキーパーソン。公明党にとっても前原は、プライベートの面で関係が浅くないから、傷つけるようなことはしませんよ」(民主党関係者)
野党までフヌケで、どうするのか。
(日刊ゲンダイ2010年11月15日掲載)
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