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れんだいこのカンテラ時評855 れんだいこ 2010/11/17 08:37
【民主党内シオニスタン六人衆考】
菅政権の度し難いシオニスタンぶりが、あのヒドかった小泉政治より更に酷いものであることが露呈しつつある。外交も小泉路線であり、親米、反中、反露にシフトしている。先だってのAPECでの日米首脳会談でのオバマに対する相好、それに較べて日中首脳会談での胡錦濤主席との冷淡、日露首脳会談でのメドベージェフ大統領との喧嘩腰ぶりが実に対照的であった。これに対称的なのは角栄政治であった。親米、親中、親ソで国際協調路線を切り開いていった。角栄政治がもう数年続いていたら随分と景色が変わっていたのではなかろうか。残念ながら、その途上で金権政治批判なる名目で引きずりおろされた。なぜ金権政治批判になったのか。それは政策的に批判できなかったからであると考えられる。なぜなら最も有能にして且つ護憲的であったからである。これがれんだいこの史観である。
APECでの日米首脳会談では、来春の首相訪米時に日米同盟深化へ向けた共同声明を目指すことを申し合わせた。菅政権の日米同盟論は自公政権のそれより深のめりしつつある。れんだいこには、戦後教育のツケが出ている気がする。祖国と民族の精神を持たない教育により生まれた政治家がいかにも安逸に国際金融資本奴隷に成り下がっているブザマさが見えている。日本政府はこの先どこまで貢ぎ続けるのだろうか。国家財政、国内景気は政務の無策により引き続き悪化している。この状態で海外支援金がいつまで続くのだろうか。打ち出の小槌も底をついている筈なのに。最後には血のションペンしか出なくなるだろう。
日中首脳会談はわずか22分間だったことからも分かるように儀礼的なやりとりに終始した。胡錦濤主席は恐らく、首脳会談の場で端から目と目を合わさず原稿を読んで会話しようとする管首相に対して、どうしようもないクズとして愛想つかしたのではあるまいか。
日露首脳会談で、菅首相がメ大統領の国後島訪問について「日本の立場、国民感情からも受け入れられない」と抗議している。日本では「よくぞ云った」と評する者も居るが、オカシナ話である。北方領土を実効支配しているのはロシアである。そのロシア大統領の北方領土視察の非を咎めるのなら、ロジック的に見て、日本が実効支配している尖閣諸島への菅首相の尖閣諸島訪問に対し、中国は「中国の立場、国民感情からも受け入れられない」と抗議できるのではあるまいか。つまり、日本外交は北方領土と尖閣諸島で二枚舌を使い分けていることになる。得手勝手が過ぎるのではなかろうか。菅よ、試しに尖閣諸島を訪問してみれば良い。その時、菅が、「中国の立場、国民感情からも受け入れられない」との抗議に、どういう風に口を回すのか聞いて見よう。
領土問題につき、れんだいこは、棚上げ論、共同統治論を唱えている。これ以外の方法としては戦争解決論、話し合い解決論しかない。とはいえ戦争解決論は採用し難い。となると、話し合い解決論しかない。しかしながら、双方が互いに「我が国の領土である」と云い張り物別れになるのは外交と云えるだろうか。双方の主張を踏まえて、どう解決するのか、直ぐに解決するのか長期的交渉にするのかを探り、1ミリでも解決に近づけつつ実を取ろうとするのが外交の本義なのではなかろうか。
その点で、菅政権の外交は子供騙しの類のものである。抗議したとか、主張したとかは子供でもできよう。外交の場で単に領土論を持ち出し、これに終始するのは却ってことをまぜるだけに過ぎない。棚上げ論か共同統治論かのどちらかを打ち出し、経済交易の拡大を求めて行くのが有能な在り方なのではなかろうか。菅政権の外交は、双方に望まれている経済交易の拡大を阻止せんとして領土論を持ち出しているように見える。それが国際金融資本帝国主義の命令であり、指令国のアメリカの意向抜きには何一つ解決しないよう自ら求めて懐に入っているように思える。北朝鮮外交に於ける六ケ国会議、米国の後ろで舌を出す外交ぶりなぞ典型的であろう。
日米同盟論を振りかざし、万事をアメリカの懐で外交するだけならオツムは要らない。更に云えば外務省そのものが不要ではなかろうか。外務省の腐敗はつとに有名であるが、米奴外交により必然的にもたらされたものであろう。外務省OBの場合、シオニスタンぶりの強度に応じて御身安泰就職の世話が為されているようである。れんだいこは平素より、外務省OBの骨の髄からのシオニスタンぶりに辟易させられているが、年をとって悔い改めるのは至難の業であるからして、連中が死の床に就くまで日米運命共同体論を聞かせられるのを我慢せねばなるまい。
もとへ。菅政権閣僚のシオニスタン度が判明したので明らかにしておく。最硬度シオニスタンは前原、こ奴は鼻筋と口が曲がっている。続く硬度シオニスタンが菅、仙石、枝野、野田、岡田の順である。これを「民主党内シオニスタン六人衆」と命名しておく。このレベルは、自民党内若手シオニスタンの硬度を上回っている。これにあやかろうとして続いているのが、先だっての民主党代表選での菅候補支持者の面々である。お陰でシオニスタンの陣容を確認することができた。先の代表選効果の一つであろう。
民主党の国会議員レベルでは丁度半々と出たのは衆知の通りである。この党内半数は今後勢力を増すのだろうか、衰退するのだろうか。れんだいこは急速に影響力を落とすと見ている。なぜなら、国際金融資本帝国主義頼みのシオニスタンでは政治も政局も御せないからである。国際金融資本帝国主義内部の分裂も可能性大であり、日本国内のシオニスタンは右往左往することしかできない。何より政治、政局の厳しさが振るい払うであろう。
問題は、政治、政局の厳しさが誰を政治、政局の要に据えようとしているのかであろう。れんだいこが見るところ、小沢どんが一番資格がある。亀井もある。少なくとも、この二者を結集軸として日本再興の夢を見るべきではなかろうか。これに能く汗を掻いた者が次期政権候補であり、神輿を担いだ者、綱を引いた者、その又ワラジを編んだ者が登用されるべきではなかろうか。もはや待てない。急速に三番手政権構想論が浮上することを願う。自主独立派と米奴派の死闘戦を経ねば日本政治は変わらない。ここに日本の政治能力がかかっているのではなかろうか。
2010.11.17日 れんだいこ拝
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