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菅直人首相が、日露首脳会談の際、メドべージェフ大統領による訪露招請に「招待に感謝する」と前向きに答えていたことが明らかになった。これまで政府は会談内容の細かい説明を拒否していた。一方、民主党政務三役の圧力で、防衛省が自衛隊関連施設で開催する行事に、政権批判をする者を招かないよう通達を出していたことも判明。野党側は民主党政権は隠蔽体質と言論封殺に染まり切っているとして、追及を強める構えだ。
発端は13日の日露会談後の福山哲郎官房副長官の記者説明。福山氏は、メドべージェフ大統領が菅首相に来年中の訪露を要請、首相が「検討したい」と述べたことだけを明らかにし、慎重姿勢との印象を与えていた。
しかし、菅首相は15日夜、北海道の高橋はるみ知事らと面会した際、「そう遠くない時期に私の方からモスクワなりロシアを訪れて(北方領土問題の)交渉協議をやりたいと大統領に申し上げた」と述べ、訪露に意欲を示した。仙谷由人官房長官も16日午前の記者会見で、菅首相が「招待に感謝する。検討したい」と答えていたことを明らかにした。
福山氏は、13日の日中首脳会談の記者説明の際にも、詳細なやりとりについて「外交上のやり取りは全面的に公開するものではない」として公表を拒否している。
民主党政権は「クリーンでオープン」(菅首相)、「基本コンセプトは公開と説明」(仙谷氏)と、情報公開を重視してきたはずだが…。
また、防衛省は10日付で「隊員の政治的中立性の確保について」と題する中江公人事務次官名の通達を出した。(1)政治的行為と誤解されることを行わない(2)誤解を招く恐れがある人物は参加を控えさせる−などを求めたものだ。
きっかけは3日に航空自衛隊入間基地で開かれた航空祭。自衛隊を後援する民間団体の会長が尖閣事件での政府の対応をあげ「民主党政権は早くつぶれてほしい。みなさんも心の中でそう思っているのではないでしょうか」とあいさつした。
防衛省関係者は「政務三役がこれに激怒し、言論封殺に走った。さすがの“政治主導”ぶりだ」と皮肉る。
憲法19条(思想信条の自由)の精神に反する疑いもあるだけに、自民党など野党は17日の参院予算委員会集中審議で北沢俊美防衛相らを徹底追及する。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101117/plt1011171128000-n1.htm
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自民「言論統制」と批判…部外者呼ぶな発言 :読売新聞
北沢防衛相は17日午後の参院予算委員会で、防衛省が政治的な発言をする部外者を関連行事に呼ばないよう求める次官通達を出したことについて、「自衛隊施設内での会合で、自衛隊のあり方、(隊員の)政治的中立性を阻害するような誤解を招く行為は慎まなければならない」と述べ、適切だとする見解を示した。
北沢氏は自衛隊員の政治的行為の制限を定めた自衛隊法61条などを引き、「自衛隊の施設の中で政治的な発言等をすることはだめだということだ」と語った。
質問した衛藤晟一氏(自民)は「通達は重大な意味を持っている。隊員の政治的中立性の確保を言いながら、自衛隊幹部に民間人の言論統制をしろと求めている」と批判し、通達の撤回と北沢氏の辞任を求めた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101117-OYT1T00948.htm
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