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海上保安官の逮捕見送りの余波が永田町にも広がっている。これまで「逮捕は当然」との見方をしてきた仙谷官房長官に対して、野党は徹底追及している。
衆議院本会議では16日、2010年度補正予算案が可決した。
しかし菅首相は、尖閣事件やAPEC(アジア太平洋経済協力会議)などをめぐる弱腰外交を責められた。
自民党の武部衆院議員は「国民は、民主党・菅内閣を称して、びびる、ぶれる、逃げる、言行不一致鈍感内閣とやゆしている」と述べた。
これに対し、菅首相は「目線の余りにも低い見方はぜひ、おつつ(し)みを、おつ、つ、あ、おやめいただきたい」と、舌ももつれんばかりに猛反論した。
一方で16日、海上保安官の逮捕見送りによって、影の首相・仙谷官房長官が窮地に陥った。
尖閣諸島沖中国漁船衝突事件のビデオ流出問題で、事情を聴かれていた43歳の海上保安官は16日未明、6日ぶりに外に出た。
海上保安官は、ビデオ流出について、「ただ広く、1人でも多くの人に、遠く離れた日本の海で起こっているできごとを見てもらい、1人ひとりが考え、判断し、そして行動してほしかっただけです。私は今回の行動が正しいと信じておりますが、半面、公務員のルールとしては許されないことであったと、反省もしております」とコメントした。
海上保安官はこのあと、神戸市内のホテルへと入った。
しばらくの間は、有給休暇を取り、その間の取り調べは行われないという。
今後の捜査の見通しについて、元東京地検公安部長・若狭 勝弁護士は「略式(起訴)という制度の下で罰金にすると、あるいは、起訴猶予という不起訴処分にする可能性も結構高いと思います」と語った。
これに対し、政府は判で押したようなコメントを出している。
馬淵国交相は、「コメントする立場にないと思っています」と述べ、仙谷官房長官は「答弁を差し控えさせていただきます」と述べた。
中でも面目丸つぶれなのが、これまで「逮捕は当然」とばかり繰り返してきた仙谷官房長官。
そして16日午前、仙谷官房長官は「捜査関係書類をほかに流出させるというのは、私からみたら驚天動地というか」と述べた。
これに対し、野党は、15日の衆議院で不信任案が否決された仙谷官房長官と馬淵国交相に対し、参議院で問責決議案を提出する構えを見せている。
みんなの党の渡辺代表は「国策捜査とも言えるようなやり方で、犯人扱いしてきた官房長官。引き続き、参議院において、問責の可能性を探っていかなければならないと考えます」と述べた。
公明党の山口代表は「問責決議案の提案についても、重要な選択肢として」と述べた。
その場合、可決される可能性があり、今後の政権運営に影響が出るとみられる。
自民党の小泉 進次郎議員は「もうすでに、国民の中にまん延している菅政権に対する不審は根強い」と述べた。
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