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(回答先: 尖閣映像流出:海上保安官が庁舎出る…コメントも発表(毎日jp)「政治的主張や私利私欲に基づくものではありません」 投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 11 月 16 日 02:42:09)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/3e2a76562098713557d0be89bc5c58c5
菅直人首相は無様な外交で全世界に恥を曝け出し、仙谷由人官房長官は中国漁船事件ビデオ映像流出でピンチ
2010年11月15日 18時18分38秒 | 政治
◆菅直人首相は、「外交オンチ」ぶりを全世界に曝け出した。中国の胡錦濤国家主席とのたったの22分間の「会話」では、外務官僚の用意したペーパーに目を落としてチラチラ読みながらのこの無様な対談は、恥の上塗りで、胡国家主席は、ほとんど呆れ顔で完全に馬鹿にしていた。
にもかかわらず、菅首相は、厚顔無恥にも「大成果」を得意満面に歌い上げていた。これには、呆れるのを通り越して、絶望感すら苛まれる。こんなことで日本のかけがえのない領土を守れるはずはない。
菅内閣支持率が、時事通信の世論調査で28%台にまで急落しており、このまま「外交オンチ」ぶりが続けば、テンポも早く10%台に転落するのは、もはや時間の問題となる。
◆外交は、相手の顔色、所作などを直視しながら、丁々発止、宥め、すかし、脅しなどの言葉を臨機応変、かつ縦横無尽に織り交ぜながら、わが方の要求を受け入れさせていくところに、妙味がある。
ところが、菅首相は、相手に完全に飲み込まれていた。それどころか、菅首相は、いつもの眠そうな顔つきで、声は、二日酔いでもあるかのような酒やけしたダミ声で、文章をただ読んでいるだけであった。これでは、まったく首脳会談の体を成していない。
菅首相は、文章通り「尖閣諸島は、日本国有の領土」と読み上げ、これに対して胡国家主席は、「自国の領土」とやり返したといい、「だから何だ」というように相手にしようとしない。ロシアのメドベージェフ大統領との会談で菅首相が、北方領土訪問を抗議したの対して「自分の領土に行くのが、どうして悪いのか」とやり返されて、菅首相は、二の句が告げない。ペーパーに応酬話法が書かれていなければ、グウの音も出せない。いやはや、これがわが国の国家最高指導者とは、情けない。領土どころか、個々の国益すら守れるわけがないのである。
だが、民主党代表選で小沢一郎元代表ではなく、菅直人首相を選んだ民主党員・サポーターが多かったのだから仕方がない。これが、衆愚政治の実態である。かの福沢諭吉翁がが、「愚民の上に苛き政府あり」と嘆いた気持ちがよくわかるというものである。
◆そのうえ、中国漁船衝突事件における仙谷由人官房長官の「政治判断ミス」が、ここにきてようやくはっきりしてきた。事件のビデオ映像をユーチューブに投稿したと名乗り出た海上保安官(43歳)を国家公務員法(守秘義務)容疑で取り調べていた警視庁捜査1課と検察庁が11月15日夕、「逮捕見送り」を決めたからである。
仮に逮捕、起訴した場合、困るのは、このビデオ映像を恣意的に突然「秘密扱い」にしてしまった仙谷官房長官とその上の菅首相の2人である。外交関係、それも米国と中国両国の関係を本当に秘匿したかった部分を公開法廷で文字通り公開せざるを得なくなり、海上保安官を見せしめ有罪にするだけでは、済まなくなってしまう。ビデオ映像は、10時間以上もあり、そのうち、海上保安官が投稿したのは、わずか「44分もの」にすぎない。少なくともその前の「1時間46分」とさらにその前の部分に、米中両国が公開されては困る映像が鮮明に写っているのである。この辺りの真実については、これまで数回にわたって「有料ブログ」で説明してきたので、参照されたい。
◆もう1つ付言すれば、取調べを深めていくと、名乗り出てきた海上保安官の仲間たちを芋ずる式に逮捕、起訴せざるを得なくなる。そればかりか、その背後にチラついている「米国CIA」との関係に踏み込んでいかなくてはならなくなる。もっと深刻なのは、「米国CIA」が人工衛星によりビデオ映像を傍受した可能性が大であり、ここにもメスを入れる必要が高まる。米国、英国、カナダ、オーストラリアなどが世界中の通信を傍受している防諜機関「エシュロン」も、当然、このビデオ映像を傍受していることも頭に入れておかなくてはならない。仙谷官房長官が大騒ぎすればするほど、自縄自縛に陥る構図となっていることを忘れるべきではない。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
菅直人首相が自慢している日本が受注したベトナム初の原子力発電所は、いまや時代遅れ
◆〔特別情報@〕菅直人首相とベトナムのズン首相がハノイで会談(10月31日)し、発電用原子炉2基の建設を日本が受注することで合意したことを、菅首相は、自分の手柄として自慢している。東京工大理学部応用物理学科卒の原子物理学専門家であるだけに、いわば得意分野と言いたいところであろう。
日本は、中部ニントゥアン省で計画されているベトナム初の原子力発電所(出力400万キロワット)計4基の原子炉のうち、日本が建設請負受注に成功したのは、第2期工事分だ。2014年に着工し、2020年の運転開始を目指すという。けれども、いまの原子炉をそんなに自慢ばかりしてはいられない時代に移りつつある。それは、ウランを原子燃料に使う原子炉が、もはや時代遅れになってきているからである
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