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http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42231184.html
尖閣ビデオ流出と横田めぐみDNA鑑定書未流出
2010/11/12(金) 午後 0:47尖閣中国漁船拿捕問題
第5管区海上保安本部(神戸市)所属の巡視艇「うらなみ」主任航海士(43)が「ユーチューブ」に尖閣ビデオを投稿したことを10日午前9時、洋上勤務中に船長に申し出たと、鈴木海上保安庁長官が午後の衆院予算委員会で明らかにした。
海上保安庁はすでに8日、被疑者不詳のまま国家公務員法守秘義務違反や不正アクセス禁止法違反などの容疑で東京地検と警視庁に刑事告発しているが、守秘義務違反には当たるまい。
当人は任意同行を求められる数日前に読売テレビ記者と会い、「これを機密とするのであれば、時の政府が自身に都合の悪いことはすべて機密にしてしまえば、何をやっても許されるのではないだろうか」との直筆メモを残したと、同テレビが11日のニュース番組で取材した記者の話として報じた。
これが事実なら、ビデオ映像流出は国民の知る権利という公益に資するものであり、守秘義務には当たらるまい。
責任論のすり替えがあちこちでみられるが、最大の責任は、日中が三十年以上も暗黙のうちに守ってきた先送り合意を一方的に破棄する拿捕指令を出して船長を逮捕し、中国側が反発すると船長釈放へと豹変した前原前国交相・現外相にあることは自明である。
仙石官房長官がビデオ公開を否定したのも、同じ凌雲会グループの前原氏を庇ってのことと思われる。中国への外交的配慮との声もあるが、手前勝手な憶測であろう。ビデオが中国の国内ネットで回覧されているように、中国政府はむしろビデオ公開を歓迎しているふしがある。
石原慎太郎東京都知事がフジテレビの新報道2001(10月24日)で「海に落ちた海保職員を中国船員がモリでついた」と風聞を流し、佐々淳行元内閣安全保障室長らが「複数の関係者から聞いた」と石原氏を持ち上げたが、いずれも悪質な嘘であることが日刊ゲンダイが海保に確認して明らかになった。
反中感情を煽るその種の嘘や憶測が飛び交い、不必要に日中が対立するのもビデオを非公開にしたためであり、今からでも残るビデオ全てを国民に公開するべきである。
http://gendai.net/articles/view/syakai/127375
実は、全く同じことが自民党政権時代に拉致問題で起きている。
北朝鮮側が遺族に渡して欲しいと引き渡した横田めぐみさんの遺骨について、日本側はDNA鑑定を行い、細田官房長官が「横田めぐみさんの遺骨ではない」との「鑑定結果」を発表し、偽遺骨説がメディアから一斉に流れた。
しかし、細田官房長官が発表した「鑑定結果」は鑑定人の吉井帝京大講師が作成した鑑定書の重要部分を隠した欠陥文書でしかない。6分に録画編集されて一部国会議員に公開された尖閣ビデオと似ているが、肝心な部分を伏せており、より悪質と言える。
細田官房長官は「世界最高の鑑定人が鑑定した」と吉井講師を持ち上げたが、吉井氏は直後に英科学誌『ネーチャー』のインタビューで「自分は高熱処理した遺骨を鑑定した経験がない。過度に反応する試薬を用いたので、鑑定には科学性がない」と述べている。横田めぐみと異なる二つのDNAが発見されたのは遺骨を拾った人物の体液(汗など)が骨に浸透し、試薬に反応したというわけである。
つまり、細田氏が発表した「鑑定結果」は細田氏の政治的な判断であり、科学的には遺骨が横田めぐみのものであった可能性が否定できない。
横田めぐみの遺骨を夫から引き渡されたのは04年11月に訪朝した薮田三十二前外務次官だが、彼は朝日新聞とのインタビュー(9月9日)や最近の著書でも肝心のことを語っていない。
北朝鮮側は「国民を納得させる必要があると、平身低頭して遺骨引渡しや現地調査を頼み込んでおきながら、約束を守らなかった」と憤慨している。
それと関連して、ジャーナリストの田原総一朗氏がテレビ朝日番組『朝まで生テレビ』で「横田めぐみさんや有本恵子さんは外務省も生きていないことはわかっている」と発言した。
それに対して有本恵子の両親が精神的苦痛を受けたとして慰謝料を求める民事訴訟を起こし、神戸地裁は外務省幹部への取材テープの提出を命じる決定を出した。これに対して田原氏は「取材源の秘匿を前提に口外しないことを約束したやり取りが録音されており、守秘義務を負っている。開示されれば、取材の自由に危機的な影響を与える」と主張し、大阪高裁に即時抗告した。
金正日総書記が小泉首相との会談で「5人生存、8人死亡」と通告し、小泉首相はそれを受け入れて日朝ピョンヤン宣言に署名している。
それに随行した薮中氏ら外務省幹部が「横田めぐみさんや有本恵子さんは外務省も生きていないことはわかっている」と発言するのは当然の成り行きと言える。
事実を明確にするために、吉井講師が鑑定した鑑定書全文を明らかにすることが必要である。
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42196339.html
産経「主張」の身勝手なビデオ公開論とその狙い
2010/11/4(木) 午後 0:15尖閣中国漁船拿捕問題
尖閣沖での中国船拿捕ビデオの全面公開が必要だ。中国側にも、海保による情報操作の疑いがある編集録画ではなく、全面公開を求める声が高まっている。
「尖閣ビデオ公開騒動は島国的な一人相撲」でも指摘したように、「銛で突いた」(石原慎太郎)といったデマを流布し、日中対立を煽って一儲けしようとの火事場泥棒的な言説が飛び交っており、一日も早く事実を明確にすることが必要である。
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42187668.html
今日の産経新聞「主張」は「国の信頼かかる全面公開」を求めるが、勝手に邪推し勝手に怒るいつもながらの産経的思考方式であり、私が求める全面公開論とは観点も趣旨も異なる。
一般論としてみれば、拿捕行為であることは明らかである。海保は「中国漁船が巡視船にぶつかってきた」と主張するが、常識的にみて、130余トンの漁船が9倍もある頑丈な巡視船に自分からぶつかることはありえない。逃亡しようとして進路を巡視船に妨げられ、衝突したと考えるのが普通である。
そうでない特殊な事情があるとしたら、挙証責任は海保側にある。
国際法上は拿捕とすべきところを、「中国漁船衝突事件」「公務執行妨害罪」などと言い張るのは、やましいところがあるからではないのかと勘ぐられても仕方あるまい。
前原国交相(当時)が拿捕を指示し、海保が従ったと考えるのが合理的だ。ビデオを見て前原氏が「悪質だ」と逮捕を指示したとされるが、そんな時間的余裕があろうはずもなく、現実的にはありえないシナリオである。
問題の産経「主張」はそうした冷静な議論を飛ばして、 「ビデオの映像は日本の行動が正当であることを示す」云々と先入観で断定する。到底、理性的な態度とは言えない。
そうして、「限定公開は中国政府に遠慮したためだろう」と身勝手な憶測を逞しくし、「だが、中国外務省は限定公開の映像についてすら『日本側の行為の違法性を覆い隠すことはできない』と非難した」と勝手に怒っている。
過去の慣例を破って喧嘩を売っておいて、「遠慮」云々もなかろう。子供が駄々をこねているようなものである。
中国側が抗議するのは当然ではないか。
産経的な没論理的な感情論は、理性ある人に通じる代物ではない。
だが、比較的若い層には簡単に影響される傾向がみられ、ネットでは極端な反中的言辞が飛び交っている。一部無党派層に、民主党批判から自民党支持への回帰現象をも生んでいる。
それが産経の狙いではないのか。
それを裏付けるように、「全編を一般公開した場合、中国がAPECへの首脳の出席を拒否することを菅政権は恐れているふしがある。『弱腰外交』との国際的烙印も決定的になってしまうだろう」と、「ふし」などと邪推し、強引に政局に結び付けている。
フジ=サンケイグループには一定の傾向が顕著に見られる。
「石原慎太郎核武装妄言とフジテレビの核武装世論調査」で指摘したように、10月24日のフジテレビ「報道2001」には石原都知事が生出演して「水中に落ちた海保職員を中国船員が銛でついた」と噂話をさも本当らしく吹聴し、反中感情を煽っている。
しかも、石原は週刊文春 (10月7日号)で「石原慎太郎激白!『ヤクザ国家には核武装』」と、中国をヤクザ国家呼ばわりし、対抗して核武装を主張して物議を醸していたが、その石原を登場させた同番組は「他国からの軍事的脅威に備え、日本も核武装をするべきだとの意見があります。あなたはこれに賛成ですか」と設問した世論調査の結果を流した。
http://blogs.yahoo.co.jp/lifeartinstitute/42153016.html
これはヤラセではないか。反中感情を悪用して日本の核武装世論を醸成しようとしていると批判されても仕方あるまい。
系列誌の月刊誌『正論』12月号は「異論暴論 国民よ覚醒せよ! 核武装以外に独立の方途なし」とより露骨である。
フジ=サンケイグループがグループ挙げて反中親米、日本核武装へと世論を誘導していると見て間違いあるまい。これは明らかに極右である。読者、視聴者は無意識に洗脳されないようにメディアの性格を自覚しておく必要がある。
憲法に抵触するその種の放縦な言説までが言論の自由に属するのか、議論の余地がある。産経のネット記事を流しているマイクロソフトのスタンス、責任も当然、問われなければならない。
(新世紀人コメント)
「仙石官房長官がビデオ公開を否定したのも、同じ凌雲会グループの前原氏を庇ってのことと思われる。中国への外交的配慮との声もあるが、手前勝手な憶測であろう。ビデオが中国の国内ネットで回覧されているように、中国政府はむしろビデオ公開を歓迎しているふしがある。」
仙石のビデオ非公開について説得力のある見解だ。流出は仙石・前原・米国のやらせ劇ではないかとも疑う事が出来るが、とりあえずは河さんの見解は説得力がある。
また、チャイナ漁船側に非があればチャイナ側ではビデオをネット回覧しないであろうし、そうでなくても控えるであろうし、またチャイナ当局が押さえ込む可能性が出てくるだろう。ところがそうではないのである。
これは不思議?であり面白い現象ではないか。
日本の海保保安官の暴露?をチャイナは嫌ってはいないのだ。
日本国内でインチキ右派だけが喚きまくっているだけなのだ。
海外は総て余裕を持って見物している。
可笑しな現象ではないか。
それにしても、「モリで突いた」と珍太郎が発言したのは驚いたな。もしもそうならば、それこそ海保保安官の中から内部告発がある筈だ。
困るよ珍太郎さんよ。築地移転の方が大事だろう。難しい問題からはいつも逃げて馬鹿騒ぎばっかりやるんだから。だから一橋大学を出ても公認会計士にはなれず(志望していた)エロ張り小説で不幸にも文壇デビューする事になってしまったのだ。菅と余り変わらん奴だ。
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