http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/557.html
Tweet |
尖閣ビデオ流出問題やAPEC首脳会議での日中、日米、日ロのトップ会談が大きな話題になっているが、その陰に隠れてしまったニュースで、看過してはいけないものがあった。
それは、12日のいわゆる「布川事件」再審第5回公判である。
布川再審 再び無期求刑 検察「任意の自白」強調
検察側は論告で、「両被告には全く改悛の情が認められず、厳罰をもって臨む必要がある」と述べ、40年前の一審と同様、無期懲役を求刑した。
(中略)
「検察側の立証が崩れているのが明白な中、ばかげている」―。
公判後、桜井さんは、またも無期懲役とする検察側の論告に怒りをあらわにした。杉山さんも、「一貫して主張しているアリバイを否定され、頭に来る」と語気を強めた。
(中略)
再審のあり方 検討が必要
確定判決で有罪の根拠となった証拠の信用性に疑問が生じてやり直しとなった裁判で、検察側が再び無期懲役を求刑したのは、「無罪を示す決定的な証拠もなく、再審開始で無罪が決まったわけではない」との立場を貫いたためだ。検察自身が、現場遺留物のDNA型鑑定で真犯人が別にいると判断した足利事件とは異なる。だが、検察側は、新たに求めたDNA型鑑定を却下され、結局、自白中心の立証を繰り返すほかなかった。
こうした姿勢を元東京高裁判事の木谷明・法政大教授は「自白に固執し、有罪にしようとする態度は疑問だ」と批判。弁護団も「43年間も犯人扱いされた2人の救済を、これ以上遅らせるべきではない」と反発する。
(11月13日読売新聞38面)
どう考えても無罪の可能性が高いと言われる仮釈放された方々に、無期懲役を求める検察の態度は、理解に苦しむ。検察官である前に人間としての心を持ってほしいものだ。
来年3月の判決が待ち遠しいものである。
内閣府は7−9月期の国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で3.9%のプラス成長と発表している。
エコカー補助金の打ち切りやたばこの値上げによる駆け込み需要、例年より暑い夏であったため等が理由による個人消費の伸び等のおかげでの成長と見る人が多い。
10−12月期はマイナス成長ではないかという先行きに対する懸念の声が、識者から既に出始めている。
政治の名において、活力ある社会にしなくてはいけない。
http://www.muneo.gr.jp/html/flash_index.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK99掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。