http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/544.html
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尖閣ビデオ流出によって、菅政権の外交姿勢に対する国民の不満は頂点に達している。領土問題に取り組んできた原口一博・前総務大臣は、「民主党のレゾンデートル(存在価値)が問われている」という。原口氏を直撃した。
―官邸もマスコミもビデオ流出の犯人探しに躍起になっていたが、この状況をどう見ているか。
「あのビデオはいち早く政府が公開すべきもので、情報の開示が遅れること自体がおかしいんです。そもそも流出させた者を何の罪で起訴するのか。公務員の守秘義務違反というが、あのビデオの何を『守秘』したいのか。
まず政府が守秘したことの合理性を説明する必要があると思います。2001年に奄美沖で北朝鮮不審船が海保巡視船と交戦した事件が起きたときには、映像が出ていました。今回はそれとどう違うのか、理解できません」
―あなたが、ビデオを流出させた行為を「国家への反逆だ」と発言した、と報じた新聞もあるが。
「それは全く逆の趣旨で伝えられています。まず、『国家への反逆』といったのは私ではなく、同じ会合に出ていた鳩山前首相です。私はそれを受けて次のようにいいました。
これをビデオ流出という小さな問題にしたら絶対にいけない。もし役所がやったとすれば、確かに国家への反逆に近い。しかし問題は、なぜそこに向かわせたのかということだ、と。
つまり、問題は『誰が流したか』ではなく、『なぜ情報を公開できなかったのか』ということです。いち早く情報を公開し、『領土問題は絶対に存在しないのだ』というメッセージを世界にしっかり伝えるべきでした」
※週刊ポスト2010年11月26日・12月3日号
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101115-00000002-pseven-pol
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「情報クーデターなら大変厳しい」と鳩山前首相 :読売新聞
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像が流出した問題について、6日も与野党から発言が相次いだ。
民主党の鳩山前首相は佐賀市内の会合で講演し、今回の問題を「情報によるクーデターを政府の人間が行うのは大変厳しい話だ。海上保安庁など正義を守らなければならない方々の誰かが、『俺たちの正義はこうだ』という思いで情報を流している」との見方を示した。
原口一博前総務相も同じ会合で「役所がやったとすると、国家への反逆だ」と述べた。
枝野幸男幹事長代理はBS朝日の番組で、「(流出は)内閣に責任がある。この10年、20年の間にネットが普及した。情報管理のあり方を変えないといけない」と強調した。
自民党の谷垣総裁は福岡市内での街頭演説で、「わが国の危機管理は一体どうなっているのか」と批判。たちあがれ日本の平沼代表は岡山県津山市での会合で、「最初にすべてを公開していれば、こうした犯罪者を出すこともなかった」と述べた。
(2010年11月6日20時50分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100924-728653/news/20101106-OYT1T00581.htm
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