http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/437.html
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警察ジャーナリストの寺澤有氏が仕事上関係が深い、亡くなった黒木昭雄氏に今年7月25日インターネット報道番組『野良犬ジャーナル〜事件の真相を追え!〜』で、黒木氏が追っていた岩手同姓同名少女殺害事件のインタビューをしている。黒木氏の最後の映像だそうでその全編を公開した。極めて不可解な捜査が浮き彫りになっており、警察の不祥事が色濃く臭うインタビューである。映像は記事アップの関係で文末から1〜10の順になっている。
(Takeru)
(転載開始)
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黒木昭雄さんの最後の映像(1〜10)【寺澤有 ザ・インシデンツ】
http://www.incidents.jp/news/
黒木昭雄さんの最後の映像(10=了)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 16:45
黒木昭雄「これからも(佐藤梢さん殺害事件を)追及していく。いくつか(取材の)やり残しがある。しかも、それはかなりググッといくやつ。もし、それが成功したら、かなりググッ」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(10=了)
http://www.youtube.com/watch?v=n5P82EsR_jc
黒木昭雄さんの最後の映像(9)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 16:30
黒木昭雄「ちょっとカッコつけていうと、ジャーナリストとしての性(さが)。終わった事件を、自分が変だなあと思いはじめて、1枚、2枚、めくっていったら、新たな事実がどんどん出てくる。そうしたら、ふつう、やらないですか」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(9)
http://www.youtube.com/watch?v=-cEezFJdBeo
黒木昭雄さんの最後の映像(8)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 16:15
黒木昭雄「小原(勝幸容疑者)は殺されていると思っている。その犯人が(佐藤)梢さんを殺している可能性を考える。警察はそれらを全部知っていて、死人に口なし、安心して、小原勝幸に懸賞金までかけた。小原を(佐藤梢さん殺害の)犯人と断定できる理由は、どこにもない」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(8)
http://www.youtube.com/watch?v=38eTcOBqiDU
黒木昭雄さんの最後の映像(7)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 15:50
黒木昭雄「岩手県警も非常に困った。小原勝幸(容疑者)が(恐喝)被害を受けていた事件に関して、突っ込まれるのは非常に嫌だった。ところが、警視庁出身のうるさいジャーナリストがいちばん痛いところを突いてきたので、岩手県警は警察庁に泣きついた」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(7)
http://www.youtube.com/watch?v=xu3jFj5qF8A
黒木昭雄さんの最後の映像(6)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 04:25
小原勝幸容疑者 黒木昭雄「懸賞金というのは、規定からいうと、事件の発生から6カ月を経過したもの(にかけられる)。4カ月で、2カ月前倒しで、(小原勝幸容疑者に)懸賞金をかけちゃってるんですよ。これ、変じゃないですか」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(6)
http://www.youtube.com/watch?v=a08CeCQGA9U
黒木昭雄さんの最後の映像(5)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 03:10
黒木昭雄「この事件に関して、岩手県警がちゃんとした捜査をしないので、警察庁に伝えた。ところが、警察庁がちゃんとした指揮をしないので、(当時の)国家公安委員長(中井洽衆議院議員)に対して、なんとかしてほしいというものを書いたわけだけれども、警察庁から戻ってきたのは、ボクの名前を入れても4行。『黒木様からの書面を拝見しました。国家公安委員会は警察庁を管理する行政委員会であり、ご指摘のような個別の事案には対応できませんので、ご理解ください』」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(5)
http://www.youtube.com/watch?v=fVEdfiLWhKg
黒木昭雄さんの最後の映像(4)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 01:20
黒木昭雄「小原勝幸(容疑者)という人物は、恐喝事件については被害者である。小原容疑者は、一方では被害者で、一方では容疑者である。当時、(小原容疑者が)交際していた佐藤梢さんは(同容疑者が恐喝されていた120万円の)保証人。その友だちである(同姓同名の佐藤)梢さんが殺されている。これをはたして、一般の視聴者も含めて、別々の事件だと考えるのか、それとも1つの事件だと考えるのかが非常に重要だと思う」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(4)
http://www.youtube.com/watch?v=guo4m30XbR4
黒木昭雄さんの最後の映像(3)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 11日(木曜日) 14:45
黒木昭雄「2007年5月1日、小原(勝幸)容疑者が、実は、恐喝の被害を受けていた。『現金120万円をよこせ』と。そのときに保証人の名前として、当時、(小原容疑者が)交際していた『佐藤梢』さんの名前を書いてしまった」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(3)
http://www.youtube.com/watch?v=oY9jVpa7WWI
黒木昭雄さんの最後の映像(2)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 11日(木曜日) 11:10
黒木昭雄「小原(勝幸)容疑者は右手に重傷を負っていた。病院の先生からもいろいろ話を聞いたところ、『あの右手では、人の首を絞めたりできない』と」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(2)
http://www.youtube.com/watch?v=z9ygfCI_XHw
黒木昭雄さんの最後の映像(1)
筆者 - 寺澤有
2010年 11月 10日(水曜日) 00:25
黒木昭雄さん通夜 11月2日、元警視庁巡査部長でジャーナリストの黒木昭雄さんが練炭自殺とみられる遺体で見つかった。享年52歳。
黒木さんは1976年4月に警視庁に採用され、警察署や自動車警ら隊で薬物事犯の検挙に活躍。同事犯の検挙実績は200件を超え、覚せい剤取締法違反事件で警視総監賞19回を獲得している。
1999年2月、黒木さんは警視庁を退職し、ジャーナリストへ転身。同年4月に発表された処女作『警官は実弾を込め、撃鉄を起こした』(草輝出版)で、「警察組織は、もはや自浄不能と見切りをつけ、外部から、勇気と信念を以てその巨大な壁に挑戦し、蟻の一穴を穿(うが)とうと、『活字メディアという諸刃の剣』を携えて警視庁を退職し、執筆活動に入ろうと決意したのだ」と書いている。
ここ2年余り、黒木さんが没頭して取材してきたのが、岩手県で発生した佐藤梢さん(当時17歳)殺害事件。警察は、佐藤さんの知人の小原勝幸氏(当時28歳)を被疑者として全国指名手配しているが、黒木さんは合計数カ月間も岩手県に滞在し、捜査さながらの取材を展開したうえで、「同姓同名の『佐藤梢』さんは2人いて、しかも彼女たちは同級生かつ親友。遺体で発見された佐藤さんは、小原氏の恋人の佐藤さんと人違いで殺害された。おそらく小原氏も同一犯に殺害されている」と結論づけた。
しかし、警察は、あくまでも小原氏が佐藤さん殺害の被疑者だとし、マスコミは警察発表を報道するだけか、そもそも田舎の事件だと関心を示さなかった。黒木さんが取材の成果を発表できたのは、一部の週刊誌とテレビ番組、ネットメディア、そして自分自身のブログ『黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」』にすぎない。一方、2年以上の地方取材は黒木さんに数百万円の借金を抱えさせ、今年に入り、「家を売らないといけない」とこぼさせるほどだった。
警察とマスコミに対する黒木さんの絶望は大きく、それに借金苦が重なり、自殺へ追い込まれたといわざるをえない。
7月25日、ジャーナリストの山岡俊介さんと筆者が運営するインターネット報道番組『野良犬ジャーナル〜事件の真相を追え!〜』(生放送)では、黒木さんをゲストに迎え、佐藤梢さん殺害事件の全貌を解説してもらった。
今回、ビデオテープをもとに編集し、黒木さんの遺志を伝えたい。
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(1)
http://www.youtube.com/watch?v=RIMSeQBh11w
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