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株式日記と経済展望
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「仙谷」政権、詰んだな。まさかこんなふうに詰むとまでは思わなかった。
中国と外交対応ができない政権で日本がやっていけるとは思えない。
2010年11月13日 土曜日
◆政府と一体化して尖閣ビデオの“犯人探し”に奔走する、矜持なき日本の記者クラブメディアを嗤う 11月11日 上杉隆
http://diamond.jp/articles/-/10043
テレビ・新聞が「尖閣ビデオ」の犯人探しで喧しい。
朝から晩まで、「どこから漏れた」、「誰が漏らした」かで大騒ぎである。日本のマスコミはいったい何をやっているのだろうか。もはや呆れるというよりも、相変わらずの記者クラブメディアの勘違いぶりを微笑ましくさえ思ってしまう。
いとも簡単に官僚たちのスピンコントロールに乗っかるメディアを持って、日本政府はじつに幸せである。海外の政治家たちがこの状況を知ったら、さぞかし羨ましがることだろう。
世界中探しても、政府と一体となって、貴重な「情報源」を探し暴こうとしてくれるメディアはそう多くはない。菅政権は、優秀なスピンドクターである記者クラブの存在をもっと大事にした方がいい。これは親身なアドバイスである。
今日(11月10日)も、朝のテレビ番組ではキャスターやコメンテーターらが政府の情報管理がなっていない、と声を荒げている。普段ならば、「情報公開」や「国民の知る権利」を声高に叫んでいるのに、今回はそんなことはお構いなしだ。政府と一緒になって犯人探しに躍起になっている。
そうしているうちにも、昨日(9日)、東京地検はユーチューブを管理するグーグルに対して、ビデオの投稿者とみられる「sengoku38」のIPアドレスなどの個人情報の任意提出を求めた。
当然ながらグーグルは、「通信の秘密」、「個人情報保護」の観点からこれを拒否した。だが、東京地検は即日、捜査令状を取り通信記録を押収した。
政府が、国家公務員法違反などの法律上の観点から、こうした措置に出るのはある程度、うなづける。だが、メディアが、言論の自由を踏みにじるような権力側のこうした行為に唯々諾々として認めてしまっているのには、どうしても納得がいかない。
仮に、メディアが投稿者の行為を完全否定してしまえば、それは自らの仕事をも否定することにつながる。私たちジャーナリストの最低限の役割のひとつは、権力の隠す情報を暴き、それを国民に提供することであり、権力から得られるリーク情報なくして、その仕事は不可能なのだ。
なにより、普段から、テレビ・新聞の記者クラブメディアも「独占スクープ情報」、「独占入手」としながらニュースを発信しているではないか。
つまり、記者クラブメディアは自分たちの場合は「報道」であり、ネットなどの通信メディアの場合は「流出」としたいのであろう。それは単に記者クラブメディアの面子の問題であり、奢りに他ならない。
少なくとも、米国では「ユーチューブ」はメディアのひとつとして認められている。そのメディアに権力側の捜査が入ったということは、言論の自由を脅かすことにつながるという危機感はないのだろうか。これでは、仮に今後、新聞社や放送局に東京地検の捜査が入った場合、なにもいえないということになってしまうのではないか。
◆sengoku38の一手で「仙谷」政権、詰んだな 11月12日 極東ブログ
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/11/sengoku38-bf2a.html
「仙谷」政権、詰んだなという感じがした。石にかじりついても頑張った影の薄い菅総理だったが、これでチェックメート。終了か。いや、これでこの政権がすぐに解体するというわけでもないし、総選挙となるわけでもないと期待したい。しかし、もうダメだろう。
私としてはできるだけ穏当な線で推測してきたつもりでいる。だから、尖閣ビデオを巡って中国政府と「仙谷」政権に密約があったという話は避けてきた。それは密約というほどでもなく、外交上通常の信義というレベルではないかと思っていたからだ。
しかし、尖閣ビデオ流出について第五管区海上保安本部海上保安官が名乗り出てから、おそらく彼のシナリオどおりに海保内の状況が暴露されるにつれ、この機密指定はそもそも無理だったなという思いがまさり、であれば、そんな無理を押す理由はなんだったか考えると、やはり密約があったのだろうと推論したほうがどうも妥当だ。
なんの密約か。すでに噂されているのでたいした話ではない。中国政府から尖閣ビデオを公開しないでくれという要望に「仙谷」政権が受諾したというものだ。
それだけ見れば、「で?」みたいな話だし「なーんだ」ということだろう。だが、これがフジタ社員の解放条件だったとなれば、「ほんとかね」と疑問もつのるし、本当だったらと思うとぞっとする。(中略)
保安官のシナリオ(参照)どおり、実際には日本国政府は尖閣ビデオの秘密の管理をしていなかったことが暴露されてしまった。尖閣ビデオの暴露よりも、日本政府の危機管理能力・外交上の信義維持能力の欠落が暴露されたのほうが重大である。
馬淵澄夫国土交通相が映像の管理徹底を海保側に求めたのは10月18日であり、非公開を決めてから10日近くはだだ漏れ状態であった。馬淵国交相は現在、海上保安官名乗り出の官邸報告が2時間も遅れたとして話題(参照)になっているが、中国側としてみれば、問題なのは、このだだ漏れ放置の10日間である。中国は日本の民主党政権に裏切られたことになる。
「仙谷」内閣はここに来て追い詰められた。なんとか流出の犯人を挙げ、「これだけ日本も厳罰化をしています。中国風弾圧政治を我々だって理解しています」と中国政府に向けてご忠誠の首を掲げたいところだろう。だがもう失敗してしまった。ついでに言うと、自民党としては馬淵澄夫国土交通相の首を掲げてご忠誠を示したいところでもあるだろう。
中国側に「仙谷」政権のご忠誠が受け入れられるかどうかは、APECに合わせた菅首相と胡錦濤主席対談の成否でわかる。受け入れられなければ、中国側は「仙谷」政権を信頼できない政府として見捨てたシグナルとなる。
どうなるか。たぶん、ダメだろう。
中国と外交対応ができない政権で日本がやっていけるとは思えない。そしてこの東アジアにあって中国とまともな外交ができない国家に他国からの信頼が得られるわけもない。
「仙谷」政権、詰んだな。まさか、こんなふうに詰むとまでは思わなかった。
なお、APECへの胡錦濤主席出席だが、「アジア四か国訪問に向けた米国オバマ大統領の声明: 極東ブログ」(参照)で東アジアの貿易で中国外しが明確にされた以上、黙って中国がこれを受け入れるはずはなく、この圏内での貿易のプレザンスを示すためにも不参加はありえなかった。
(私のコメント)
民主党は外交で失点を積み重ねていますが、野党だと外交通は育たないのだろうか? 仙谷官房長官は外務省を外して二元外交で中国との関係を拗らせている。外された外務省は臍を曲げて内閣には協力しないようになるだろう。菅首相は外交には素人である事がはっきりと示されてしまった。そこで仙谷官房長官に丸投げしたのだろう。
民主党には外交戦略というものが無い。自民党はアメリカべったりというのが外交戦略であり、だから自民党はアメリカに見捨てられて政権を失ってしまった。仙谷官房長官は中国を後ろ盾にして政治を仕切ろうという腹積もりだったのでしょうが、尖閣問題で足元をさらわれてしまった。ロシアにも失点を重ねていますが、素人だから外交のイロハが分からない。
親米派はアメリカとの関係が悪化したから中国やロシアが出てきたという事を言っているが、事大主義的であり日本という国家の軸が無い。それは自民も民主も同じであり、最終的には国家は自国で守る気概がなければ周辺国に乗っ取られてしまう。中国もロシアもアメリカもヤクザ国家であり、裏に回れば仁義なき戦いの世界だ。
フジタの社員が4人スパイ罪で捕まりましたが、スパイだから銃殺される可能性もあった。中国という国はそういう国家であり、フジタもそれを覚悟で中国に進出しているはずだ。だから社員が4人捕まっても自己責任で解決すべきだろう。日本企業は安易に中国に進出することは国益を害するのであり、進出した日本企業は中国の人質なのだ。
だからレアアースの禁輸も想定されていた事態であり、レアアースを買い溜めしていなかった企業も自己責任なのだ。中国にしかレアアースがないと言うのなら手のうちようもありませんが、レアアースは世界中にある。結果的に中国のレアアース禁輸は自分で自分の首を絞める結果になるだろう。
政治ばかりでなく日本のマスコミも同じようなものであり、アメリカバンザイ中国バンザイをやっている。既得権益を守る為には国益にそむくような事も平気でやるし、尖閣のビデオが出たとしても中国を慮って揉消す可能性があったからユーチューブに投稿されたのだろう。
それだけマスコミが国民に信用されなくなってきており、国民のテレビ離れ新聞離れが進んでいる。ユーチューブを見ていたほうが面白いからテレビは見なくなったのだろう。これではスポンサーもテレビや新聞からネットに広告を切り替えるだろう。今やユーチューブとニコニコ動画がテレビの代わりになっている。
本来ならばマスコミは、東京地検がユーチューブに捜査が入った事に対して危機感を持つべきですが、捜査という言論弾圧が行なわれるようになってもいいのだろうか? 本来ならば情報源は守るのがマスコミの常識だ。これから何かがあればユーチューブ等のネットに捜査が入って個人情報が地検や警察にもたらされる様になる。
上杉氏はそのことを指摘しているのですが、尖閣のビデオが国家機密であるのかもはっきりしない。仙谷政権も失点を重ねて先は永くは無いだろう。菅内閣の支持率も30%を割ったという話ですが、公務執行妨害をした中国人船長は釈放して、国家機密でもないビデオを公開した日本人は捕まえる売国内閣だ。
外交などでは政治家としての資質が問われますが、器の小さな人物ばかりで、少し脅せば簡単に言う事を聞くような政治家ばかりだ。政治は駆け引きが出来なければ交渉になりませんが、日本は全部相手に丸投げしてしまう。ビデオを見せるなといわれればそうするし、レアアース禁輸されても対抗措置が取れない。日本企業を全部中国から引き揚げさせればいいだけの話だ。どうせ今のままでも工場は中国に接収されるだろう。
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