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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101111/stt1011112359013-n1.htm
民主党の国会議員の多くが、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像流出事件に対して、人ごとのような態度をとっている。各議員グループが11日、定例会合を開いたが、流出事件には触れず、一部で馬淵澄夫国土交通相の擁護論が出た程度。政権を揺るがす大きな事態に直面すると貝のように口を閉ざす、民主党議員の体質は変わっていないようだ。(榊原智)
定例会を開いたのは前原誠司外相、野田佳彦財務相、鳩山由紀夫前首相、樽床伸二前国対委員長の4グループだが、流出事件は野田グループ以外では出なかったも同然だった。
なぜ話題にしないのか−。前原グループの議員は「前原さんも仙谷(由人官房長官)さんも欠席した。質問する相手がいないので、誰も触れなかった」。樽床グループ幹部はいう。「マスコミの餌食になるような、もめ事を増幅する話はしない」
自民党政権時代に、同党の派閥総会が、議員の声を発信する場として機能してきたのとは対照的だ。
唯一、流出事件に触れた野田グループ会合でも、出てきたのは馬淵氏の擁護論だけだった。
「馬淵さんはどうなるんだろう」
「野党がいきなり馬淵さんの責任を言うのはおかしい。鈴木久泰海上保安庁長官(の引責)はわかる。仙谷さんの理屈はもっともだよね」
11日昼、国会議事堂隣の衆院第1議員会館会議室で始まった野田グループの会合には、野田氏や蓮舫行政刷新担当相は欠席。約20人のメンバーがタコライスをほおばりながら意見交換をしたが、政治家の意見交換どころか雑談レベルだ。
岡田克也幹事長ら執行部は当然口が重い。記者会見では「責任論はまだ早い」。さらに「(民主党政権が唱える)政治主導と、具体的に責任を取ることはイコールではない」と述べ、記者団を唖然とさせた。輿石東参院議員会長も「真相解明中。軽々にコメントすべきでない」とした。
ただ、民主党議員も世論の菅政権への厳しい反応を知らないわけではない。
山口壮政調筆頭副会長は11日夜、記者団に「最初からビデオを全部明らかにしておけばよかった。海上保安官には不満があるだろうが、馬淵氏まで責任を取るのは酷だ」とこぼした。
輿石氏も今後の対応について聞かれると「捜査の進行状況とともに政府の対応も変わってくる。公開を前提に考えていけばいい」と述べた。
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