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毎日新聞 11月11日(木)22時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101111-00000121-mai-pol
11日告示された沖縄県知事選(28日投開票)で、民主、自民両党はともに党本部としての候補擁立や推薦を見送った。最大の焦点は、日米が合意した米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設問題。党本部と県連、候補者の間で移設先を巡る思惑が入り乱れ、複雑な展開をたどった結果だ。
民主党の岡田克也幹事長は11日の記者会見で「無理に政策の違う人を推さなかったのは政党としての誠意と受け止めてもらいたい」と、辺野古移設を堅持する考えを示した。
党本部は候補擁立断念を「忸怩(じくじ)たる思い」(渡辺周選対委員長)としているが、過去に条件付きで辺野古を容認した現職の仲井真弘多氏への「暗黙の支援」というのが現実だ。北沢俊美防衛相も衆院安全保障委員会で「政府と真剣に議論する沖縄にできればありがたい」と語った。
それでも、県内移設反対を掲げる新人の伊波洋一前宜野湾市長を推す議員も少なくない。同日昼の代議士会で、伊波氏支持の玉城デニー衆院議員(沖縄3区)が「私たちの主体的な行動を後押ししてもらいたい。民主党への県民の思いは大きい」と発言すると、拍手が起こった。
自民党の谷垣禎一総裁は記者会見で「鳩山政権が沖縄県民の感情をもてあそび(辺野古移設が)ぐしゃぐしゃになった。仲井真氏が県外と主張するのはやむを得ない」と述べ、「できるだけのことをしたい」と仲井真氏支援を約束した。
とは言え、党幹部は「相手陣営から、自民党は県内移設じゃないかと言われたら仲井真氏に迷惑がかかる」と沖縄県入りに二の足を踏む。一方、前回に続いて仲井真氏を推薦した公明党の山口那津男代表は「自民党と足並みをそろえて支援したい」と語った。
伊波氏を推薦する共産党の志位和夫委員長は「仲井真氏が勝てば辺野古の交渉の余地ありとみて、政府もそこに期待をかけている」と候補擁立を見送った民主党を批判。社民党の重野安正幹事長も「県内移設を断念せざるを得ないという結果を出すため全力を挙げる」と語った。
【影山哲也、念佛明奈】
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