http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/299.html
Tweet |
多くの国民が選挙で選んだはずの鳩山内閣を辞任に追い込んだ大きな要因に、多くのデマや嘘報道があった。
特にわかりやすかったのが口蹄疫の騒動で、このサイトには当時流れていたデマと実態が分かりやすく整理されている
http://anond.hatelabo.jp/20100510214137
さらに注目するべきは、これらのデマに流されない実態の情報を発信していたのは、実務を行っていた官僚であったという点だ。
当時、口蹄疫の騒動は何か変だと思っていた人は私以外にも何人かいたようで、デマへの反論を試みていた
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1515711432&owner_id=18424806
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=53705374&comment_count=243&comm_id=13263
(このログは非常に長いのですが、翡翠塵という人の発言とそれへの執拗な個人攻撃に注目してみてください)
正直に言うと自分は生物学系はあまり得意ではないため、口蹄疫関係の嘘の情報への反論は非常に困難だった。後になって嘘なことが分かったとしても鳩山内閣が辞任してしまった後では意味がない。そんな中みつけた上記の農水官僚の専門知識に基づいた情報は、非常に強力な反論の材料となった。
この騒動で私は実感した。
専門家の情報や意見とは、なんと重要なんだ!!!
専門家の重要性は、非常に多くの人が認識している。私が子供の頃にこんなことがあった。当時子供だった私は、お金持ちの親戚にこんなことを聞いた
「大学の学費貸して」
それに対する親戚の返答は以外なものだった。
「親戚一族の中に医者がいないから医学部に行くなら出してやろう」
医学部の学費といえば相当な金額だ。しかし、それでも信頼できる(血縁関係のある)専門家がいることの重要性を、多くの親戚が認識していたらしく、反対する人はいなかった(でも医学部行かなかったけどね)。
口蹄疫に限らず、世の中は嘘情報だらけなことを人生の先輩達は知っていたのだけれど、よくTVなどでコメントしている大学の先生なんかは、嘘はつかないのだろうか。技術系の分野の勉強をしたことがある人ならほとんど知っているだろうとは思うけれど、技術系の特に学者の世界は欧米主導の世界だ。このインフルエンザワクチン選定に関するエピソードは良くその実態をあらわしている
http://www.asyura2.com/07/gm14/msg/335.html
最近あった騒動では権威ある雑誌が植民地支配の為に嘘情報を載せるようなことも起きている
インドを怒らす超細菌騒動 2010年8月20日 田中 宇
http://tanakanews.com/100820superbug.php
学者が信頼ならないなら、国民に奉仕するはずの専門家である官僚という人達に注目してみよう。
私物国家 広瀬隆著
http://www.asyura2.com/sora/bd8/msg/210.html
という本では、様々な政治家と官僚が血縁関係にあることが家系図つきで指摘されている。確かに政治系官僚で特に事務次官クラスのトップは様々な悪いこともしているかもしれない。しかし官僚と一言に言っても、1種2種採用や技術系官僚から政治経済系など様々な人達がいる。これらをすべて悪と決め付けるのは非常に危険だ。特に前述の農務官僚などの技術系官僚は欧米の支配を受けにくいシステムの中にある、非常に貴重な専門家達なのだ。口蹄疫の騒動の時に、多くの大学の先生方がデマを否定するでもなく無視を決め込んでいたことを思い出そう。似たようなことは前述の
インフルエンザワクチン選定のエピソードでも起きていた。
http://www.asyura2.com/07/gm14/msg/335.html
>>日本からも大学教授が30名ほど参加しているのに誰もこれに反対しなかった。
欧米に支配が及びにくいシステムの中にいる官僚、特に技術系官僚は攻撃すべきでないと私は主張したい。彼らの多くは我々国民の側の人間である可能性が高い。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK99掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。