http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/288.html
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素人裁判員に死刑判決を求めるであろうこの裁判。かつて「個人を特定できる」「名探偵」などとマスコミでもてはやされていたDNA鑑定は、足利事件など扱いによっては冤罪を生むことが判明している。
被告が完全否認しているこの裁判では、検察側は「まじめに鑑定してる」とアピールしたい様だが。仮に「捏造」があったとしたら、素人裁判員に何を基準に判断できるというのか。
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101110/trl1011102243017-n1.htm
「1京5千兆人に1人」DNA型の頻度を裁判員裁判で証言
2010.11.10 22:42
高齢夫婦を強盗目的で殺害したとして強盗殺人などの罪に問われた白浜政広被告(71)の裁判員裁判の第5回公判が10日、鹿児島地裁(平島正道裁判長)であり、侵入口とみられる窓の網戸に付着していた細胞片が、白浜被告のDNA型と一致したことを県警科学捜査研究所(科捜研)の技官が証言した。
DNA型の出現頻度について、技官は「約1京5600兆人に1人の確率」(1京は1兆の1万倍)とし「白浜被告のものであることはほぼ間違いない」と説明した。
弁護側は「細胞片が残っていないため再鑑定ができず、本当に一致するか証明できない」と主張しているが、技官は「細胞の数が少なかったため、全量を鑑定に使った」と話した。
起訴状によると、白浜被告は昨年6月、強盗目的で無職、蔵ノ下忠さん=当時(91)=方の窓ガラスを割って侵入、蔵ノ下さんと妻、ハツエさん=同(87)=をスコップで殴って殺害したとしている。
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http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20101110ddlk46040523000c.html
鹿児島・夫婦強殺:「凶器で窓割り侵入」 科捜研職員ら証言−−公判 /鹿児島
鹿児島市下福元町で09年、高齢夫婦を殺害したとして強盗殺人罪などに問われた同市三和町、無職、白浜政広被告(71)の裁判員裁判の第4回公判が9日、鹿児島地裁(平島正道裁判長)であった。県警科学捜査研究所の職員ら4人の証人尋問があり、検察側が侵入口と主張する割れた掃き出し窓は、凶器とされるスコップで割られた可能性が高いことを証言した。
科捜研の職員は、掃き出し窓と破れた網戸のアルミ枠の傷にスコップの材質の鉄が、またスコップにもアルミの付着があったこと明かし「相互の付着が一致した。スコップで網戸と窓を突き破るようにたたき割ったと考えてほぼ間違いない」と述べた。
さらに、土砂を鑑定した警察庁科学警察研究所の技官も出廷。掃き出し窓のレールにあった土砂と、スコップに付いていた土砂に同種の種子が含まれていたことなどから「同じ土砂に由来すると考えて矛盾はない」と証言した。この土砂は、被害者の蔵ノ下忠さん(当時91歳)方の母屋に近い畑の土砂とも符合したという。
検察側は初公判で、破れた網戸とガラス片から採取した細胞片のDNA型と指紋が、白浜被告と一致したことを明かした。凶器とされるスコップを使って侵入したことを立証することで、侵入と殺害の関連性を裏付ける狙い。10日には、細胞片を採取・鑑定した証人を呼び、白浜被告の「犯人性」の立証を行うという。
一方、指紋やDNAは「何者かにねつ造された」と無罪主張する弁護側は、鑑定に用いた血痕などの試料の採取や保管方法について質問した。【川島紘一、黒澤敬太郎】
毎日新聞 2010年11月10日
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「限りなく怪しい」等の市民感覚を生かそうというのか。足利事件の「自白の瞬間」テープを思い出す。
■裁判員裁判で初の現場検証
http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/811.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2010 年 11 月 06 日 10:33:42: N0qgFY7SzZrIQ
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