http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/283.html
Tweet |
「尖」という字は「小」と「大」の組み合わせで出来ている。発生現場の地名にその字が含まれているせいか、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件からはいくつかの「小」と「大」が浮かび上がる◆その一。日本の領海内で海上保安庁の巡視船に船体を故意にぶつけた船長がいる。証拠のビデオ映像を、政府の意思に背いて世に流出させたと名乗り出た海保職員がいる。人物二人の、どちらの行為がよりタチが悪いか――罪の大小は論をまつまい◆領海を侵したばかりか人命にもかかわりかねない危険きわまる振る舞いをした悪質なほうは、お咎(とが)めもなく処分保留で釈放しておきながら、もう片方だけを重く処罰することはできないだろう◆その二。領土を守ることは「大」問題である。日中首脳会談を実現させて外交成果に一項目を加えることは「小」問題である。船長釈放といい、ビデオの非公開措置といい、「大」を餌に「小」を釣るかのような姿勢を世間がどう見ているかは、急落した内閣支持率が語っている◆その三。内閣で存在感が最「大」であるべき人が補佐役よりも「小」さく映る。奇観というほかない。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20101110-OYT1T01208.htm
海保長官の辞任不可避 仙谷氏「重い責任」 :共同通信
中国漁船衝突の映像流出事件で10日、海上保安官が関与を認めたことを受けて、鈴木久泰海上保安庁長官の辞任は不可避の情勢となった。政府筋は同日夜、「鈴木長官の辞任は避けられない」と指摘した。仙谷由人官房長官も記者会見で「(鈴木長官には)強い権限の代わりに重い責任がある」と強調。民主党幹部も同様の認識を示した。
一方で政府、民主党は、菅政権に大きな打撃となる馬淵澄夫国土交通相の辞任は回避したい考え。仙谷氏は会見で「政治職と執行職トップの責任の在り方は違う」と述べ、閣僚辞任は必要ないとの認識を表明。政府高官も記者団に「現場の事案で閣僚が責任を問われるのはおかしい」とした。
ただ「流出が組織ぐるみであれば、馬淵氏の進退問題も出てくる」(政府関係者)との見方もあり、捜査の行方を注視する方針だ。
菅直人首相は衆院予算委員会で「国家公務員を監督する立場で最終的には私、直接的にはそれぞれの部局に責任がある」としたが、具体的な責任については「捜査の結果がはっきりした段階で議論、検討する必要がある」と述べるにとどめた。馬淵氏は「まずは捜査への協力と原因の徹底解明が国民に示す責任だ」と述べた。
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111001000688.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK99掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。