「国民が見る権利ある」＝海保職員、読売テレビ取材に−ビデオ流出（時事通信社）

　中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で、日本テレビは１０日午後、ニュース番組で、海上保安官（４３）が系列の読売テレビの記者の取材に応じ、「あれを隠していいのか。この映像を国民は見る権利がある」と語ったと報じた。

　放送によると、保安官は身分証を示し、「誰にも相談せずに１人でやった」と話した。「わたしがこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまうのではないか」と述べ、危機感を持っていたという。

　入手方法ははっきりと語らず、「海上保安官であれば誰もが見られる状態だった。機密的扱いにはなっていなかったのは間違いない」と証言した。

　さらに「多くの人に迷惑を掛けた。職を失うことも覚悟している」と語ったという。
　
読売テレビ総合広報部によると、あるルートを通じ、「ｓｅｎｇｏｋｕ３８」を名乗る人物がいるとの情報を入手。取材要請の結果、保安官から連絡があり、記者が神戸市内で約２時間にわたって直接取材したという。

　その後も保安官から何回も電話連絡を受け、記者は出頭を促した。１０日朝には「上司に話をします」との連絡があったという。　（2010/11/10-23:33）

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010111001088 　

コメント
01. 2010年11月11日 00:04:15: nntCBKich6 その問題はこの後の読売の対応だ 読売は内部告発やネットへの規制や監視の強化にちゃんと反対してくれるのか 今回の海保のリークは擁護するが それ以外の内部告発やネットの規制や監視の強化に反対しないのなら やっぱり読売はインチキという事になり 尖閣での一連の騒動の共犯の可能性が強まる 共犯だとしたらCIAしかないだろう
02. 2010年11月11日 00:42:49: javdy2U1Hc 今回のビデオ流出は内部告発とは違うだろう。いっしょにしちゃいかんよ。 理由はどうであれ、機密扱いの有無に関わらず、業務上のデータをインターネットなんかに公開してよいわけがない。
03. 2010年11月11日 02:01:36: Q0UUSiw4u2 知る権利という主張には同意したい。けれどもどうせ身元が割れてしまうのだから職責の観点から実名と部署を公表してやるべきであったと思う。 正しい正しくないの判断で言えばこの海保職員の取った行動は本来政府がすべきことを補完したという意味では日本国民としては正しいのだろう。 無論義憤という観点から見ても菅内閣のぶれ方が酷すぎるがゆえに本当なら公務員として許されることではない行為であっても看過される由々しき事態を生み出すしたことは政府による統治という正統支配に対外的な懐疑をもたらしたという点ではやはり正しいとは言えない。 もちろん、海保職員の行為の裏側にある思惑がいかようなものなのかも精査すべきであり、ただ単純に義憤と知る権利にかられてという理由を鵜呑みにすることはできない。
04. 2010年11月11日 05:11:50: zVMNovlEgA http://blogs.yahoo.co.jp/moonbase222/394016.html [削除理由]：URLの紹介時には、その内容を表すタイトルが必須

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