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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1619146410&owner_id=6445842
ツンデル裁判と言ふ裁判が有りました。
1980年代、カナダのトロントに在住して居たドイツ人のグラフィック・デザイナーで、エルンスト・ツンデル(Ernst Zuendel)と言ふ人物が、カナダで『本当に600万人は死んだのか?(Did Six Million Really Die?)』と言ふパンフレットを郵便で配布した事を巡って起きた裁判です。
(ツンデル裁判に関しては、このサイトをお読み下さい。(田中宇『ホロコーストを巡る戦い』))
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http://tanakanews.com/f1220holocaust.htm
ツンデル氏は、西ドイツで教育を受けた過程で、言はゆる「ホロコースト」を当然の史実として教育された世代の一人です。当然、「ナチのガス室」の存在など、もちろん疑った事が有りませんでした。西ドイツは、そうした言論を厳しく取り締まって居る国だったからです。(もしかして、皆さんも、「ナチのガス室」を信じて居ますか?)
ところが、西ドイツとは違って、言論が自由なカナダに来て、ツンデル氏は、イギリスの歴史家が匿名で書いた『本当に600万人は死んだのか?』と言ふパンフレットを読みます。それは、イギリスの或る歴史家が、「ホロコースト」と呼ばれる「歴史」には、疑問を抱かざるを得ない点が多々有り、言はれて居る様な「ユダヤ人大虐殺」をそのまま「史実」と見なすには無理が有る事を詳細に論じた出版物でした。
それを読み、ツンデル氏は、大変な衝撃を受けます。中国で教育を受けた中国人が、日本に来て、「南京大虐殺」が虚構である事を知った様な物です。
言論の自由の無い西ドイツ(東ドイツではありません。西ドイツです。東ドイツに言論の自由が無かった事は言ふまでも有りませんが、西ドイツも、「ホロコースト」に関しては、当時も今も言論の自由は有りません)で教育を受け、「ナチのガス室」や「ユダヤ人絶滅政策」の実在を疑った事の無かった戦後ドイツ人の一人、ツンデル氏にとって、「ホロコースト」と呼ばれる「歴史」の疑問の余地が有ったなどとは、想像する事も出来無い事だったのです。
衝撃を受けたツンデル氏は、その『本当に600万人は死んだのか?』と言ふパンフレットを、多くの人々に読んでもらいたいと思ひ、カナダと西ドイツで、多くの人々に宛てたダイレクト・メールとして送る運動を始めました。
ところが、これに怒ったカナダのシオニスト団体が、ツンデル氏のこの活動をやめさせようとして、ツンデル氏を告発します。当時、カナダの刑法には、「虚偽情報の流布」を禁じる規定が有り、ツンデル氏の運動は、これに触れる、と言ふ理由によってです。彼らは、カナダの郵便当局に、ツンデル氏が発送するダイレクト・メールの配達をやめる様求め、裁判を起こしたのでした。
ところが、これが「ホロコースト」を巡る論争にとって、大きな転換点と成ります。彼ら(カナダのシオニスト団体)が、「虚偽情報の流布に当たる」として、ツンデル氏が発送する郵便物の配達中止を裁判所に求めた結果、ツンデル氏が配布して居たその『本当に600万人は死んだのか?』と言ふパンフレットの内容が、「虚偽情報」なのか?を巡って、シオニスト団体の側とツンデル氏の側が、法廷で争ふ事と成ったからです。
即ち、「ホロコースト」と呼ばれる歴史に正面から疑問を投じたそのパンフレット(『本当に600万人は死んだか?』)の内容は本当に虚偽情報なのか?を法廷で論争する事に成った結果、問はれるのは、「ホロコースト」と呼ばれる「歴史」その物に成った訳で、戦後永らく語られて来た「ホロコースト」の内容が、何と、法廷で論じられる事となったのでした。
この裁判の為に、原告(シオニスト団体)側と被告(ツンデル氏)側の双方が、それぞれに歴史家、エンジニア、火葬業者、医師、化学者そして、アウシュヴィッツ等に収容されて居た元被収容者などをカナダの法廷に喚問しました。そして、お互いの証人を証言台に立たせて、双方が交差訊問をし合ふ前代未聞の裁判が、展開される事と成ったのです。
例えば、ルドルフ・フルバと言ふ人物が居ました。この人は、アウシュヴィッツで「ガス室」を目撃した「生き証人」としてとても有名だった人ですが、この裁判に原告側の証人として出廷したものの、法廷でツンデル氏の弁護人から自身の「目撃証言」を詳細に問ひ正された結果、何と、自分が目撃したと述べて来た事の中に、実際には見て居ない事が有った事を、宣誓証言として、認める(!)に至って居ます。
又、アウシュヴィッツで公開されて居る「処刑用ガス室」なる建物の壁の一部を密かに採取して、アメリカの分析化学者のロス博士に内容を告げずに分析を依頼した結果、対照(コントロール)として採取された殺虫用の青酸ガス室の壁からは戦後40年以上が経っても高濃度の青酸化合物が検出されたのに、肝心の「ユダヤ人などが殺された」筈の「ガス室」からは、殆ど全く青酸化合物が検出されなかった(!)、つまり、そこが真実ガス室であったとは考えられない、と言った報告が、同じく宣誓証言として証言されたのが、この一連の裁判(ツンデル裁判)だったのです。(ロイヒター報告)
裁判は、カナダの最高裁まで争はれ、最終的に、ツンデル氏は無罪を勝ち取って居ます。それは、「虚偽情報の流布」を禁じた当時のカナダ刑法が、言論の自由を定めたカナダ憲法に違反すると言ふ理由で、「ホロコースト」についての判断は回避されて居ます。しかし、判決その物もさる事ながら、重要な事は、この裁判の結果、それまで検証されて居なかった「ホロコースト」を巡る諸事実が、法廷で再検証される事と成った事でした。例を挙げれば、アメリカの歴史家ラウル・ヒルバーグ教授は、「ホロコースト」の最高権威とされて来たシオニスト側の歴史家ですが、彼が原告側証人として登場した際、彼(ヒルバーグ教授)は、ツンデル側の弁護士に自身の著作の内容を法廷で詳細に追及されて居ます。その結果、驚くべき事に、彼(ヒルバーグ)が、ガス室で殺された死体の解剖記録を挙げる事が出来無い事が暴露されてしまった(!)事は、「ガス室大量殺人」と言ふ戦後広く語られて来た「史実」に、実は、死体と言ふ法医学的証拠が全く無い事を社会に知らしめる結果を生んだのでした。
こうしたこの裁判の経過は、当時、カナダのマスコミによって、大きく報じられ、カナダ国民に、「ホロコースト」について、実は、論争の余地が有った事をしらしめる結果を生む事に成りました。
その意味において、この裁判(ツンデル裁判)は、「ホロコースト」を巡る論争の大きな転換点と成った訳で、「ホロコースト」に懐疑的な人々は、皮肉をこめて、この裁判を「ホロコースト論争におけるスターリングラード」と呼んで居ます。
つまり、「ホロコースト」の内容を疑ふ事を許さず、学会とマスコミに君臨して来たシオニスト側の歴史家や著名な「ガス室目撃証人」が、自分たちの主張の虚偽を法廷で指摘され、ドイツの将軍たちがスターリングラードから退却した様に、みじめな敗北を喫したのが、ツンデル裁判だった、と言ふ意味です。
皮肉もいい所ですが、裁判と言ふ物には、当事者となった個人の行為に対する法律上の判断とは別に、こうした社会的効果が期待出来ると言ふ事です。
今回の「尖閣ビデオ」を巡って、このビデオが公務員の守秘義務の対象と成る物かどうかが法廷で争はれれば、ツンデル裁判の様な、いや、それ以上の衝撃を、日本の政治に与える事は大いに期待出来ます。
裁判は、海の上(東シナ海)と同様の戦場だ、と言ふ事です。
仙石官房長官を法廷に喚問しましょう!
平成22年11月10日(水)
西岡昌紀(内科医・元厚生省医務官)
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus.html
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海上保安官「誰にも相談せず一人でやった」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1402841&media_id=88
海上保安官「誰にも相談せず一人でやった」
(日テレNEWS24 - 11月10日 18:25)
沖縄・尖閣諸島沖の漁船衝突事件をめぐる映像流出問題で、10日、神戸海上保安部の43歳の海上保安官が映像の流出に関与したことを認める話をしていることがわかった。警視庁は、国家公務員法の守秘義務違反の疑いで事情聴取を開始している。この海上保安官はNNNの取材に対し、「誰にも相談せず一人でやった」と話していた。
事情聴取を受けているのは、神戸海上保安部に所属する男性の海上保安官。関係者らによると、この海上保安官は9月、尖閣諸島沖で起きた中国漁船と巡視船の衝突事故をめぐり、海上保安庁が撮影したビデオ映像をインターネット上の動画投稿サイト「YouTube」に公開し、流出させた疑いが持たれている。
この海上保安官は10日午前、巡視船での勤務中、神戸市内の港に接岸した後、任意同行に応じ、第5管区海上保安本部で事情聴取が行われている。
この事件は4日、「sengoku38」を名乗る投稿者が衝突場面を含む約44分間の映像を公開したもの。東京地検はYouTubeを運営する「グーグル」から通信記録を押収して分析したところ、神戸市内の漫画喫茶から映像が投稿されたことがわかっている。
この海上保安官はNNNの取材に対し、映像の流出にかかわったことを認めた上で、「誰にも相談せず一人でやった」と話した。また、「映像は元々、国民が知るべきものであり、国民全体の倫理に反するものであれば甘んじて罰を受ける」という趣旨の主張をしていた。
海上保安庁の幹部に対し、すでに事情説明を終えているとみられ、現在は警視庁が取り調べを行っている。
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