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“日中国辱密約”発覚 尖閣触れずを条件に胡錦濤APEC出席(zakzak)
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/186.html
投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 11 月 09 日 19:20:42: igsppGRN/E9PQ
 

 中国漁船衝突事件のビデオ映像がインターネット上に流出した問題で、海上保安庁は、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで、容疑者不詳のまま刑事告発に踏み切った。こうした中、横浜でのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に、中国の胡錦濤国家主席が出席することが明らかになった。大宅賞ジャーナリスト、加藤昭氏が、背後に潜む国辱的な日中密約情報に迫った。

 北京から驚くべき情報が飛び込んできた。「胡主席のAPEC出席の背後に、知られざる日中密約がある」というものだ。私(加藤昭)は直ちに中国の情報機関関係者に接触した。

 −−胡主席のAPEC出席がギリギリで決まった。背景は

 「出席には、2つの難関があった。まず1つは、釣魚島(日本の尖閣諸島)事件だ。先週末、ビデオ映像が流出したが、胡主席をはじめ、中国指導部は『日本政府が意図的に流したのではないか』との疑念を持っていた。そのまま、APECに出席すれば『弱腰外交』と非難を浴びるのは目に見えていた」

 −−どう決着した

 「中日両国間で密約が交わされた。まず、中日外相会談で、前原誠司外相が一連の問題発言に対する反省を伝えること。そして、菅直人首相と胡主席が首脳会談を行う場合にも、領土問題には一切触れないこと。映像流出問題も東シナ海のガス田問題もナシだ。議題に上げるのは、戦略的互恵関係の確認と、文化・経済交流の活性化など5項目に限られる」

 中国側が問題視した前原氏の発言とは、「東シナ海に領土問題は存在しない。1ミリとも(尖閣諸島の領有権を)譲る気はない」「中国が求める(漁船衝突事件の)賠償や謝罪は受け入れられない」「トウ小平氏の『尖閣棚上げ論』について)日本政府が同意した事実はない」など、日本の外相としては至極真っ当なもの。

 これに対し、中国外務省の高官は「(前原氏は)毎日、中国を攻撃する発言をしている」「雰囲気を壊した」などと名指しで攻撃。「前原外し」ともいえる風潮が生まれた。

 《一連の『前原外し』『前原攻撃』について、前原氏は2日の記者会見で、『常に政治家とは、評価もされるし、批判もされるものだと思っている。信念を持ってしっかりと自らの職責を全うしたい』と答えている》

 もし、胡主席のAPEC出席や日中首脳会談の条件として、「前原氏が反省を伝える」「首脳会談で尖閣問題は触れない」と密約したのが事実ならば、日本としては国辱的内容であり、にわかには信じ難い。

 ただ、8日の衆院予算委員会で、極めて不可解なやり取りがあった。自民党の棚橋泰文議員が「胡主席と会談した場合、『尖閣諸島は日本の領土だ』と明確に伝えるのか?」と何度も問い質したが、菅首相は「必要な場面では…」「適切な場面では…」などと、条件付きでしか「伝える」と答えなかったのだ。

【怒りの人民軍も密約で納得】

 現在、日中間のパイプは、「影の宰相」こと仙谷由人官房長官が握っているとされる。当然、これらの背景もよく知っていると思われる。

 《仙谷氏は8日夕の記者会見で『私は相当程度(日中首脳会談が行われる可能性が)高いと思います』といい、『これ以上、緊張が激化しないようなことを、お互いに未来志向で考えていく』と語った。一方、中国外務省の高官は同日、首脳会談開催について『情報は把握していない』と語り、対応を明確にしていない》

 −−もう1つの難関は何か

 「軍の反発だ。事件以降、人民解放軍内では対日強硬派が台頭し、日本でのAPEC出席に猛反対していた。9月中旬、東シナ海のガス田『春暁(日本名・白樺)』の洋上施設に、掘削用ドリルが運び込まれ、試掘が行われた。あれは、対日強硬派の筆頭である馬天暁将軍が独断で命令したもの。彼は軍参謀本部・対外戦略担当を務める副参謀長の要職にある。影響力は絶大で胡主席も黙認せざるを得なかった」

 −−軍はAPEC出席を納得したのか

 「不満はあるが、了承した」

 日中密約と軍部の台頭…。衝撃的な話である。菅政権は、衝突事件のビデオ映像を国民から隠し続けてきたが、菅首相がホストを務める横浜APECを体裁よく開催するため、国家の威信すら犠牲にしたのか。

 政権交代から1年余り。民主党政権は対米、対中、対露外交のすべてで大失態を演じた。内外から「市民派政治の限界」「外交能力なし」という厳しい声が噴出している。このままでは、日本は「亡国の道」をたどる以外にない。 

 【かとう・あきら】1944年、静岡県生まれ。大宅マスコミ塾で学び、「瀬島龍三・シベリアの真実」「『中川一郎怪死事件』18年目の真実」などのスクープを連発。「闇の男 野坂参三の百年」で94年、第25回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101109/plt1011091654009-n1.htm
 

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コメント
 
01. 2010年11月09日 20:28:56: K3bXxEBqo6
どこが国辱なんだよ。あほらしい。
こんな約束は外交のイロハ、あたりまえのことじゃないか。
日本と中国は戦後ずっとそういうやり方で仲良くしてきたんだよ。あほう。

02. 2010年11月09日 20:33:30: FiGVacr9PQ
APECは日中の二国間会議じゃなくて多国間会議だ。たまたま開催地が日本だというだけの話で、それに中国が参加するのに条件もヘチマもないだろう。中国が参加すのも別に日本の顔を立てて来るるわけじゃなくて、APECそのものの重要性から参加するわけなんだし。ただ日中首脳会談について、今の状態でやるとすれば何らかの条件が付いていてもそれはあり得る話だが。

03. 2010年11月09日 20:39:14: 27qi9qkg3g
>>01
尖閣諸島を引き渡すのに賛成ならそういえよ。

04. 2010年11月10日 01:28:57: DI71pgNCUg
産経を通しての思惑じゃないのか。
この情報は、マユツバやね。

わざと流している可能性が高い。加藤氏が、だしに利用されただけかもね。

前原大臣が謝罪などしたら、それこそ日本は、なめられる(笑)。

意見を毅然と言えばいい。


05. 2010年11月10日 05:06:16: Kfak82VTWo
>>03あっ!それいいかも。何んなら台湾も入れて、三等分しちゃおうか。
石油も年間同じ量だけ吸い上げてさぁ。どうせいつかは、無くなっちゃうもんだしねぇ。

06. 2010年11月11日 00:50:28: gtU7pCL4Ec
>>01の言うことは必ずしも正しくないだろう。
外交の会議は前もって決めた密約に全面的に沿うものではなく、「Frankly」と表現される事態もよく発生するのだから。

この情報が本当かうそかは、前原の反省謝罪が報道されるかどうかでわかると思う


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