http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/146.html
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前の投稿で指摘した事と重複するのであるが、流出ビデオにはどうにも合点がゆかない部分がある。
次のような場面を想定してもらいたい。
パトカーと軽四輪貨物車が並走していたとする。
ところが軽四輪貨物車が突然にパトカーに接触した。
そうしたらパトカーはどうするだろうか?
軽四輪貨物車を停車させて運転手に免許証の提示をさせて事故扱いをして処理するであろう。
運転手は減点される。
これが当然だろう。
接触されたパトカーがいきなり加速して全速力を出して現場から逃走するだろうか?
軽四輪貨物車の運転手がいきなりトカレフ拳銃なんかを取り出してパトカーに向けてきたらかわすかも知れない。しかし警官も拳銃をもって構えるなり、応援のパトカーを呼ぶなどしてこの運転手を捕えようとするだろう。
間違っても自分が逃走しようとはしないであろう。
この様な場面での逃走は「任務放棄」である。懲罰を受ける事ではないのか。
巡視船「みずき」は、衝突されて(とされている?)、相手漁船を停船させることなく、相手乗組員を尋問することなく、機関を全開させて煙をもうもうと吐いて現場からスタコラと逃げ去った有様である。
後には漁船がウロチョロとよたついているだけであった。
なんなんだこれは。「みずき」は任務放棄ではないか。
接触衝突?の時に両船は速度が落ち、さらに「みずき」は右側面が漁船の舳先を押さえる形になっていた。
この時に、漁船を停止させて乗り込んで行けばよい。
もしも相手乗組員が銃器などの武器を隠し持っていて抵抗したならば遠慮はいらないだろう。携行する拳銃で応戦すればよい。正当防衛だ。
相手漁船が逃走を図っても「みずき」は早いのだから容易に追いつけるだろう。
捕まえて相手漁船に乗り込んで尋問する事は簡単なのだ。
私は、海上保安庁の乗組員達が勇気のない腰抜け達であるとは思っていない。
かつて逃げる北朝鮮工作船に対して機関砲を何度か連射して相手を停船させ、挙句には相手を自沈に追い込んだ海上保安庁の乗組員達であるから腰抜けではないだろう。
この時は相手側は携帯ロケット砲も発射していたらしい。運良く巡視船には当らなかっただけのことであった。
6日夜のNHKニュースを見て幾つかの点で私は驚いた。
その時先ず異様に感じたのは衝突?直後の真っ黒な煙である。
「これは一体なんなんだ?」と思った。
「みずき」の甲板に引火しやすいものが置いてあって衝突?の衝撃で燃え出して煙がでているのか?と疑ったりもしたが、火が出ていない。煙だけがやたらと上がっている。
そして、もう一つ驚いた事は、以前に私が投稿してCG画像のビデオについて衝突場面について疑問を指摘しておいた事と重なる可能性がある事に気付いた事であった。
「巡視船が漁船を追い越して右に舵を切って行く手を遮ろうとした可能性があり、それで衝突が起こったのではないか?」…その私の指摘に合致するようにも見ることが可能な画面であった。
NHKのニュースは短いものであったので、流出ビデオを何度か見直して判ったのは「みずき」が衝突?とほぼ同時に機関(エンジン)を全開(フル回転)させて加速に移っていて、煙を後ろに大量に吐いて全速に向かい、さっさと現場から逃走していた事実であった。
真っ黒な煙の正体はこれであった。
現在のジーゼルエンジンは路上では真っ黒な煙は吐かなくなっている。
これは排気ガス規制の賜物であろう。
以前は乗用車もトラックも急加速する時には真っ黒な煙を吐いていた。
船や鉄道ではジーゼルエンジンの規制がないかまたは緩いのではないだろうか。
港へ出かけてジーゼルエンジンの船が離岸する様を観察すると良いだろう。
エンジンを大回転させるので多量の煙を吐いている。
では何故、「みずき」は衝突されたにもかかわらず? スタコラと逃げ去ったのか?
さらに、相手漁船がヨタヨタと漂っているにも拘らず、停船させようと向かう事はなかった。
また、停船させる為に直ぐに他の巡視船の応援を頼む事もなかった。
そして2時間後に領海外で2隻の巡視船で挟む形で拿捕したとされるのである。
「みずき」との衝突?の前に「よなくに」と衝突?したとされているのであるが、しかしその場面は船と船の接触している場面が写っていない。船首から撮影したものらしく、船尾に接触して様子は窺えるが本当に当っているかどうかは判らない様子である。
当時の前原国土交通相が拿捕を指示していたとの事であるから、船尾に船首を衝突?させられて?見逃した「よなくに」よりも並んで衝突?された「みずき」は直ぐに拿捕に移っても当然ではなかったのか?
私は拿捕の指示を支持するものではないが動きとしては当然の考え得る流れであろう。
ところが全く逆であり、現場から「逃亡」したのである。しかも機関全開であろうと推測される煙を大量に吐いて全速に向かっているであろうと推測されるような見る見る漁船から離れてゆく光景であった。
相手が脅威ではないにも拘らず、(脅威であれば2時間後に拿捕しなかったでであろう)、何故自分の方から逃げたのか?
合理的な理由があったのではないのか?
こういうことである。
「よなくに」の船尾に漁船が衝突したのは事実であったかもしれない。しかし船体が接している場面は写っていないので衝突は無かったかもしれない。
それで、
この事件は民主党代表選挙の真っ最中に起こされているのである。
つまり、この最中に日中の衝突を創り上げようデッチ上げようとの画策で行われた謀略の可能性が高いわけである。
当然ながら日中の衝突は小沢候補に不利に作用する。
又仮に、小沢総理の誕生となったにしても、この時期に日中海上衝突を創り上げておけば、小沢内閣はその収拾に苦労する事になり、内閣を苦境に追い込む事が出来る訳だ。
それで、これは春名幹男氏が指摘していた事であり真偽は不明であるが、米国の偵察衛星がこのチャイナの不審?漁船の動きを探知していて海上保安庁に通知していたらしい。それで「スパイ船」ではないのかと疑っていたらしいとの事なのであるが、
このスパイ船らしき漁船をターゲットにして、
民主党代表選の真っ最中に「中国漁船の衝突事件」を創り上げようデッチ上げようと工作を行ったのではないのか。
その工作の為に何隻もの巡視船を配備したのではないのか。
それで、巧く漁船がひっかかってくれて「よなくに」に衝突してくれたのかもしれない。
または、しなかったのかもしれない。
そのままでは、「衝撃的な衝突の場面の映像」は得られていないから、こちらから(巡視船側から)積極的に動いて創り上げようとした可能性はあるだろう。
それで、
「みずき」が漁船を追いかけた。
追いかけて追いついて並走しながら、「止まれ」を連発するが、相手は無視する。
そのうちにヨタヨタ走行の漁船が苛立って船首を僅かに「みずき」に向けて威嚇?とも取れる行動に出た。
これをチャンスと見て、「みずき」は加速して鈍亀の漁船を追い抜いて舵を右に切り、漁船の舳先を右舷側で塞ぐ形へと操舵していった。急に右へ切るのではなく職人技のように巧くそんなに早くない速度で自らの船体を漁船へと寄せていった。
そして互いの船体は接触?衝突である。
このようであっても、漁船も緩くではあるが一時は船首を「みずき」の方に向けている。
だが、接触?衝突?時には速度は「みずき」の方が出ていたはずである。これはビデオを見ても判る。
「みずき」の方からチャンスを見て当てていった可能性が考えられるが、船体の威力が大きいので強く当っては漁船が転覆する可能性がある。また相手側に死傷者が出ては日中間の大問題になる。
それで、磨いた操船技術?を駆使して当っていったのではないのか?
もともと停船させる意志は無かったのではないのか。目的は別だったのではないかと言う事だ。
それ以外に、自分から逃走する理由が考えられないだろう。
もしもこの様に自分から当っていったのならば、その時に相手漁船に乗り込んで行けば、相手の乗組員は怒り、乱闘となり、収拾がつかない有様となる。
また、自分の方に不都合があるのだから逃げを打つのは合理的であろう。
「衝突画像?」もバッチリと撮影できたのだから首尾よくいったという事だったのではないのか。「中国漁船が衝突してきた」との画像を得ることが出来たのである。
しかし、ストーリーが矛盾していた。「止まれ」と命じておきながら衝突?後には取り締まる側が全速で逃走とは筋が通らずドタバタ劇である。
日本人が外国から自分には訳の判らない指令命令を受けて実行しても、主体性が無いから意図を完璧に理解できず、それにより水の漏れた謀略”作品”しか造る事が出来ないと言う事にはなるだろう。
今回のこれがそれであると私は断定できる立場には居ないのではあるが。
それはかの国務省か我が国の高級官僚秘密のトップでなければ真実は判らない事だろう。
衝突?前に漁船の乗組員達が船内に引き揚げていった事をNHKの解説員は漁船側の衝突の意志の表われと解説していたが、これは「みずき」との間で「衝突に至る可能性あり」と判断して転落を避ける為に船内に退避させたと考える事も出来る。
「みずき」の側は隊員を舷側に貼り付けてビデオカメラも回している。漁船はそれを注視しているのであり、異様な雰囲気を探知したのかもしれない。
では、二時間後に二隻で挟んで拿捕したのは何故なのか。
衝突?に至りながら、前原の指示が出ていたにも拘わらず、直ぐには尋問もせず、拿捕もしなかったのであるから、そのまま逃がしても良かったのではないかと考えられるが、
しかし、
前原の指示が生きていたと言う事と、他にも理由があったのではないだろうか。
それは、そのまま漁船をチャイナに帰港させると、船長初め乗組員が「このような目にあった」と大々的にしゃべりまくり、チャイナがそれを大きく報道する可能性がある。
それで拿捕と船長の逮捕を行い口を封じチャイナ側に威圧をかけたのではないだろうか。
そしてその後チャイナ側は猛反発し、ヒラリーの命令で船長釈放に至ったと言う事だろう。
宗主国然としたかの国からの指令により「漁船衝突劇」と「その画面」を創出した前原や海上保安庁や那覇地検を現地出先機関とする検察庁はご苦労様の事であったが、苦労にも拘わらず見事に米国に梯子を外された。
それに、菅政権は自己保身で煮え切らないから、苦労して撮った長編のビデオさらに苦心して編集した作品がお蔵入りする可能性も出てきた。
「せっかく苦労して編集までした作品がお蔵入りとなって堪るか」との鬱憤で暴露したとの可能性を指摘する事は判りやすい解釈だ。
しかし、もう一つの可能性として、宗主国然とした立場のかの国からすれば菅内閣には不満である。
「もっと積極的日中関係を壊してくれなければ困る」と考えているだろう。
であるから、苦労して創り上げた「漁船衝突政治劇」と「その画像」をばら撒いて使い捨ての菅政権を追い込んで更に出鱈目をハチャメチャにやってくれるであろう前原を総理に据えて戦前の軍事体制に似た日本独自のファシズムスタイルである官僚主導ハァシズム体制へと誘導して行きたいのではないのか。菅政権揺さぶりの為の暴露であるかもしれない。
余談であるが、FRBの米国債買取によるドルばら撒きは、判りやすく言えば、
「米国の安売り」さらに「米国の投売り」と言う事である。
人民元安を批判する資格を米国は無いのだ。
大ドル安を実行するのだから。
米国を安売り投売りしても米国民は豊かにはならない。
見せ掛けで国民を誤魔化す為の経済のペテンである。
不良債権を買い取ったFRBを例えれば、
生塵を腹いっぱいに食った人物に例えられる。
彼は食中毒を起こしてご臨終と言う事になるだろう。
用済みで処分する積りであれば生塵でも狐の葉っぱでもドラッグでも腹いっぱいに食わせて構わない訳だ。
参考投稿↓
映像、逮捕直後に編集=職員「自分が担当した」―尖閣ビデオ流出・海保 時事通信 11月6日(土)21時11分配信
http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/854.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 11 月 06 日 22:44:02: uj2zhYZWUUp16
流出ビデオの中に”不自然性”を見る→衝突された?とされる「巡視船みずき」がどうし加速して逃げるのか? なぜ停船させない?
http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/861.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 11 月 07 日 00:15:34: uj2zhYZWUUp16
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