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ファイナル援助 |  昨日の続き (「日記」 マドモアゼル・愛)
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/118.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 11 月 08 日 12:57:04: qr553ZDJ.dzsc
 

■ ファイナル援助

http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20101102 
2010年11月02日(TUE)

アメリカではこれから大規模な金融緩和策が実行されるとか。大きな形ではこれで第三回目。三度目の正直ではないが、これはどうやらファイナル援助になるでしょう。デリヴァティブでの失敗をもう一度デリヴァティブで取り戻そうとする根性はすごいけど、今回で最後でしょうね。通貨の信用もこれ以上持つわけがないという臨界点に達している。今回の金融緩和は金持ちへの逃げ場与えという最終段階の匂いがします。日本もこれにならえで、日銀が不良債権の購入に走るとか。ここまで民衆無視の政策がよくできると思うが、本当に国というのは、一部の勢力のためだけに存在しているということが、こうした混乱期になると露骨に見えてくる。なんとなくブログが書きたくなくなっているのも、もはや現実を暴露しても、わかる人はすでにわかっているし、マスコミは嘘を書き続けるしで、まあ、好きなようにやられている。しかし、こんな調子ではやはり来ますね。大不況とおそらく食糧難が。その時やっとわかるのでしょうが、その時には、責任をとるはずの政府すらどうなっているかわかったものではないし、多くの良心的な発言をする人などは、危険人物として殺されちゃってるかもしれないし、まあ、あまり期待は抱けません。とはいえ、それでもなを、私は良い時代に向かっているという考えを持っている。無理は極度に行くとそれほど続けられるものではない。強制収容所国家だったソ連もやり続けることはできなかった。ナチスも、独裁才力はだいたい同じ運命。人類は大きく言うと、この3000年くらいは有に騙されてきていると思う。騙しと搾取の時代が続き、その最終段階が始まろうとしているわけで、ピークを打ったものは意外に早く滅びます。というわけで、これからは必ず、素晴らしい世の中が訪れる。素晴らしい世の中とは、現実に立脚した喜びの文化や生き方を持って人が暮らす時代ということ。これまでは宣伝といつかきっと、、という現実否定の夢的なもので人類を騙してきたやり方。現実に立脚していないので、真理も目的も評価もすぐに変わってしまう。マスメディアが人々の意識を戦略的につくり、人々は自信の生き方を持てない。奴隷制としては非常にうまく機能しました。経済が人間支配のベースにあったので、人は企業と結婚し、家庭は崩壊傾向。気がゆるむ40代ころ、社員教育では、「君は何のために仕事をするか」と詰問される。「会社や社会の発展など、、」というと、大声で怒鳴られる「うそだ、それは。君は自分や家族の幸福のために仕事してるに決まってるだろ」と、論破される。そう言われれば、確かにそうかな、、、と思えるので、「そうですね」となる。しかし退職するころになると冷静に物事も見えてくる。「おれはあの時、だまされてたな、、、」と。会社のためといえば、死ぬほどの奉仕はできまいが、自分のためだと思わせておけば、なんだって会社のためにやる、、、と、そのためのマインドコントロールだったのだと気づく。まあ、現代をよく物語っていると思う。とにかく今回の金融緩和はファイナルだと思うので、ババを誰かにゆずる、ファイナルの購入者を探すための緩和でしょう。


■ 昨日の続き

http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi?date=20101103 
2010年11月03日(WED)

不良債権のファイナルの購入者とは、形の上では国家ですが、実質はそのお金を出すところの国民になる。結局、国は一部のエリートや銀行を助け、そのための政策を行い、最後にはそれをチャラにして国民にそのツケを押し付ける。事実はこの通りであって、これに反論をはさむ余地などなし。アメリカも日本もやってきたことをきちんと説明すればそうなる。しかしそうしたインチキがばれたら困るので、マスコミの印象戦略によって、世論を誘導。国民のために、、、よいことやってますよ、、、という印象だけでいい。好印象だけを与えて真反対のことをやる。それを見抜けない民衆なので仕方ないと言えば仕方ないが、なぜ老人がつまらなさそうに老い、死んでゆくのか。そこに答えは見えると思う。そう、欲得を利用して人間を動かすことはできただろうが、老人など、そこから収奪できない状態の者には、冷たいものしか残さない。生きる喜びのすくない時代、少ない社会、老人は死をまじかにしてそのことを直感的に感じるのだろう。誰かが死んだら、町中の人々が死んだ人のために歌を歌う、芝居を行う、落語会をやる、、なんでもいいけど、そうした文化的な喜びを体現させて死者を弔う。そんなことがあるだけでもどんなに人は癒されるか知らない。しかし、国家も企業もそんなことはどうだっていい。ただ儲かればいい。貧しく成り下がったものである。今、私たちが生きている社会があたり前だとは決して思わない方がいい。かなりレベルは低く、恥ずかしい部分が多い。人間理解の低さ、人生観の貧しさにはものすごいものがある。多くの人は人がよいので、そんなには気付かないかもしれないが、しかし感動の少ない社会と感じていると思う。チリの鉱山の救出はそれはそれでよかったと思うが、あれは人生の感動とは違うだろう。本当によかったという話しではあるが、でもなんで同じような救出劇はこれまでにも炭鉱ではあったのに、と思ってしまう。誰かが、何らかの目的で取り上げたものを見て、感動とか可愛そうとか言うが、マスコミ病にかかってしまっている。自身のうちに感動体験を作れない人向けのドラマにも思えてしまう。正しい反動として、百花繚乱、文化の時代がこれからやってくるだろう。そうなったら、つまらない思想による統制も支配も簡単に吹っ飛んでしまう。だから、支配構造を考える者にとってもっとも怖いことが、喜びであり、感動である。それらは支配と相いれない。なので、いつの時代も、恐怖と不安を支配者は欲するのだ。民衆は何もそんなものにお付き合いする必要などない。

 

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コメント
 
01. 2010年11月08日 13:06:59: kbjD6Oqr1Y
同意します!

02. 2010年11月08日 13:36:13: 7gUXrsDP7c
本質をついた素晴らしい文章。
国民はいつになったら目を覚ますのだろう。
阿修羅だけでなく多くの人に読んでもらいたいと思う。

03. 2010年11月08日 13:54:07: TEUh6VaF1Y
アメリカ(の支配階級)の思惑に巻き込まれたくはないですね。でも、仙菅政権は相変わらず、アメリカの顔を窺っている感じなのがとても心配です。

04. 2010年11月08日 23:05:43: QIxHTyiC1g
強く賛同します。
成熟社会を維持するコスト負担に耐えられる基盤作りに協力し、
目的意識の無い成長戦略に惑わされない民衆でありたいと思う。

05. 2010年11月09日 15:12:43: FFIErVvouc
何が悪いのかな認識できても、デモ以外に政府に抗議する手段がなくなってきました。選挙でも民意は反映されません。

06. 2010年11月10日 09:38:40: FFIErVvouc
>というわけで、これからは必ず、素晴らしい世の中が訪れる。
小泉「将来は必ず良くなる!今は痛みに耐えろ!!」

この人は最初はいいこと言ってるなと思うところもあったが、単なるガス抜きなのではないかという疑惑も少し感じ始めている


07. 2010年11月10日 11:41:54: 91LeMZYtno
亀井静香国民新党代表も「対米自立は神の声だ」と仰っていますね。

08. 2010年11月10日 21:29:58: TuoNVXVrVg
最終的にはよい方向に向かうかもしれないけど食糧難はいやだなぁ。TPPで時給利率がますますひくくなるらしいし。現在の40%から10%台に。どうしよう。

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