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(回答先: 警察怠慢…ひき逃げ捜査怠り、被害者妻が執念(スポニチ)無能警察に頼らずに自分達で事件を解決した 投稿者 近藤勇 日時 2010 年 11 月 07 日 15:28:58)
妻の執念、警察動かす
2010年11月05日
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001011050005
南魚沼市の国道で6月に起きた重傷ひき逃げ事件を南魚沼署が約3週間放置していた問題は、被害者の妻の執念の「捜査」と地域住民の協力が、警察を動かし、事件解決につながった。一方、警察はなぜ、素早い対応が求められるひき逃げ事件として必要な捜査をしなかったのか。疑問は今も残る。(大内奏)
被害者の妻が知人に「助けてほしい」と協力を求めたのは、遅々として進まない捜査への不安や、警察の対応への不信感があったためだ。
実際、現場での検問やビラ配布などひき逃げ事件としての捜査や情報収集は行われなかった。
状況を一変させたのが、防犯ビデオの映像だった。知人の機転で、現場近くのコンビニに残っていた映像を掘り起こした。
映像を確認した妻の動きは素早く、翌日には、ひき逃げ現場近くにいて、通報を依頼した女性宅を訪れた。警察からは教えてもらえず、自力で探し出した。女性は妻の行動に必死さを感じ、当時の状況を話した。
「白いワンボックスカーを見た」という女性の証言と、それを裏付けるビデオ映像。妻が警察に提供した情報は、捜査の進展に大きな役割を果たし、10月にあった裁判でも検察側から最も大事な証拠として提出された。
では、なぜ警察はもっと早い段階で、ひき逃げ事件としての捜査に踏み切れなかったのか。
女性は、通報を受けて駆け付けた警察官に「白いワンボックスカー」という目撃情報を伝えたとし、「『どーん』という音で事故に気づいたと言ったのに、なぜきちんと聞いてくれなかったのか」と、首をかしげる。これに対し、南魚沼署は「車の目撃はなし」「音は荷物が落ちた程度」などの報告から、被害者が自分で転んだ可能性もあるとして、一気にひき逃げ事件として動き出すことはなかった。
この食い違いが生まれた原因を解明することが、再発防止には不可欠だ。
南魚沼署は、被害者側の指摘で誤りに気づいた後は「被害者の信頼回復」を目指し、多くの署員を動員して捜査にあたり、結果的に容疑者逮捕につなげた。逮捕後の9月にも事件にかかわった署員を集めて捜査を検証。事故後にいち早く目撃証言や物的証拠を集める初動捜査の原点に戻ると結論づけ、再発防止を確認したという。
ひき逃げ事件としての捜査が後手後手に回ったのは、通報者の証言が、現場から正確に伝わらなかったことが要因だ。ひき逃げの可能性をゼロとしていなかった以上、現場付近の防犯カメラの映像もすぐに把握すべきだったが、確認しないままだったという。
しかし、被害者の妻から重要な情報がもたらされて以降、同署は、捜査会議を何度も重ねた。会議では、事故を起こした可能性が高い白いワンボックスカーの持ち主を市内全域で探すことを決定。交通担当の捜査員だけでなく、駐在所の警察官も動員した。
8月24日、駐在所の警察官が、似た車を所有する女の自宅を訪れ、情報提供を求めた。この時点では、女が容疑者だとは分かっていなかったが、翌日、自首した。
南魚沼署の礒野宏三副署長は「被害者が納得できる対応ができず、申し訳なかった。捜査でお返しするしかないと思い、徹底した捜査をした」と話す。
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