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http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20101105-video-discorde-entre-le-japon-chine
日本/中国
記事発表:2010年11月5日金曜日
最終更新:2010年11月5日金曜日
日中間の不和の元となったビデオ
RFI
横浜でのアジア太平洋地域の首脳会議を数日後に控え、テロとの戦いに関する極秘文書と、中国漁船と日本の巡視船が海上で衝突した事件のビデオが、インターネット上に流出し、日本政府を狼狽させている。バラク・オバマ米大統領、胡錦濤(Hu Jintao)中国国家主席、ディミトリ・メドベージェフ露大統領が、APEC首脳会議に出席する。 日本の警察は流出元の捜査を始めた。
RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告
菅直人首相と数名の国会議員だけが、中国漁船が日本の巡視船に故意に衝突したことを証明する、このビデオを見ることができた。日本政府は、日中両政府の関係が非常に深刻な危機にある中で、火に油を注ぐおそれのある、このビデオが表に出ることを望まなかった。
今日、2010年11月5日、ビデオがユーチューブで公開され、中国の胡錦濤国家主席の来日取りやめの観測が流れた。
日本は、インターネット上への別の流出の件でも対応に苦慮している。警察の協力者や、日本でテロ活動を行う疑いのある外国人の個人情報に関する書類が流出したのだ。この書類のいくつかは、米国FBIから提供されたと推測される。
この流出は事故ではないだろう。警察への情報提供者は、殺害を脅迫される危険を背負った。外国の情報機関も、テロリストのネットワークに関する情報を日本に提供することを、ためらうようになるだろう。
日本の中道左派政権は、領土紛争について中国とロシアに屈したことを非難され、さらに、保護者である米国の信頼を失った。
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(投稿者より)
日本でも報道された、テロリストに関する文書と、中国漁船拿捕の映像が、インターネット上に流出したことを伝える、フランスRFIの記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦ください。
44分間のビデオは私も見ました。最初に投稿されたものは削除されていましたが、誰かがそれをダウンロードした映像がいくつも投稿されていました。私が見たのは、その一つです。今後、たとえ当局が削除しても、いたちごっことなるだけでしょう。
映像を見て、申し訳ありませんが、間延びしたナレーションに思わず苦笑してしまいました。これが路上なら、酔っぱらいの暴走車と、それを扱えないパトカーといったところでしょうか。どうせぶつけられたのですから、一度で止めるべきでした。
記事の下に添付された動画は、元記事でもついていたものです。フランスの国営メディアがYouTubeを取り込む時代に、すでになっています。ちなみに、動画の投稿者はアイルランドの人のようです。
今回の問題の本質は、日本の情報管理の甘さによって、外国からの信頼を失ったことでしょう。秘密を漏らすような者を、仲間は信用しません。もちろん、「イワンの馬鹿」の王様が作るような国では、そのようなことを気にする必要はないのでしょうが、世間はそんなに甘くないでしょう。
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