http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/881.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/742a48cd8a9fee9e30ee6777869421a5
2010年11月07日
先ずは朝日新聞の記事をご覧いただこう。多くの人々が、ズッコケルこと間違いなしの記事を掲載した。それもよりによって署名記事、凄いね〜。朝日が署名記事を書く時は、常に後ろめたい記事を掲載する時に常用される。これは何らかのサインなのだろうか?
≪ 尖閣問題でデモ 週末の銀座を行進「中国政府に不安」
尖閣諸島での漁船衝突事件を巡り中国政府に抗議する民間団体主催のデモが6日、東京都内であり、約4500人(主催者発表)が、東京・銀座や大手町を行進した。
集合場所の日比谷野外音楽堂(千代田区)では「自由と人権・アジア連帯集会」と題した演説会があり、元航空幕僚長の田母神俊雄氏や自民党の小池百合子衆院議員らが「中国の動きにもっと警戒を」などと演説。漁船衝突のビデオ映像が流出した翌々日とあって、日本政府の対応を非難する声も目立った。
デモ行進の参加者は日の丸やプラカードを掲げ、「中国による主権侵害を許さない」「中国政府はノーベル平和賞の劉暁波(リウ・シアオポー)氏を釈放しろ」とシュプレヒコールを上げ、週末でにぎわう銀座など約2キロの道を約1時間かけて歩いた。主催団体の水島総さんは「みんな中国政府のやり方に不安を感じている。右翼色のないデモだから、これだけの人が集まったと思っている」と話した。(小山謙太郎)(朝日新聞) ≫
田母神俊雄氏、水島総氏、小池百合子氏の顔ぶれを見て、小山謙太郎記者は何を思ってこの記事を書いたのだろう? 筆者には見当もつかない。
それに引きかえ、「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」主催のデモは地味なものである。4500人ではなく、1200人だ。しかし、価値においてまったく遜色がない。
この点は断言しておこう。
10月24日に続き「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」主催のデモが、11月5日行われた。正確な参加人数はハッキリしないが、24日が1000人、今回が1200人、うなぎ登りとは言えないが、徐々に義憤を感じる国民に浸透している感じがする。ツイッターの情報発信を核にした、「今の日本はちょっと変」に気づいた人々の自然な流れの集合は、画期的価値がある。
実は、この画期的「権力とマスコミの横暴に抵抗する国民の会」と云うデモは、日本で行われた初めてのツイッター、ブログ仲間のオフ会的部分が多いのかと思うと、必ずしもそうではない。2,3人のグループはあるが、殆どが見ず知らず、「初めまして!」から始まる集合体のデモである。日本初のこのようなデモは、本来相当なニュースバリューがあるのだが、日本のマスメディアはまったく報道する様子を見せない。
このような現象は、政治的と云う捉え方よりも、社会学的捉え方に置いて、重大な価値がある。 マスメディアによって偏向された報道に嫌気をさしていた人々が、ネットと云うツールを駆使し、独自の意見集約を行い、バーチャルな世界だけでの意見交換だけでは物足りずに、リアルの世界に飛び出してきた。思いの程は、参加者の一人ひとり、少しずつ異なるのだろうが、バーチャルだけでは駄目、リアルにも直面しなければ、と云う思いもあったことが想像できる。
そして、それ以上に価値があるのは、国民の上にのしかかっている様々な権力構造の圧力に抵抗しようと立ちあがった事である。たった1000人程度と云う言い方もあるだろうが、デモ参加者を動員する団体や資金援助されたデモではない事に絶大な価値がある。 明らかに「プロ集団のデモ」と「素人集団のデモ」が対極的に表面化している事実は、見逃せない。
マスメディアにとって「マスコミの偏向報道をやめろ!」と云うシュプレヒコールが湧きあがるデモは永遠に報道したくないのだろう。(笑)民主党の外交姿勢に対する抗議や中国政府に抗議するデモは可愛い奴と云うスタンスのようである。これが、一時リベラルと評された新聞社とは到底思えない。
筆者の立場は、「検察のあり方とは?」や「日本の民主主義とは?」「報道の自由とは?」と云う日本の構造的問題に着眼する、これらの動きを強く支持する。
今後、どのような推移を辿るか鮮明ではないが、この小さな行動を息長く続けることが大切なのだと思う。
デモは無理と云う人もいるだろう。そう云う人は口コミに徹することも良いだろう。チラシを作って、近所に配るのも手だ。小さな集会を開いて、ベラベラ喋るのも良いのだろう。
絶対にあきらめない事だ。無視されても、無視されても、執拗に迫る事だ。筆者は「反マスメディア」と云うコラムに徹していこうと腹を決めている。
しかし、朝日新聞の偏向度が酷過ぎる。反中国に走ろうとしているとさえ思われる。
おそらく反ロシアにも走るのだろう。これはどういうことなんだ?
中国共産党を崩壊させ、あの中国での内乱でも望んでいるのだろうか? 日中首脳会談阻止に動いているのか? 中国で内乱が起き、北朝鮮、韓国に飛び火した場合、日本はどんな影響を受けると思っているのか? 隷米でさえあれば、すべて救われるのか? 米国の国益において、日米同盟は保証されているのか? 保証を確たるものにする為に、前原誠司が内閣総理大臣か?
朝日新聞の現在の動きは、筆者の目から見ると、国内騒乱を望んでいる一戦争屋メディアとしか映らない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK98掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。