http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/863.html
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こういう報道を目にすると心底失望させられる。
ノーベル平和賞が中国の人権活動家、劉氏に授与されたことに関し、来月にノルウェー・オスロで開かれる授賞式の式典に出席するなと中国政府が欧州各国の大使館に書簡を送ったという。
欠席するだけではなく、式典当日に劉氏を支持する声明を発表するなと求めたという。
更にまた、中国の崔天凱外務次官は、北京の記者会見で次のように語ったという。
「欧州各国の選択肢は単純かつ明快だ。中国の司法制度に挑戦する政治ゲームに
参加したいのか、中国と友好関係を築きたいのか。誤った選択は(否定的な)結果をもたらす」、と。
中国の思い上がりだ。
おりしもフランスのサルコジ大統領が、約1兆6000億ドルの対中商談と引き換えにノーベル平和賞の劉氏に弾圧について一言も文句を言わなかった、というニュースが流されていた。
それどころかサルコジ大統領は11月4日から始まった中国胡錦涛主席のフランス訪問を最大限の待遇で歓待したという。
それに対し実利優先求める仏財界の声を抑える力はサルコジ政権にはない。
中国は今得意絶頂にあるに違いない。
しかし得意絶頂にある時こそその本性があらわれる。
だからと言って私は中国を敵視する対中強硬派には与しない。
日米同盟を深化させて中国と対峙する事を主張する意見には与しない。
日本は米国とも、中国とも自立し、正しい国のあり方を追求すべきだと言っている
のだ。
それは一言でいえば覇権を求めるな、ということである。
平和憲法を誇りにして世界に歓迎される国を目指せということである。
日本の生きる道はそこにある。
了
http://www.amakiblog.com/archives/2010/11/06/#001732
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