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「国会の決定にはいつでも従う。逃げも隠れもしない」と言っていたのはどこの誰だ。検察審査会を猛烈に批判していたのは、いったい誰だったのか◆自身の政治資金問題で野党から国会招致を求められている民主党小沢一郎元代表。今度は「もう司法手続きに入っている。三権分立の立場からすれば、司法で取り上げているものを立法府がいろいろと議論するのはあまり妥当ではないし、必要でもない」◆国民に公開される裁判と違い国会の政倫審も証人喚問も基本的には秘密会である。小沢氏は「公開の場できちんとやりなさいというのが検察審査会の意見だからそれに従うのが筋だ」と言うのである。「三権分立」だの、司法と立法の関係だの、とてもまっとうな意見のように聞こえるが、この人の場合は、ご都合主義といおうか、“逃げ口上”としか聞こえない◆都合の悪いことには素知らぬ顔で口をぬぐってしまう政治家のずるさ。久しぶりに公の場で発言したかと思いきや、インターネットサイト「ニコニコ動画」の生中継出演。何だか肩すかしを食らったようでこちらがへたってしまいそうだ。国会で発言すればいい。大の政治家がこれでいいのか◆もちろん裁判で黒白つけるのはいい。しかし小沢氏が抱えている問題の原点は国民に報告した政治資金報告書にうそがあった−ということ。うその報告書を読まされた国民からすれば、司法の場とは別に国民の前で説明するのが筋というものだろう◆政界引退を簡単に撤回した鳩山由紀夫前首相しかり。この国の“政(まつりごと)”を託されている政治家の言葉や約束の軽さ、どうにかならないものか。選良と呼ばれる資格なし。こんな人たちと同類と思われてしまう政治家たちとてさぞ心外だろう。(賢)
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