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ニコニコ生放送(アーカイブ)で改めて小沢さんの国家ビジョン「自立と共生」を聞いて感動した。
2010⁄11⁄05(金) 17:18
ニコニコ生放送の『小沢一郎ネット会見〜みなさんの質問にすべて答えます!』をアーカイブでみた。
オンタイムで視聴した人が13万人を超え、現在は来場者数:204,312、コメント数:124,696となり20万人を超えている。
メモを取りながら見て、一番感動したのが、「国家ビジョン」についての質問に答えた内容だった。
今の政権にはこれが一番抜けていて、これが政治家にとって一番重要なことであると思う。
「自立と共生」という、いつも変わることなく、小沢さんが今まで言い続けてきたことだが、文章ではなく、本人の言葉で聞くとまた感じるものも違ってくるので不思議である。
メモを基に保存用として、内容を要約してエントリーしようと思ったが、『すみっち通信』様が詳細をアップされていて、大変すばらしい仕事をしていただいているので、その「国家ビジョン」の部分を抜粋させていただく。
司会者の角谷浩一氏から視聴者からの質問として、「小沢さんの国家ビジョンとはどんなものか」というものに答えたものだ。
引用元:(すみっち通信)
http://sumichi7878.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-7653.html
≪ 小沢)僕が言ってんのは自立と共生という理念なんですけどね。一番はまずは日本人に必要なのは自立。ちゅうのは自分自身の価値判断を持ち、自分自身で意見を持ち、そして自分の責任で行動するという日本に僕はなるべきだと。自立した日本人の集合体が自立した国家なんです。日本なんです。それがまず第一だし。日本人としては。
それから国家の理念としては共生。これは国内でも人々の、国民同士の共生、仲良くするっちゅうこともありますが、他国民、諸国民との共生。すなわち、平和の問題。それから、もうひとつは自然との共生。これは環境の問題。だから、僕は個人個人の日本人には自立を求めているし、そして自立した個人が国家を構成すると。そして日本は他の国と、他の民族との共生と自然との共生。環境と平和と。これを僕はね、21世紀のね、このあるべき姿としてね、日本が発進できるような国になりたいと。そうあるべきだと、そう思ってんですよ。
日本人ぐらい偏見もない、宗教的の壁も何もない、あるいは文化的な壁もないでしょ。何でも取り入れて、全部、自分のものにしちゃうでしょ。だから、ものすごく共生の理念に日本人っちゅうのは、性格的に、あるいはDNA的にあってんじゃないかと思ってんですよ。だけど、それを発信できる、21世紀の社会、国家というもんはこういうもんだという発信をできる日本になるべきじゃないかなと思ってんです。≫
これをあらためて小沢sんの口から聞いたとき、ほんとに小沢さんは日本を愛しているんだ、と実感として伝わってきた。
「日本改造計画」にも他の著書にも「小沢一郎ウェブ」にも出ていて、このブログで結構付き合ってきたフレーズであるにもかかわらず、不思議だった。
代表選の投票日の演説で次のように語っている。
≪ 「私には夢があります。役所が企画した、まるで金太郎あめのような町ではなく、地域の特色にあった町作りの中で、お年寄りも小さな子供たちも近所の人も、お互いがきずなで結ばれて助け合う社会。青空や広い海、野山に囲まれた田園と大勢の人たちが集う都市が調和を保ち、どこでも一家だんらんの姿が見られる日本。その一方で個人個人が自らの意見を持ち、諸外国とも堂々と渡り合う自立した国家日本。そのような日本に作り直したいというのが、私の夢であります。
日本人は千年以上前から共生の知恵として、和の文化を築きました。われわれには共生の理念と政策を世界に発信できる能力と資格が十分にあります。誰にもチャンスとぬくもりがある、豊かな日本を作るために、自立した国民から選ばれた自立した政治家が自らの見識と自らの責任で政策を決定し実行に移さなければなりません。≫
(本ブログ2010/9/18エントリー≪小沢さんがいう"日本のあるべき姿"、「自立と共生の社会」が多くの人々の心の中に具体的心像として埋め込まれた≫より)
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-634.html
その他印象的なのは尖閣問題での中国人船長釈放について聞かれ、小沢さんは
≪何といわれようが、政府、内閣としてこういう状況をかんがみて釈放することにしたというべきだと思う。行政の役人が政治判断して逮捕したり釈放したりなんて、これはまったく法治国家、民主主義国家でなくなる。だから政治家は軽蔑される。≫(すみっち通信より)
と答えた表情には迫力があった。
全体を通して今の政権や民主党を見る目が、親が子に対する時のものに似ているように感じる。
尖閣問題にしろ、経済対策にしろ、官僚主導政治にしろ、リーダーシップがなく責任を回避している管政権においても決して批判するのではなく、親がまだ未熟な子に教え諭すような言い方だった。
せっかく政権交代したんだから、政治主導・国民主導の政治により真の民主主義国家になる、普通の国になるまで、小沢さんは全精力を注ぐ決意も同時に感じた。
あらためて小沢一郎の目指す改革を、強く支持する決意を固めさせていただいた次第である。
最後までお読みいただきありがとうございます
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-730.html
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