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漁船が巡視船「よなくに」に衝突する映像
「国民に非公開」だったはずのビデオとみられる映像が、インターネットに流出した。沖縄・尖閣諸島沖で9月に起きた中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件。映像からは、漁船があからさまに巡視船にぶつかって来る様子がみてとれる。警視庁などの国際テロ関連の文書流出に続く捜査機密の漏出の疑い。危機管理の甘さは、深刻な事態だ。
特集・尖閣諸島問題
ビデオ映像の「流出元」と疑いがかけられている海上保安庁。
鈴木久泰長官ら幹部は5日午前1時ごろ、報道機関の問い合わせで映像が流出した可能性があることを知った。
午前3時ごろ、同庁の広報担当者らは次々と東京・霞が関の同庁本庁に駆けつけた。庁内のパソコンではユーチューブなどの動画投稿サイトへのアクセスは制限されており、登庁前に自宅で映像を見た職員も多かった。
映像に寄せられたコメントのほとんどは「よくやった」などと投稿者や海保を称賛する書き込み。それを見た海保の職員たちは、複雑な表情を浮かべた。
当日、巡視船から撮影された映像は、合計で10時間近くになる。海保はこれまで、映像について「厳重に管理している」「鍵のかかる金庫に入れてある」などと説明してきた。9月の事件後に前原誠司国土交通相(当時)や海保幹部らが視聴した映像も、しばらくは本庁で管理していたが、10月に処分したという。
すると現在、映像は、捜査をした石垣海上保安部(沖縄県石垣市)と、証拠として渡した検察にしか残っていないことになる。同保安部で映像を見たのは幹部や捜査担当の警備救難課の一部で、中村峯夫管理課長は「厳正に保管してきた」と話す。だが「流出の危惧(きぐ)もある」と同保安部でも調査を始めた。
一方の検察。中国人船長を起訴するかどうかの判断のため、那覇地検が石垣海保から証拠として提出されたテープの原本を持っているという。
船長は処分保留のまま釈放したものの、いずれ不起訴にする見通しだ。ある検察幹部は「大変なことになった。だれが持っていたのかを特定しないと、(流出が)犯罪に当たるのかどうか何とも言えない」と慎重に言葉を選んだ。別の検察幹部は「流出させた者は、『こんなに当たり方がひどかったんだ』ということを、公開したかったのだろう」と推測した。
大阪地検特捜部の元検事による証拠改ざん事件で揺れる中でのさらなる不祥事となれば、検察は壊滅的に信用を落とすことになる。
関係者からは「この時期にこういうものが出るのはまずい」という声も聞かれた。
http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY201011050263.html
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