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2010年11月05日
「ユーチューブ」に海保のミンシンリョウ5179の衝突時ビデオが1時間弱の長さで流出。(笑)こりゃどうにもならんね。
国会議員は当たった瞬間中心の6分間見せられたんだね。何と云う馬鹿げた話か。
あまりの余裕しゃくしゃくと云うか、緊張感なし会話は聞かせたくなかったと云うのが実情のようだ。 全部見たけど、海保の乗組員のリラックス振りが目と云うか、耳に残った。
「体当たりかよ!こっちはポルシェ、参加しないよ」もう余裕たっぷりで、黒い煙を吐き青息吐息の漁船5179を適当に距離を保ち、証拠撮影している感じ。
全編、海保の余裕が窺え、緊迫感はゼロ。流出ビデオの順番が明確でないが海保の巡視船は流出ビデオでは3隻のようだ。4隻とヘリコプターと云う報道もある。「与那国」「みずき」「はてるま」は確認。ビデオ、これは完璧な本物です。
筆者の観る限り、初めの接触は巡視船の波を受けたため。二度目は漁船が速度を上げ、逃げようとしたタイミングと巡視船の波を受けた操舵ミス。まぁこの話はユーチューブでご覧あれ。削除されているかもね?前原や仙谷はこのビデオを見て、間違いなく衝突してきた、と仰々しい尖閣列島問題にしたわけだ。
菅民主党政権のクリーンでオープンってのは、こう云うものだったのか? これを持って、前原の戦略好きと言われても、認めようがない。前原外務大臣ったのは、更迭しか選択肢なくなったのではないのだろうか? APECの不手際と云うか、中国ロシア首脳会談見送り等と云う事になると、一気に菅退陣と云う動きも出てきそうな感じだ。
突然こんな海上保安庁の漁船衝突ビデオの流出があったので、全編観ている間に時間がなくなった!本来見出し「小沢一郎活動再開とAPEC後の菅政権」の筈が上記のような意味不明の見出しになってしまった。今日、夜があけてから、日本中が良かれ悪しかれ大騒ぎ間違いなしですね。
小沢一郎が3日「ニコニコ生放送」に出演し、出席者や視聴者からの質問に、本音8割の回答を行った。
自民党麻生政権時の国策捜査の色合いが濃かった東京地検特捜部の鋭意捜査をもってしても、小沢一郎を起訴し得る嫌疑が不充分で不起訴が決定した。その後、検察審査会と云う民主主義国家ではあってはならない「秘密会・検察審査会」によって、強制起訴が行われる状況下におかれた。普天間移設の辺野古沖回帰で鳩山首相・小沢幹事長と云うラインが「曖昧な責任問題で辞任」当面の代打として菅直人が代表、総理の座に就いた。
その後、参議院選挙で菅民主党は「消費税発言」等々でとてつもない大失策を犯し、見るも無残な大敗北を喫した。9月には、正々堂々と戦うと言って、姑息に動いた民主党代表選で、菅直人は実質的には辛勝した。ただ、民主党が親小沢・反小沢に二分されている事実が明確になった。
代表選中の街頭演説等で、菅直人と小沢一郎の政治家としての器のあまりの違いに、国民は呆れたであろうし、議員も本音では承知していたのだろう。マスメディアも「話にならないね」と本音で思いながら、自己組織に有利に働く菅直人評価の解説を行い、辛勝の結果を生みだした。
選挙のファクターのすべてが小沢一郎有利であったにもかかわらず、小沢一郎は惜敗したのである。勿論、選挙の方法等が疑惑を招く稚拙な方法であったことは、民主党は猛省すべきであるが、負けは負けである。
代表選が終わったら「ノーサイド」は想像通り空念仏に終わり、仙谷・前原・野田一家の政権が誕生した。その間も、「小沢殲滅作戦」は最高裁が支配する「検察審査会」なるものによって、強制起訴議決と云う段階まで来てしまったのである。
勿論、この検察審査会なる代物の正体がファシズム秘密結社なのか、本当に規定通りの素人11人衆の審査会なのか、バーチャルな審査員11名と唯一実存する補助員である弁護士の「一人芝居」であるかどうか、今後の検証を待つしかない。
かくして、小沢一郎は司法の場に立つことになる段階に入ったのだから、公判時で行うべき反証を、立法府で行うことは「劇場型国会」を希求し、政策力ではなく「雰囲気政治」の為だけの立法府になろうとしているのだから、小沢に意に沿わないのは当然であろう。
特別会計から埋蔵金を探り出すと言いながら、結果的に埋蔵借金が出てきたり、と財務省の役人に好きなように利用されただけの「茶番劇」だったようだ。 流石に、立法府の原点、三権分立の建前を突きつきられて「予算を無視してでも喚問を」と野党も言える立場ではない。
仮に開いても、腐れマスコミの検察リーク報道の紙面を片手に質問するわけで、質問の根拠自体が薄弱なのだから、本当は野党の方もやりたくなかったに違いない。 小沢の方が証人喚問に招致の条件として、議員の質問根拠となる「マスコミ記事」の真偽を確認しながら「質疑」を行おうと主張されたら、野党はアウトである。
新聞に書いてあると云う根拠だけなら、証人として当該記事を書いた記者の招致も当然である。また喚問の根拠にもなっている「検察審査会」の実態解明をおこなう為の、審査会事務局長、審査員会長(非公開)への質問や議事録開示など逆提案方式も考えられるが、ニコニコを観る限り「やましいことゼロ、真っ白」なのだから、正攻法(あくまで司法の場)で行くと云う考えでも良いだろう。
4日に小沢・岡田会談が実現したが、当然拒否した。 昨日の小沢一郎の出演で何かが変わるわけではないが、少しずつ能動的に動いた方が良いだろう、というベテラン政治家の臭覚が働いたの紛れもない事実だ。各マスメディアが「ニコニコ生放送」の小沢発言に固唾をのみ、小沢の口から出た言葉を、何時ものように「つまみ食い」方式で記事にしていた。(笑)
腐れマスメディアは、インタビューなど一切応じて貰えない小沢一郎が何を言い出すか、戦々恐々となっている。時には「販売増・売れっ子」としての小沢一郎が存在する皮肉に出遭うのである。 早い話、主たるマスメディアの記者連中は、所属社の定まった方向の記事が足枷になり、面と向かって小沢に質問を投げかけるツールさえ失っている。もう日本のマスメディアはジャーナリズムではない。
地検特捜部の捜査手法同様、一定のシナリオの下「トップダウン」で記事を垂れ流す存在になっているようだ。社内で異論を口にすることイコール干される雰囲気が出来上がり「雰囲気ジャーナリズム」の権化となっているのだろう。 ニコニコを視聴する限り、現時点では小沢一郎が前向きに、民主党と云う政権与党をどうこうする積りはない様子だった。勿論、現時点と云う事。
11月APECと臨時国会閉会の12月までの間に、これ以上政権与党として「あってはならないこと」が続くようなら、それはそれで別途考えると云う趣だった。筆者が小沢の回答は本心8割と言った残りの2割は、この部分である。
民主党が小沢一郎の政治力を封印して、国会運営の生贄に差し出すような事態になった場合まで想定しない範囲での回答だと思う。
現システム司法の法治国家日本においては、正しい捜査であれ、捏造捜査であれ、冤罪であれ、被告になりうる司法制度がある以上、「推定無罪」の原則が極めて重要な立脚点であり、所謂曖昧模糊とした「政治家の倫理と道徳」等と云う「雰囲気政治」の中で行われるであろう政倫審や証人喚問の要求レベルは「推定無罪」の大原則のはるか下方に位置する考えである。
誰でも、恣意的捜査で「被疑者」になる司法制度においては、被告になったから「政治活動が制約される」など、腐れメディアの世迷い言だ。国民の選挙と云う「民意」で選ばれた政治家は、その負託に誠心誠意、議員としての務めを果たすべきである。自粛などは、国民からの負託への裏切りとさえ言える。
以前の拙コラムに「小沢一郎内閣総理大臣に指名する!被告人でも総理になれるのだ!」 http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/fcf96baa4a4a7bfc454b2777f154ed69
と云うのがあったが、小沢一郎は菅直人退陣の後、堂々と「民主党代表になるぞ!」と立ちあがって構わないのである。
今の与党民主党政権を再生したければ、その道しかない。前原と小沢のガチンコ勝負も面白い。ただ、今回の流出ビデオで、前原の芽は摘まれたのかもしれない。
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