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檀公善渾身! 日本縦断7000キロ、超緊急ミニオフ勉強会の旅
勉強会タイトル「石川真っ白と小沢真っ白の因果を解く」講師:檀公善
11月6日(土)
名古屋 10:00〜12:30 カフェ・ド・クリエ 新幹線地下鉄エスカ
大 阪 14:00〜17:00 カフェボン 新大阪駅2階メディオ新大阪
岡 山 18:00〜21:00 ドトール改札内店 岡山駅2階
11月7日(日)
福 岡 10:00〜12:20イースタン第2店 福岡空港第2ビル3階
那 覇 14:30〜18:30 ロイヤルコーヒー 那覇空港内
11月13日(土)
新 潟 10:00〜13:00 シャモニーCoCoLo店 新潟駅ビル
東 京 16:00〜19:30 デニーズ八丁堀店パーティールーム
11月14日(日)
仙 台 9:40〜12:40 カフェ杜の香り 仙台駅3階南改札飲食街
札 幌 14:50〜17:50 宮越屋珈琲空港店 新千歳空港3階
小沢反権力全面戦争の真の戦線は、現在進行中の「石川議員公判前整理手続き」なのです。もちろんここで石川議員というのは、正確には石川、大久保、池田三氏の以上総代であることは説明するまでもありません。
すでに十分解説してきた積もりですが、「石川真っ白」は「小沢真っ白」の心臓なのです。「石川真っ白」の帰結は、即「小沢真っ白」です。いや、「大久保真っ白」、「池田真っ白」も、「石川真っ白」の必然的な帰結でもあるのです。
ご承知の通り、石川氏の被疑事実は@4億円の不記載と、A期ずれです。小沢氏の被疑事実は、@の4億円は関係なく、Aの期ずれの共謀です。だから「石川真っ白」は、「小沢真っ白」の十分条件になっているのです。
このように、小沢氏も、大久保氏も、石川氏の共謀共同正犯とされています。したがって石川氏が「真っ白」なら、「真っ白」の主犯の共謀共同正犯が「真っ黒」なんて、あるわけがないのです。池田氏は石川氏の後任で、石川氏が黒だから、その後始末をした池田氏も黒だとされているのですが、だから池田氏も、石川氏が「真っ白」なら、自動的に「真っ白」になってしまいます。このような関係性を認識すれば、「石川真っ白」が全ての心臓部であることが分かります。
ですから、逆に「石川真っ白」を勝ち取る闘いを首尾よく進められなければ、それこそAERAに書かれていたように、小沢逮捕という、とんでもない事態になることも、絶対にありえないことではないのです。
多くの人は、小沢氏シンパの人を含めて、いや小沢氏シンパの心情の強い人ほど、小沢逮捕なんかありえない、あるはずがない、できない、と思っているようです。甘すぎます。代表的な見方をあげれば、たかが石川氏の些細な期ずれの共犯ではないか、そんなことで小沢氏が逮捕されたら、それこそ世も末だ。いくらなんでもそこまでは……というわけです。
しかしみなさん、すでに世も末を象徴する出来事が、まさに私たちの眼前で展開されているではありませんか。そうです。東京第五検察審査会の起訴相当議決に基づくその後のとんでもない司法の展開です。
これも何度も書いたことですが、元大阪高検公安部長、三井環氏は、住民票の移動をたった6日早く届けたというだけの超微罪によって、「電磁的公正証書原本不実記載」の罪ということで逮捕拘留され、1年8ヵ月にもわたって「臭い飯」を食べさせられたのです。
つまり、権力にとって不都合な人間は、どんな手段を使っても必ず潰すというのが権力の絶対の意思であり、マスメディアがこれを忠実にサポートするのが、今の日本の現実だということを、私たちは嫌というほど見せつけられているのです。
ところが、郷原氏や山口氏など、客観的に小沢氏擁護の立場にある人たちの主張は、残念ながら「たかが期ずれじゃないか」、「微罪じゃないか」、「形式犯ではないか」というものであって、私が主張している、「不記載もない」、「期ずれもない」、「白より白い真っ白」だというものではありませんし、積極的に真っ白を立証しようというものではありません。
さらに残念なことは、11月3日のニコニコ動画における小沢氏の発言で聞かれたと思いますが、小沢氏自身の口から、石川氏の処理の中に、期ずれがあったと認識しているように受け取れる発言があったことです。きわめて重大な問題です。
冒頭の文章を繰り返しますが、小沢反権力全面戦争の真の戦線は、現在進行中の「石川議員公判前整理手続き」なのです。この公判前整理手続きは、9月24日の第1回に始まり、すでに3回開催済みです。11月中に残りの5回が行われて終了します。そうです。公判前整理手続きは、8回にわたって行われるのです。来月12月には第1回の公判が開かれるといわれているのは、そういうわけだからです。
裁判というものは、実はこの公判前整理手続きこそ闘いの正念場なのです。公判は、この公判前整理手続きで取り決められた争点を、手順通りに進行していく、半ばセレモニーであるといっても過言ではありません。つまり公判前に基本的にほとんど勝負はついてしまうのです。
検察側は、あらためて「ゼネコン供述」を争点にしようと血迷っていますが、真の争点はそこではありません。報道を眼光紙背に徹して読み取るならば、平成16年10月29日以前に小澤氏の個人資金を石川氏が受け取った4億円について、検察はこれを不記載と主張しているのに対して、弁護団側がこれを認める立場に立っているのではないかと思われるふしがあるのです。そうであれば、実に由々しき事態ということになります。
この4億円を石川氏が、秘書として預かったのか、それとも陸山会が借入金として受け取ったのか、この間には天と地の開きがあるのです。石川氏が小沢事務所の金庫の「小澤一郎」棚に、小澤氏の個人資金を移動するために受け取ったのであれば、不記載は成立するはずがありません。そして事実はそうであったと考えられます。だから石川氏は陸山会としての借り入れ手続きもしていないはずですし、小澤氏個人に借用書も切っていないでしょうし、したがって政治資金報告書に収入として記載していないのです。
このことについて、小沢氏は自らのホームページで、石川氏が資金が足りないと言ったので、4億円を貸し付けたと書いています。しかしそれが直ちに、石川氏が陸山会の借入金として処理したことを意味するものではありません。はっきりいってここら辺の事実関係はきわめて曖昧であり、微妙です。それだけに、石川氏が検察の誘導に従って、不記載の言質をとられていることは十分に考えられます。問題は石川氏の弁護団が、検察のこの不記載のこと挙げに対して、どう対応するかにあります。
次に期ずれの問題です。心強いことに石川氏は、売買の日付を登記簿謄本に合わせるべきだと思い、平成17年1月7日に取得したので、収支報告書にもそう記載したといっています。これは実に正しい認識ですから、弁護団としても、この主張は徹頭徹尾貫徹しなければなりません。
いっぽう検察は、売買が平成16年10月中に行われたとして、期ずれをこと挙げしています。すでに阿修羅の投稿で実物のコピーを示したように、売買契約書は10月5日に交わされており、買主は陸山会代表、小沢一郎、代金の授受は10月29日に完結することを取り決めています。これらを見る限り、買主は陸山会であり、売買は10月29日に完結しているという検察の主張が正しいように思われます。
ところが、売買が検察のいうとおりに16年10月29日に完結しているのであれば、17年1月7日の売買を原因として、同日に所有権移転の登記を行った行為は、それこそ政治資金規正法違反の形式犯である前に、「電磁的公正証書原本不実記載」という5年以下の懲役または50万円に以下の罰金を科される犯罪が立件されなければなりません。
この場合罪を問われるのは、小澤一郎個人および売主の双方ということになります。秘書の犯罪に関する共謀共同正犯ではなく、ずばり小澤一郎氏個人を逮捕起訴することもできるのです。検察にとって、こんな美味しい話はないではありませんか。しかし周知の通り、現実に小澤一郎氏も売主も、この罪を問われていません。
まさか法と正義に基づいて司法の一端を担う検察、しかもどんな手を使ってでも、小沢氏を葬りたいという強い意志をもつ検察が、この法律の存在を知らないはずがありませんし、仮に本当に知らなかったとすれば、笑い話にもなりません。要するに「電磁的公正証書原本不実記載」の罪に問うには、決定的な障害があったということです。つまり検察は16年10月中の売買を実証できないということです。
いっぽうでは10月中の売買を実証できないのに、いっぽうでは10月中に売買したという。検察は、どうしようもない自家撞着に陥っています。つまり検察に期ずれの実証はできないのです。これで石川氏の期ずれの共謀共同正犯とされている小沢氏は、完全に「真っ白」であることを、検察自身が証明してみせていることが分かります。
それでは検察が小澤一郎氏個人および売主を、「電磁的公正証書原本不実記載」の罪で立件できない決定的な障害とは何なのでしょうか? それは売買の期日を平成17年1月7日にするということを売主と合意した合意書の存在です。検察がこの合意書を押収しているために、検察自身が売買の日を特定できないでいるのです。石川氏の弁護団は、まずこの検察のジレンマ、自家撞着を徹底的に突くべきです。これだけで「小沢真っ白」は、完璧に立証されるのですから……。
そして決定的に重要なことは、10月5日の売買契約書では、買主は陸山会になっているにもかかわらず、実際には10月29日時点の陸山会の財政状況は、とても売買代金を自力で支払える状態ではなかったために、10月29日には、一旦小澤一郎個人が代金を支払って購入し、とりあえず小澤一郎個人を権利者として、仮登記をしたということです。
その後売主との合意書どおり、17年1月7日に売買をして、即日本登記をし、同日これを陸山会が小澤一郎氏から購入したというのが事実です。これは後日記者会見を前にして、急いで作成されたと非難されている平成17年1月7日付けの確認書に記載されている通りです。この確認書の作成が後日行われたということはどうでもよいことであって、重要なのはこの1月7日という日付なのです。
石川氏が、売買の日付を17年1月7日にしてほしいと売主に要望し、合意書を交わした動機については、知る由もありません。しかしこれは私の推測ですが、陸山会が、年を越せば、陸山会自身の資金で購入ができるという資金見通しを立てたことによって、翌年の実質的な仕事始めの日に合わせて、売買、本登記、陸山会への譲渡をまとめて行おうと計画したためではないかと思います。そしてそのためには、10月29日の登記は、仮登記にとどめておいたほうがよいと判断したのではないでしょうか。
私は当初、農地法の届出と受理書の入手に時間を要したことが原因であろうと推測しておりましたし、そのことを何度も書いてきたことは紛れも無い事実です。しかしその後見聞した多くの情報によって、10月29日までには、受理書は入手されていたのではないかという判断に傾いてきました。
農地法による届出は、売主側で行うことになっておりました。もし受理書の入手が遅れたのであれば、売買の日を先に延ばす合意書の作成は、売主の側から提示されてしかるべきです。諸情報によると、合意書の作成は、石川氏が売主に要望したとされています。このことからも、私は受理書は10月29日までには、入手されていたのではないかと推測します。
諸情報と書きましたが、「真っ白」メーリングリストのメンバーの中には、司法書士が何人もいて、自分の名前は出せないけれども、陸山会の土地取引に関して、専門家の立場からさまざまなアドバイスをしてくれます。また農業委員会の受理書の交付に要する時間についても、実態を教えてくれますが、それらを勘案すると、世田谷の場合でも、せいぜい10日間程度であろうという推定がでてきます。契約書を交わした翌日の10月6日から起算しても、29日には受理書を手にしていたであろうと推測する所以です。
ついでに申し上げれば「真っ白」メーリングリストのメンバーの中には、実に多様な人材が、豊富に参加しています。私の阿修羅の投稿に関しては、弁護士や会計士や学者など専門家のお墨付きが無いので信用できないといったコメントが散見されますが、実際には、こうしたプロフェッショナルのアドバイスは、常時いただいているというのが事実です。
ところで私が最も危惧するのは、石川弁護団の弁護方針です。小澤一郎氏個人が購入し、陸山会が後日小澤一郎氏個人から購入したというのが事実であり、登記簿謄本とも完璧に一致整合しているにもかかわらず、陸山会が10月29日以前に小澤一郎氏個人から4億円を借り入れ、その借入金で陸山会が(売買契約書通りに)直接売主から買ったという検察側の主張を受け入れることです。こういう認識に立つと、検察は不記載と期ずれの両容疑で、徹底的に立件しようと、嵩にかかってくるでしょう。
たとえ形式犯といわれようとも、たとえ量刑が罰金1円であっても、検察は石川氏を強引に有罪にし、3人の弁護士が検察官として起訴した小沢公判に、どんなこじつけであろうと総動員して、遮二無二小沢有罪に持ち込むための無理無体をサポートするでしょう。「小沢を有罪にするには何でもあり」の現状では、繰り返しますが、小沢逮捕の可能性すら否定する根拠はありません。
司法がここまでファッショ化してしまっている現実は、どうして生まれたのでしょうか? 国民の多くが、検察のリークに基づくマスコミの虚偽報道によって、真実を認識できない状態に置かれている現実が、こうした司法のファッショ化を許す基盤になっていることはまぎれもない事実でしょう。
私たちは、さらに活動を高揚させて、「石川真っ白」「小沢真っ白」の真実を拡散していく努力とあいまって、10月24日・11月5日に摺ったマッチの火を、日本全国津々浦々に、燎原の火として拡大していかなければなりません。
今回の私、檀公善の「日本縦断7000キロ、超緊急ミニオフ勉強会の旅」は、まさにそのための火蓋を切って落とすためのものです。ぜひ参加・結集してくださるよう、切にお願いいたします。
下記の勉強会で使う資料は各自ダウンロードし、プリントしてご持参ください。
1)ゼネコン供述めぐり攻防 小沢氏元秘書の公判前手続き
2)陸山会「政治とカネ」問題の真実(A4・23ページ)
この資料のファイルは、「真っ白」メーリングリストのメンバーに無料でお届けします。ご希望の方は、info@tsuiq.infoに空メールを送ってください。個人情報の転用はいっさいありません。メーリングリストに参加することによって、「小沢真っ白」関連の情報の共有・交換が可能となります。ただし、携帯のメルアドからは、お申し込みできません。
3)檀公善:第五検察審査会の審査は着々と進んでいる。捏造犯罪集団=検察の小沢起訴のたくらみを打ち破らなくてはならない。
4)檀公善:続:第五検察審査会の審査は着々と進んでいる。捏造犯罪集団=検察の小沢起訴のたくらみを打ち破らなくてはならない。
5)檀公善:「10・24検察・検審を糾弾するデモ」決行します!:プラカードデザイン募集!!
6)デモ行進の法令上の手続きの取り方
【メーリングリスト】
小沢氏および石川氏・大久保氏・池田氏へのいかなる冤罪もゆるさないという立場で、小沢支持・不支持、民主党支持・不支持をこえて、コラボレーションするためのメーリング・リストにご参加ください。今すぐinfo@tsuiq.infoに空メールをくださるだけで、参加できます。個人情報の転用は、いっさいありません。
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メンバーはすでに数百名に達しており、アメリカや中国を含め、グローバルに広がっています。たとえばこの動画は、日本のメンバーとアメリカのNorikoさまのコラボによって作られたものです。
陸山会問題:石川、大久保、池田各氏も「完全無罪」
完全なる冤罪「小沢氏とカネの問題」を斬る。確認書追加版
小沢氏と陸山会の、土地取引をめぐるQ&A
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阿修羅への投稿履歴です。日付がリンクになっています。
2010/8/18 小沢氏に決然と出馬を決意してもらうために決起しよう!
2010/8/27 小沢真っ白、100%冤罪、検察審査会に大打撃。石川・大久保・池田各氏も完全無罪−収支報告書を徹底検証
2010/9/1 続:小沢真っ白、100%冤罪、検察審査会に大打撃。石川・大久保・池田各氏も完全無罪−収支報告書を徹底検証
2010/9/3 檀公善:小沢氏の「政治とカネ」問題は存在しない−新氏が「小沢真っ白」を検証
2010/9/12 檀公善:「小沢真っ白」8千枚、札幌演説会で配布。付:小沢候補演説全文
2010/9/14 檀公善:「小沢真っ白」第1期総括報告。権力+マスメディアとネットの壮絶な闘い
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2010/9/23 檀公善:第五検察審査会の審査は着々と進んでいる。捏造犯罪集団=検察の小沢起訴のたくらみを打ちやぶらなくてはならない。
2010/9/26 檀公善:続:第五検察審査会の審査は着々と進んでいる。捏造犯罪集団=検察の小沢起訴のたくらみを打ちやぶらなくてはならない。
2010/10/4檀公善:「小沢殺すに刃物は要らない」が、ついに現実となった。「殺小沢」を許してしまった。日本の司法と民主主義は死んだ。
2010/10/9 熱愛する全民主党国会議員のみなさんへ差し上げる手紙
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檀 公善
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