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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101104/stt1011042126019-n1.htm
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP=トランス・パシフィック・パートナーシップ)をめぐり、民主党の方針を打ち出すはずの「政府への提言」は迷走した。4日夜、提言に「情報収集のための協議を始める」との文言を盛り込むことで一応の決着はみたが、対立は解消されず、自民党政権当時と同じような「文言いじり」に終始した。
民主党プロジェクトチーム(座長・山口壮政調筆頭副会長)は4日、国会内で会合を断続的に開いた。
文言調整で乗り切ろうとした党側は「情報収集等のための事前協議を行い、交渉の参加、不参加の判断をする」と、政府方針よりも一歩も二歩も引いた提言案を提示した。
これに慎重な議員がかみついた。将来TPPに参加することがにおう「事前」という文言を批判。さらに「情報収集等」という文言から、「等」という一文字を外すかどうかで紛糾した。「等」が付くと「情報収集のほかに、参加への協議が進む危険性がある」との声に配慮した。それでも慎重派は「『協議』を『調査・研究』にすべきだ」(山田正彦前農水相)と、文言への注文を続けた。
「協議という言葉を使ってはいけない。どうですか」。参加議員の一人はこう叫んで、会場を埋めた議員たちに賛同を求めた。
進派も正面からの議論ができていない。
「TPPは魅力的な女性か悪女か分からないが、協議は合コンのようなものだ。協議ぐらいはしよう」との発言も飛び出した。
TPPによってもたらされる日本の将来像が明確にならない中で、取りまとめだけを急ぐ党政策調査会への不信感も広がった。
民主、国民新両党の有志でつくる「慎重に考える会」(山田会長)は4日、「TPP参加や事前交渉への参加表明に反対する」との決議文を採択した。
「菅直人首相が所信表明で『参加検討』と言っているのに、横浜APEC(アジア太平洋経済協力会議)で『調査、研究する』と言ったら、『アホか』と言われる」。文言調整に疲れた山口座長が記者団に吐き捨てるように言う場面すらあった。
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