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民主党の岡田克也幹事長は4日午後、政治資金規正法違反罪で強制起訴される小沢一郎元代表と国会内で約30分間会談した。岡田氏は「自身で判断して衆院政治倫理審査会で説明してほしい。法的責任と政治的責任は違う」と政倫審での弁明を小沢氏に要求したが、小沢氏は「自分の今の考えを変えるつもりはない」と拒否した。
小沢氏をめぐっては、野党が証人喚問を要求しているのに対し、民主党執行部は偽証罪に問われない政倫審での決着を模索している。しかし、政倫審への出席を強制する手だてはなく、小沢氏が拒否したことにより、岡田氏が野党に努力すると約束した今国会中の招致実現は困難になった。野党の反発は必至で、菅直人首相や岡田氏ら執行部は、新たな対応を迫られる。
首相は4日夜、記者団に「直接話ができたのは一歩前進だ。幹事長の努力を見守っていきたい」と語った。
小沢氏との会談後、岡田氏は輿石東参院議員会長や鉢呂吉雄国対委員長ら幹部に内容を伝え、対応を協議。引き続き小沢氏に働き掛けていくことを確認した。
岡田氏は会談後の記者会見で、先月25日から党職員を通じて数回にわたり小沢氏側に会談を打診したが、1日になって同氏側から「司法の場に移っているので、司法の場で説明していく」と招致を拒む回答があったことを明らかにした。4日の会談は、同日朝に岡田氏側が衆院本会議の前後に会いたいと申し入れ、ようやく実現した。
会見で岡田氏は、引き続き小沢氏に政倫審出席を要請していく考えを示す一方、次回の会談に関しては「時間を置く必要がある。考えてみる必要がある」と述べるにとどめた。
岡田氏はまた、政倫審での弁明要請について「参院の幹部も含め役員会の中心的なメンバーと意思疎通している」とし、輿石氏らの理解も得ていると強調。ただ、輿石氏は会見で「(小沢氏招致へ)努力したが、できませんという場合もある」と述べた。
一方、小沢氏は会談終了後、会談内容に関する記者団の質問に一切答えなかった。小沢氏は4日午後、都内の個人事務所を訪ねた元参院議員に対し、自らの立場について「時間がたてば(国民も)分かるだろう」と語った。(2010/11/04-20:55)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010110400660
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岡田、小沢氏の会談要旨 共同通信
民主党の岡田克也幹事長と小沢一郎元代表の会談要旨は次の通り。
岡田氏 小沢氏の政治資金問題が2010年度補正予算案や他の法案審議に影響し、来年の通常国会や統一地方選に影響してくる可能性がある。ご自身の判断で衆院政治倫理審査会の場で説明していただきいたい。
小沢氏 司法の場に移っている話だ。国会で説明する必要はない。私が政倫審に出て問題が解決するのか。
岡田氏 法的責任と政治責任は違う。訴訟に影響を及ぼすことがあってはいけないが、国会説明と矛盾するものではない。政倫審出席で全部クリアされるか、野党がどう受け取るかは分からないが、現に(審議の)障害となっているので、ぜひ考えてもらいたい。個人の意見ではなく、幹事長として役員会の中心的なメンバーと意思疎通しながら言っている。
小沢氏 自分の今の考えを変えるつもりはない。政倫審に出席することで来年の統一地方選に勝てる保証があるなら出るが、その保証はない。
岡田氏 再度会い、さらに意見交換をしたい。
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110401000896.html
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