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【国師が熱く語る「国境を守る人々へ」続2
民主主義と自由な、言論の自由がある国に変えるべきだという提言をした、
それが国家反逆罪とか転覆罪に当たるということで懲役11年になって
いるわけですよ。
ですからそういう国に皆さま方は日本がなっていくことが望ましいと
思いますか、どうですか・・・
ということなんですね。それともやはり
アメリカは先の大戦では沖縄の地区が非常に大きな被害を受けましたけれども、
しかし結果的には日本は友情を持つことを享受することができました。
考え方には進んでいるものが相当ありましたね。人権意識も高かったですし、
自由や平等それから繁栄の思想を相当教えてくれました。
そのどちらを選ぶか、という選択肢が今来ているわけですね。
現在の中国のやっていることを見る限りですね、残念ながらまだ日本の側から
ご指導申し上げることは数多くあるとは思いますけれども、あちらから
ご指導受けるような内容は今のところないのではないかと思われます。
いま民主党が政権を取れた背景には、おそらく日中の経済の拡大という目標
があったのだろうと思いますけれども、
いま中国からも日本企業は引き始めております。
安売りで有名な中国で工場を展開してきたユニクロとかですね、それから
岡田幹事長のご実家の大手スーパーとかですね、中国での生産それから
中国からの輸入比率ですね、80%あるのをいま50%ぐらいまで下げよう
といま打ち出しているところです。カントリーリスク、これは将来的に
危ないということを見て引き始めております。アジアの他の地域だった
できないことはないので、引き始めています。そうです。次に来るのは、
あの強硬姿勢から見ると、日本企業の、現地の日本企業を没収あるいは
操業停止、何らかの意味で逮捕するということが起きることが考えられま
すね。
しかしすべてはですね、すべては国家が気概のある国家として背骨を
きちっと立てるかどうかということにかかっているんですよ。日本が普通の
国家として背骨をピシッと伸ばしてですね、気概を持ってはっきりと国民の
生命・安全・財産をきちっと守ります、国として責任持って守りますと、
それが当然選ばれたる、選挙で選ばれたる者の使命であるし、当然国民から
税金を徴収している者の使命であるという当たり前のことを当たり前に
政治家が言えるようになったならば、それは国際世界においては、どの国も
他国を簡単に侵略なんかできないのが当たり前なんですよ。
それが非常に宥和政策で甘く、甘く下手に出ていますと、脅しに屈して
しなくてもいい交渉をし、妥協しなくてもいい妥協をし、撤退しなくても
いい撤退をし、そして地方を犠牲にしてゆくことだって充分にありえる
ということであるんですね。だから、私はね、アメリカが完全だとは思
っておりませんけれども、アメリカに移住したいという人はいまたくさん
おります、しかし北朝鮮なんかは脱出したい人がいっぱいいるんでしょう。
だから移住したい人がいっぱいいる国と国から逃げ出したいのに引きずり
戻されて監禁される国とどっちがいいか、考えたってそれは人が行って
住すみたいという国がいいのは分かってますよ。
脱出したくても引きずり戻されて、刑務所に入れられる国がいいはずが
ありません。それも収容所列島みたいな感じになっているんですよ。
その北朝鮮にいま軍事的にも協力関係をさらに強化しようとしている
政権が次に中国に立とうとしているということをどうかお見逃しなく
見ていただきたい、というふうに思うんですね。
私はこの国難が沖縄から始まっていくということを非常に重視しており
ます。今までですね、民主党政権、去年立つまで、政権交代が起きるまで
の間、日本のゴールデン・エイジがやってくるということをずいぶん言って
おったんでございますけれども、民主党政権になってから、今年になって
からは将来的に非常に悲観的な予言がたくさんいま出てきております。
日本危うし!というのが今の実情なんです。
これで日米関係が切れて、そして日本が独自に国の防衛というものを固める
だけの自覚もない政治家によって、政治を行われるようになったらこの国
の運命は風前の灯になります。非常に危険なんです。ですからこれは
自衛隊独自で決められることじゃないんです。政治のレベルで考え方を決め
なければいけないんです。ですから政治のほうも相当に働きかけています。
もちろん幸福実現党も独自に主張を述べていますけれども、それ以外にも
自民党や民主党の中にいる政治家に対しても相当の情報発信を私たちはして
おります。私の本なんかも国会議員に数多く献本されております。話もしに
行っています。そしてこの国の世論を少しずつ少しずつ動かそうとしています。
みんな先がどうなるか知りたいんですよ。だから、先がどうなるかを知りたい
なら先がどうなるかわかる人に意見をどうか聞いていただきたいんです。
そういうふうにお願いしたいと思っております。皆さま方が投じられる一票が、
日本の未来に大きな、大きな影響があるということを、どうか忘れないでいた
だきたいと思います。
私は最近、この1年あまりですね、自由の価値ということを非常に重視して
話を申し上げております。全体主義国家、全体主義的社会主義国家の中におい
ては、一番嫌われる言葉が「自由」という言葉なんです。「自由」という意
言葉が一番嫌われるんです。しかし、人間にとって一番大切なことはやはり自由
が確保されるということなんです。だから政府に対する批判を言っただけで
すぐ刑務所に連れて行かれる、というようなことであってはものも言えませんし、
本も書けませんし・・・。
私の本なんかも中国語にだいぶ翻訳はされておりますけれども、中国政府
から見て都合の悪いところはすぐ削除に入ってきます。自由にしゃべれないんです。
ですから先の劉暁波さんのノーベル平和賞受賞の問題の時でも、NHKが
リアルタイムで中国でも放映されていますけれども、その受賞のニュースは
真っ黒になって、ブラックアウトですねいわゆる、真っ黒になって消えました。
CNNというアメリカの全世界を網羅しているニュースからも消えました。
国民に対して自国国民からノーベル平和賞を受賞したということのニュースを
国民に対して知らしたくない ということが堂々とまかり通るということですね。
こういう状態でもって、どうして真理が、真実が明らかにできるでしょうか。
どうして本音のことが言えるんでしょうか。そして次の主席を選ぶ重要な今年
の共産党大会において普通デモなんかできるはずがないんです。共産党大会の
最中にデモなんかできるはずがないのに、各地で抗日デモいっぱい起きています。
裏から政府主導でやっていることぐらい明らかです。
この糸を引いているのは今の副主席、次の主席の習近平氏だと思われます。
これが胡錦濤を揺さぶっているんです。胡錦濤が主席ですけれども、去年
習近平氏が軍事の副委員長になるのを1年遅らせましたので、やはり圧力を
かけているんですね。温家宝氏もいま強硬姿勢をとっているようですけれども、
弱い姿勢を見せるといつ失脚するかわからないという状況に現在あるんです。
あんまりイーブンではありません。
だから、沖縄地方では親中派の人が多いようにも聞いているんですけれども、
やはり未来の幸福、人々の反映、そういうものを考えたら、やはり自分たち
が自由と繁栄を享受できる、そういう未来の方向へ選択はなされるべきだと
思います。沖縄限りのことだけじゃない、石垣限りのことじゃないんですよ。
少なくとも沖縄県全体の中から見ても、石垣市の中でどういうふうに市民が
判断するかということは世論に大きな影響を与えると思います。石垣で国防の
大切さということを投票において強くアピールすることは、やはり首相官邸
それは影響は強く出てきます。
だからどうかこの地においてまず、自由と繁栄に向けての狼煙(のろし)を
上げていただきたいと思います。今日はお忙しいなか、多数地元の有力の方々
も来てくださいまして、本当にありがとうございます。私が申し上げたいこと
はひとつです。
今、日本という国が国家として今後少なくとも10年、20年と生き延びるため
には日米関係を壊してはならないということ、その方向で政治選択をしなければ
いけないということ、そして今の政権中枢にあっては、残念ながら地方に責任を
押し付けようとしているということ、だから地方におけるこの判断責任とは極め
て重いものだということを理解していただきたいと思います。
「国境を守る人々へ」という題をつけました。皆さま方はこれから重大な責任と、
そして運命の荒波の中に置かれると思います。しかし、どこまでも、どこまでも
皆さま方の未来を明るくするために励ましていきたいと思います。どうか私たち
を信じて応援してくださることを、心より祈念いたしております。ありがとうございました。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
本講演会を、私自身昨日拝聴しましたが、菅首相との器の大きさの違いを
思い知らされる感じがします。
ただ単に総理大臣になることが目的だった人が首相になった悲劇を、今日
本国民は日々実感していることと思います。
鳩山前首相の場合は、ただ単に民主党が天下をとることが目的でした。
両首相に共通していることは、政権奪取後に、どうしたらよいかという
ビジョンの欠如です。沖縄県知事選も同様です。
仲井真、伊波両候補とも米軍基地の県外移転を訴えていますが、その後の
青写真が全くありません。
一方、幸福実現党の金城タツロー候補は、普天間から辺野古への移転を主張し、
その後のビジョンも明確です。
民主党政権誕生後、1年強が経ちますが、今国民は、ビジョンのない政治家に
政治を託してしまった事を後悔し始めています。
国民は今後もジェットコースターに乗っている恐怖を味わいながら後
3年間は民主党政権に政治を委ねるしかないのでしょうか?
民主党政権に終止符を打つことはただ1つ、衆議院解散です。
既に夕刊タブロイド紙や週刊誌では、民主党のバッシングが始まっています。
菅首相の任期は1年と持たないでしょうから、
次の首相交代は衆議院解散に国民が大合唱して持ち込むことだと思います。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2010年11月 1日 (月
>講演会の内容は、八重山毎日新聞にも掲載されました
・・( ゚д゚ )( ゚д゚) (;゚Д゚)
すごいことです!! マスコミも変わってきたのですね!
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