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2010年11月03日
今夜は、日本で起きている「キナ臭い情報」を考えてみる。
一見次元の違う出来事のように思えるが、時にこう云う出来事が重なり合う事で、トンデモナイ国家的危機が訪れる事実は歴史が証明している。今夜は仕事も重なっているので、記憶を頼りに諸々のキナ臭さを書くことをお許し願う。
尖閣列島問題を発端に、我が国の外交に火がついている。外交の相手国には、色々な思惑が交錯しているだろうが、菅直人が中国と事を構える前原と云う外務大臣を容認していることだ。日中の揉め事に、米国が必要以上に口を出し始めた。日米中3国会談を提唱し、日中の仲介役になろうとヒラリーがデカイ尻を捩じ込んで来ている。
前原は嬉々として、そのお節介を受け入れようとしているが、中国は「フン! 余計な口出しせんで良い、自分らの中間選挙の心配でもしておけ」 とけんもほろろである。ASEANの日中首脳廊下談は時候の挨拶の範囲だと、会談と云うレベルを否定している。
横浜APECでのコキントウ国家主席との会談も実現できそうにない。案外、小沢一郎とコキントウ国家主席が1時間会談なんてセッティングされたら、もう民主党外交は最悪だな。(笑)
海保のもったいぶった「番宣」のようなビデオ、あれは映画館で見る「ナイト&デイ」予告編以下の代物だったようだ。田中康夫氏や猪口邦子氏らが発した「体当たり激突とか、衝突と云うより、接触に近い」と云う言葉が真実を語っているだろう。前原や仙谷が言うように「明らかにぶつかって来たことが判る」とは異なる。あのレベルの船舶は幾ら急激な主舵とり舵を操舵しても、余程の速度が出ていないと、急には曲がれない、勿論船舶だから急には止まれないのが常識だ。「明らかにぶつかった」は概ね嘘だ。
そんなこんな国内が騒いでいる間に、ロシアのメドジェーエフ大統領がソ連邦、ロシア時代を通じて首脳として初めて、北方四島を訪れた。あきらかに、菅民主党、乃至は前原次期総理候補への揺さぶり行為に出てきた。
勿論、再来年行われるロシア大統領選に向けてのパフォーマンスと云う側面もあるだろうが、揺さぶる相手として、丁度都合のいい馬鹿が沢山いる政権に揺さぶりを掛けると云うのがロシアの昔からの伝統と云うか性癖である。特に、ロシアにおいては軍部と旧KGB組織(プーチン派)に睨み合いが続いているので国内問題でもあるが、国内問題を絡めた外交を展開するターゲットに菅民主党が名誉とも言えないが選ばれたわけである。中国との連携も強化され、東西冷戦構造が再構築されている。
この北方四島問題にも、米国国務次官補が口をはさんだ。次期総理に前原をと考える米国の「贔屓の引き倒し」である。(笑) そういう事で尖閣、北方四島の領土問題に火がついた。韓国も竹島で動き出すかもしれない。APECで日中、日露の首脳会談が行われず、日米首脳会談だけが突出する可能性も出てきた。前原は駐露大使の召還を発表するし、中露との外交関係は相当に緊迫してきた。この緊迫に、おそらく中間選挙で手負いの獅子になった米国・民主党オバマの来日は、緊張を一層たかめることに事になるだろう。挙句に、中露の首脳が小沢一郎と会談を持つなど、あり得ない状況が生まれると日本の状況は一変する可能性が出てきた。
中国は昨日、レアアースの国外持ち出しを過激に抑制すると宣言した。5割カットだそうだ。日米独の製造業は3カ月の備蓄もないので、ハイテク製品の製造は一時的に休止に追い込まれるかもしれない。経団連は泣きだす、非正規雇用への打撃も甚大であろう。「雇用創出」どころか、「雇用喪失」だね、菅直人!(笑)
拙コラム10月1日の「CIA 影の実力者ナイ教授の日中尖閣諸島問題インタビュー」http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/4582f8f65afd37225963cf716cdbc8cd で言及したジョセフ・ナイ著「対日超党派報告書」の荒唐無稽な報告書が冗談ではない可能性すら生まれる。
日中、日露戦争勃発の危険性である。それに米国がリンクしたのでは、もうどうにもなりはしない。まさかと思うが、起こり得る危険である。豪州辺りに逃げ出したい気分である。(笑)
世界戦争が起きるとすれば、イスラエルとイランだとばかり思っていたが、足元に火がつくかもしれない。案外同時並行的に起きるのかもしれない。最近イエメン発の爆弾郵送テロ事件が報道されたが、一連の流れの一つかもしれない。これじゃ、世界中を巻き込む戦争が始まるのだろうか? 冗談と云う事にしておきたい。
ところで、国内に眼を移すと、これはこれでややっこしい。先ずは、小沢一郎の国会招致問題が棚上げのまま、補正予算審議が始まった。一連の検察審査会の起訴相当議決を受け、強制起訴を目前に控え、最高裁への特別抗告を行った。つまり、小沢一郎を取巻く「捏造政治資金問題」は完璧に司法の範疇に突入したのだ。立法府が口を挟むチャンスは潰え去ったのだよ。与野党の国会議員のオジサンオバサン、口を慎みなさい。自ら三権分立を破壊しようと言うのですか? のらりくらりの岡田幹事長、時間切れを待っていたのだろう。小沢も岡田のグズグズに上手につき合ったようである。この勝負は何故か民主党の判定勝ちだ。
しかし、仙谷・前原は自公野党と結託、岡田を揺さぶり、小沢、鳩山、岡田を政治画面から消そうと企むであろう。菅・岡田が苦し紛れに、小沢一郎に離党勧告などしようものなら、小沢は待ってましたとばかり、離党を受け入れるかもしれない。「離党の大義」イコール「新党結成の大義」である。
菅・仙谷も、その新党の数が読めない。だから動けない。まさか三宅雪子の転落事故が小沢支持議員への警鐘というのは考え過ぎかもしれない、がない話ではないだろう。
今は政治的に何が起きても不思議ではない状況だ。平和ボケした人々には感じられない連想ゲームのような事件の鼓動が聞こえてくる。耳をすませよ!
しかし、検察と朝日新聞は、未だに執拗に小沢一郎に迫ろうと必死である。石川議員の公判前整理手続で、検察側は4億円の原資問題で「嘘つきゼネコン水谷建設」の1億円資金提供を公判で立証すると息まき、明らかに意図的に公判が開かれないように画策している。
この動きは小沢一郎の動きを封じることが目的であり、水谷建設の架空献金1億円などは完璧なガセである。しかし、立証できると検察が息まく以上、癒着裁判所としては当然、年内に始める予定だった公判を来年1月以降と引きのばしに加担している。早い話、小沢一郎が政治の場で勢いを増さないように、宙ぶらりんにする戦術以外の何ものでもない。
石川議員の公判が始まれば、検察の証人の嘘も村木事件並みになるだろうし、検面調書のすべてを石川議員は否定するだろう。つまり、検察が勝てる検証出来る要素は殆どない。しかし、癒着裁判所は公判の引き延ばしに、積極的に協力している。マジ、日本の司法は根底から腐れ切っている。
これだけでも十二分にキナ臭い状況があるのだが、更に異常な事件が勃発している。小沢一郎の弁護団の動きは正統派で動いているが、宮崎学氏、三井環氏、八木啓代氏らの個別の告訴も目を引くし、検察・マスコミ糾弾の市民運動も顕著な動きを見せている。そんな折、小沢絶対支持の三宅雪子議員が酔って議員会館の4階から転落する事故が起きた。本来なら死んでも不思議ではない状況で、本人も自殺ではありませんと断言。誰かに突き落とされたとも言ってはいないが、キナ臭い事件である。
事件を掻き集めるつもりはないのだが、未だある。
鈴木宗男氏の突然の収監も奇妙にして絶妙のタイミングだ。森ゆうこ議員にも不穏な影が忍び寄る。警察の裏側を告発していた警察ジャーナリスト黒木昭雄氏が不審な死を遂げた。警察、マスコミは自殺か?車に練炭 と何時ものようにあっさり報道、とても臭う事件だ。
故石井紘基事件の殺害実行者の証言も出てきた。「個人的恨みではない。ただ本当のことを言うと、或る恩人への義理を欠く」 前日石井氏と会って、疑惑のすべてを語った相手が誰だか、皆さんが良く知っているだろう。カンカラカン!
永田町最後のフィクサーと言われた福本邦雄氏が亡くなったのは自然死だが、この人物こそ悪名高き「三宝会」の主催者であり、日本の既得権勢力ジャーナリスト連中の頂点に君臨していた人物である。秘密結社として名高い「三宝会」は反小沢で未だに生き続けていたが、ついにドンが消えた事になる。ちなみに後藤謙治は福本氏の一番弟子と言われている。同氏の死去と黒木自殺、三宅転落事故は、案外闇の中で繋がっている可能性も捨てきれない。
また、悪徳ジャーナリストの結束に緩みが出るのは必定。今後、次々と闇の刺客による、親小沢・反小沢勢力への「口封じ」やヤケクソ反動が危惧される。こう云う事の連鎖が、戦前にも起こり、闇の連鎖事故が、戦争の道を走りだした歴史を思い出すべきだろう。筆者は、今夜から昭和史発掘(松本清張)の目次を慌てて読み返している。
朝日新聞、週刊文春、文芸春秋、産経新聞、NHK、TBS、テレビ朝日などが必死に反小沢記事に奔走している。菅民主党も、米国民主党も、自民党など野党も、検察も裁判所も小沢一郎の敵であり、抹殺に死に物狂いである。つまりは、小沢一郎の立ち上がり一つで、彼等は地獄を見る。自分達が地獄に落ちても致し方ない経歴 を持っていると云う証明のようである。そう言えば、黒木氏の警察告発に岩手県警が入っていた。水沢は岩手県だよな。達曽さん(岩手県知事)、本気で真剣に調べた方が良いんじゃないの?
幾つかの事件は脈略はないのだが、キナ臭い出来ごとの事実は、なんだか嫌な方向性を感じる。現時点ですべてを解釈するには、あまりにもイレギュラーな事件の連続である。
こんな状況で小沢一郎は本日「ニコニコ生放送」に16時出演。角谷浩一(ジャーナリスト)の司会の下、野中尚人(学習院大教授)、神保哲生(ジャーナリスト)、江川紹子(ジャーナリスト)、小菅信子 (山梨学院大学教授)らが、小沢一郎に疑問のたけを投げかけ、小沢が丁々発止と答える番組を企画している。ユーザーの質問にも答えるようである。
証人喚問したい議員は会場に赴き、小沢一郎に疑問のたけをぶつけたらよかろう。(笑)どうかね?石原伸晃幹事長!
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