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http://news24.jp/articles/2010/11/02/04169875.html
民主党・前原外相の趣味はSLの撮影。去年のちょうど今ごろは、観光振興のために視察した埼玉・秩父地方で、蒸気機関車の運転席に座ってご満悦。「ちょっと汽笛鳴らしますのでびっくりしないで下さいね。ポーーーー」と、とてもご機嫌でした。
そして10月28日に行われたハワイでの日米外相会談。ヒラリー・クリントン国務長官が、「我々の友情と協力関係の証しとしてプレゼントするわ」と前原外相に渡したのは、なんと蒸気機関車の模型!これには前原外相も大喜び。粋な演出です。さらに、クリントン国務長官が「(機関車の)ここから煙が出てくるのよ」などと説明を続けたところ、前原外相が一言、「よく知ってますよ」。…そう、前原外相はSLが大好きなことをお忘れ無く!我に返ったクリントン長官は「そうね、あなた専門家だものね(笑)」と応じていました。そんな和気あいあいムードの両外相でしたが、会談で前原外相は、ちゃーんとアメリカと「尖閣諸島は日米安全保障条約の適用範囲だ」と再確認してきましたよ〜。
ところが29日!ASEAN(=東南アジア諸国連合)関連の首脳会合が行われていたベトナム・ハノイでは、予定されていた日中首脳会談が急遽中止に。中国側は、「雰囲気を日本が壊した」と、なんと前原外相を批判したのです!
翌日の会見で、記者団から「(中国側は)前原大臣の発言が問題だと言っていますが」「(中止の)いちばんの原因は?」との質問を受けると、前原外相は「確認してから言ってください」「中国に聞いてください」となんだかピリピリした返答…。ハワイでの和やかなムードが、ハノイで一転した形でした…。
新たな火種が続々!話が違う!の連続で、いったい何を信じたらいいのでしょうかー!そういうわけで今週のテーマは「いったい何を信じればいいの?」
さて、舞台は27日の衆議院内閣委員会。自民党・小泉進次郎議員は「どうやったら、国民は民主党が言っていることを信じたらいいんですか!」と蓮舫行政刷新相に向けて、舌戦を開始!追及しているのは、民主党が突然、「企業団体献金禁止」に向けた『自粛』をやめてしまったこと。
民主党では「西松事件」など政治とカネの問題が起きた後、企業や団体からの献金の受け入れを自粛。マニフェストには全面禁止に向けた法改正まで掲げていました。ところが法改正のメドは立たず、しかも党の収入も減っちゃうし…で、“企業団体献金受け入れヤメた”をヤーメたっ!って決定してしまったんです。これには党内外から「えーーーっ!?」との声が…。
さて、進次郎議員が続けます。「有言実行内閣と言いましたよ。その有言が変わって、果たしてこの内閣のことを信じることが出来るんですか!」
さあ、蓮舫行政刷新相はこれにどう答える?「民主党で決めることについて私に聞いているのか。それとも、行政刷新担当大臣として私が今、全力で菅内閣のために、ひいては国民のために仕事をしていることについて聞いているのか、もうちょっとわかりやすく聞いていただけますかっ!?」と、“応戦”です。
これに対して進次郎議員は、「国民から見たら、そんなの関係ないんですよ。政治家は政治家なんですよ!」と、まさに父親譲りのコメントで切り返しです。
さて、そんな丁々発止のやりとりが続いた委員会が終了。質問を終えた、進次郎議員は感想を聞かれると、「『小泉進次郎、蓮舫に仕分けられる』、そういう見出しでいいんじゃないですか(笑)」と茶目っ気あふれるコメント。「仕分けられた」―その見出し、いただきました〜。
一方、正真正銘の「事業仕分け第3弾」。28日の「仕分け」ではこーんな事態が!「年金記録の照合事業」が効率的に行われているかを検証した結果、なんと「見直し」との判定。ミスター年金こと長妻前厚労相が厚労相時代に“肝いり”で進めた年金の照合作業が…えっ?仕分けられるんですかー?
仕分け人の枝野幹事長代理が“判決”を言い渡します。「年金ネットについては事業内容を抜本的に見直し。年金定期便事業については3割ほど圧縮するということを結論と致します」。えー、それ、長妻さんの肝いりじゃありませんでした?その後の会見で、長妻前厚労相は「ま、否定されたワケじゃないと思うんですけどね」と苦笑いしていましたが…いやはや、もう信じられません!
と、その事業仕分けの会場の奥で、仕分けの様子を見ている何やら怪しげな2人…。あれ、そのうちの1人は蓮舫さんのように見えますが、なんか違うような…。
あっ!あなたがたは、コントグループ「ザ・ニュースペーパー」のお二人はないですかーっ!しかしニセ蓮舫さんはかろうじてわかりますが…、あのぉ、隣の人は誰のモノマネなんです?
「えー、私は長妻昭さんのつもりです」
えーーーーーっ!!どうなのぉ?ニセ長妻さんが続けます。「私がきょう来たのは長妻さん自体が仕分けされていないかなと思って…」と。ええ、仕分けられましたよっ!ズバリ、あなたも含めて…ねっ!
続いては鳩山前首相の話題。実は最近、鳩山さんの発言が何かと波紋を広げているんです。今年の6月2日、総理辞任の時には「総理たるもの、影響力を行使しすぎてはいけない。次の総選挙には出馬しません」と、高らかに選挙の不出馬、政界引退を宣言してたんですが、10月28日の鳩山由紀夫グループ勉強会ではこ〜んな風にあいさつ。
「国益に資する立場で、今しばらく頑張ることが大事かなと」
え〜っ?それって事実上の不出馬撤回、“辞める”のをやめた!?ってことですかぁ?あの不出馬宣言はいったい何だったのーっ!…言葉が信じられなくなってきちゃいます。
さてさて最後は、民主党・岡田幹事長の30日の会見から。「お会いしたいということを何回か申し上げたんですが、『その立場にない』という答えですから、それでは話が始まらないと思うんですね」と、岡田さんがこぼしてます。どうしました?
そう、野党側は民主党・小沢元代表の国会招致を強く要求しているんですが、まずは、民主党として、党の考え方を伝えたいってことで、岡田幹事長が小沢元代表に再三面会を求めているんです。ところがなかなか会ってもらえないんです。
「あまりそういうこと、私、表だって言いたくなかったんですが、ちょっと異常な事態だと思う」―岡田幹事長、さすがに困惑を隠せない様子です。そう、異常事態、多すぎでーす!
日中・日露関係に、鳩山前首相、小沢元代表と…すべてがチグハグ。政治家のみなさん、いったい私たちは何を信じたらいいのでしょ〜か。
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