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菅無策で増長!中露の狡猾な包囲網 許すな日本侵略(zakzak)政権の脆弱さにロシアがつけ込んできた
http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/602.html
投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 11 月 02 日 21:18:51: igsppGRN/E9PQ
 

 中国とロシアが領土関係で大攻勢を仕掛けてきた。沖縄・尖閣諸島絡みの中国の傍若無人ぶりに加え、ロシアのメドベージェフ大統領は1日、同国指導者として初めて、日本固有の領土である北方領土・国後島を訪問した。中露による狡猾な日本包囲網。菅直人首相は口先で「遺憾だ」とは発言するが、明確な外交戦略はない。「弱腰・無策外交」が、両国を完全に増長させたのか。

 「歴史的に深刻な事態だ。戦後65年間、日本の政治や外交が築き上げてきたものが崩れ去った。日本の国力低下に加え、菅民主党政権の脆弱(ぜいじゃく)さにロシアがつけ込んできた。日本が抗議しても、ロシア側は『理解不能だ』と相手にする気もない。このままでは、中国に尖閣諸島も取られかねない」

 こう語るのは、元駐レバノン日本国特命全権大使で作家の天木直人氏。脆弱さの具体例として、「外交には国民のコンセンサス(=合意)が不可欠なのに、菅政権は沖縄・尖閣沖での中国漁船衝突事件のビデオ映像すら国民に公開できない」と指摘する。

 メドベージェフ大統領は1日午前、極東サハリン(樺太)を経由して、国後島を訪れた。現地では、地熱発電所や水産加工場などを視察。「ここでの生活はロシア中央部と同様に良くなる」と語り、その後、ツイッターでも「ロシアには何と美しい場所があるのだろう」と感想を記した。

 今回の訪問計画が突如浮上したのは、菅政権が中国の「恫喝外交」に屈し、中国漁船衝突事件で逮捕していた中国人船長を処分保留で釈放した(9月25日)直後。前原誠司外相は「訪問すれば両国関係に重大な支障が生じる」と懸念を表明していたが、ロシアはそれを完全に無視した。

 そもそも、ロシア連邦議会は7月、北方領土の不法占拠を正当化するため、9月2日を「対日戦勝記念日」とする法案を可決していた。

 日本は1945年8月15日、ポツダム宣言を受諾して降伏したが、ソ連(ロシアの前身)は降伏後の同月18日から千島列島侵攻を開始し、南樺太や北方四島を占拠した。国際法上、日本降伏後の軍事行動は認められないが、ロシアは9月2日を対日戦勝記念日とすることで、「それまで戦争(戦闘)は続いていた」と主張したいのだ。

 北方領土や満州への不法侵攻にあたり、ソ連軍が略奪や暴行強姦、虐殺など、あらゆる反人道行為をくり広げたのは歴史的事実。その後、武装解除に応じた日本兵ら約56万1000人(厚労省調べ)が極寒の地・シベリアに連行され、過酷な強制労働に従事させられた。

 日本人捕虜の死者は約5万5000人(同)とされる。

 ロシアによる北方領土の実効支配強化は、日本人にとって許し難いが、政治・外交不全を狙ったロシア外交は腹立たしいほど巧妙だ。尖閣問題をめぐって、日中両国の緊張が高まっていた9月末、メドベージェフ大統領は訪中して胡錦濤国家主席らと会談し、第二次大戦終結に関する共同声明に署名した。この際、両国首脳はこう発言している。

 メドベージェフ大統領「歴史をねじ曲げようとする勢力がいるが、われわれは大戦の真実を主張していかねばならない」

 胡主席「国家の核心的利益にかかわる問題で相互支持を堅持すべきだ」

 つまり、北方領土で中国がロシアを支持する見返りに、尖閣諸島ではロシアが中国の主張を受け入れた。弱体化した日本や菅政権を尻目に、歴史の歪曲を押し通す共同戦線が構築されたのだ。

 日本の主権の一大危機に、菅政権は、前出のように前原氏が口先で牽制するだけで、何も対抗措置を取らず、「APECの直前でもあり、メドベージェフ大統領は日露関係を悪化させることはしない。北方領土に行かないだろうと甘く考えていた」(外務省筋)という。

 屈辱的な外交失態を前に、「影の宰相」こと仙谷由人官房長官は1日、「これで決定的にどうこうということはない。私はその程度に考えている」と語った。危機感の欠如と無責任体質。そんな批判の高まりを受け、前原外相はようやく2日の記者会見で「近く河野駐ロシア大使を一時帰国させる」と表明した。

 日中、日露関係の裏を長く取材してきた大宅賞ジャーナリストの加藤昭氏は「相手の弱みにつけ込むのが外交の要諦。中露両国とも善意が通用するような相手ではない」といい、こう続けた。

 「2年半前、ロシアは国後島の滑走路や港湾を約1000億円かけて整備した。北方領土では年間約2000億円もの水産資源がとれるうえ、原油や天然ガス、金などの埋蔵が確認されたからだ。現状では、ロシアは100%、北方領土を返さない。日本は本来、中露両国を離反させるような外交をすべきだが、菅政権にはそうした知恵も能力もない」

 天木氏も「ロシアや中国の対応が確実に強硬になっているのは、両国が『民主党政権は外交力が弱い』と見ているから。日米同盟が機能しているかもポイントだ。(主権を守るためには)強力な政権をつくるしかないが、『このままではダメだ』『民主党政権を代えよう』という危機感もない。日本は中露両国と対抗できない」と語る。

 約100年前、日本の指導者らは「坂の上の雲」を目指して、大国・ロシアと対峙した。菅首相には、その気概の欠片も感じられない。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101102/plt1011021645002-n1.htm
 

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コメント
 
01. 2010年11月02日 21:26:42: B1ZhhZMSbM
これは、実効支配している尖閣と、実効支配されている北方領土で明らかな
ダプルスタンダードをしていて恥じないそれなりに大きい国に対しての皮肉と
思ってほうがいいでしょう。確実な得点ですから。

得点された日本は相手の国内問題だといいはって、恥の上塗りしてる訳ですね
恥ずかしいことです


02. 2010年11月02日 21:32:44: tXeRGquu5w
相手の弱みにつけ込む?

よく解らん。

日本に何か弱みあんの?

日本侵略も解らん。妄想か?

日本が外交下手というのは事実だと思うが。

旧ソ連の対日参戦は連合国が支持というか要求したことだからね。大義名分のあること。

日本はいまだに条約違反だと文句言ってるが、国際的には「不法」とはみなされていない。

というかポツダム宣言をさっさと受諾してればよかっただけ、ソ連参戦前に。
そうしていれば原爆も投下されずに済んだ。

大日本帝国の馬鹿な指導者が悪足掻きしたことを棚に上げるのはアンフェア。


03. 2010年11月02日 21:36:54: rjQfpM0rcc
> メドベージェフ大統領「歴史をねじ曲げようとする勢力がいるが、われわれは大戦の真実を主張していかねばならない」

その通り。
ソ連は太平洋戦争の末期、日本が連合国に降伏する寸前に日ソ不可侵条約に違反して日本に宣戦布告をし、千島列島を侵略し、北海道も占領しようとした。

ソ連はヨーロッパでもポーランドの広大な国土を侵略し自国領としたが、アジアでも日本の固有の領土を侵略した。
われわれは大戦の真実、すなわち、ソ連が世界一の侵略国家であることを主張していかねばならない。


04. 2010年11月02日 21:46:04: BZGxaQUqVs
メドベージェフの国後島訪問と前原のヒステリックな対応は、先日東シベリアで発見された日ロ共同開発の油田開発を日本に安定的なエネルギー供給源を与えたくない米国が、ユダヤ人のメドベージェフとアメポチの前原を使った三文芝居で台無しにしようとの目論見でしょう。

日露共同で油田発見 東シベリア、埋蔵量1億バレル超 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101022/erp1010222151006-n1.htm


05. 2010年11月02日 21:59:48: voV6UJOCNk
9月にUSAとその手下のマスコミに、洗脳された方々が菅様を選ばれたのです。その責任は我々にもあるのでしょう。早く今の民主党はつぶすべきでしょ!

06. 2010年11月02日 22:05:27: ZsUNOgGnko
歯舞・色丹訪問を計画=ロシア大統領
時事通信 11月2日(火)21時37分配信

 【モスクワ時事】ロシアのラブロフ外相は2日、メドベージェフ大統領が北方四島のうち歯舞群島と色丹島を訪問する計画であると語った。インタファクス通信が伝えた。
 同大統領は1日に、四島のうちの国後島を訪問したばかり。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101102-00000127-jij-int


二の矢、三の矢を放つロシア外交・・・
かつては、他人の物は俺の物と公言していたもんだ。


07. 2010年11月02日 22:35:10: u6lxUAAy6s
>>03
>ソ連はヨーロッパでもポーランドの広大な国土を侵略し自国領としたが、アジアでも日本の固有の領土を侵略した。
われわれは大戦の真実、すなわち、ソ連が世界一の侵略国家であることを主張していかねばならない。


そういうこと。

そしてロシアからの侵略を食い止めるには日米同盟の強化しかない。
というか、民主党のおバカ外交のために日米関係がギクシャクし、ロシアはその隙に乗じて侵略を進めてきたのだ。

これを跳ね返して毅然とした対応をとるためには、日米同盟のさらなる強化しかない。


08. 2010年11月02日 23:03:05: DQKwAJcM62
u6lxUAAy6s また、工作員が登場。相手にするなよ。

09. 2010年11月02日 23:42:42: zRMKu70VA2
ソビエト崩壊以来、シベリアからはロシア人が次々に去っていった。この傾向が止まった兆候は見られない。ロシアの報道では北方四島にも人が戻って来たと言っているが本当だろうか?学校を作って欲しいと言う住民の要望に北方四島の置かれた状況が見えてこないだろうか?中国、韓国、日本との貿易でロシア北東地域が景気が良いことは確かだろう。でもロシアは、このままでは、シベリアは中国人に占拠されてしまうと言う恐れをまだ抱いているように思える。双方が繁栄するためには、平和が大事。マスコミは、反中国、反ロシアを煽りすぎている。元駐日ロシア大使は、今やモスクワには日本料理店があり、日本車が走っている。日露関係は、帝政ロシア時代やソビエトロシア時代より今が一番良好だと言っている。北方領土は大事だが、そのために他のすべてのことが、ダメになって良い訳ではない。

10. 2010年11月03日 00:06:36: E7ypjUhkpQ
んなに厭ならポツダム宣言受諾を撤回しろ。
クソサンケイや
インチキ主張もきわまったな。
対日参戦の結果も含めてポツダム宣言受諾。
同宣言に含まれるカイロ宣言も受諾だろう。
いいか。サンケイよ
【主張】ソ連対日参戦65年 「侵略の日」を心に刻もう
2010.8.8 03:13なんて
センズリ記事を載せて満足するなよ。女々しいzお。
ポツダム宣言受諾を撤回してだな、ロシア、中華民国に対して交戦状態復帰を宣言しろ。
 腐れ新聞得意のお下劣主張を展開しろ。
ポツダム宣言受諾は圧倒的に不利な状況で押し付けられたもんだ。
ミズーリ号の上での城下の盟は無効だっていえよ。
腹のそこから笑ってやるぜ。


11. 2010年11月03日 00:27:43: XbloMYaJyc
産経さん及びその意見に同調する方へ

国内でグツグツ言ってばかりいないでそんなに自分の意見に自信があるならロシアに行って抗議行動でもしてきたら、それに中国にも。

なに、政治犯?のいる国は怖いって、逮捕されれば逆にそれが日本の力になるではないか。英雄になるチャンスだぞ。日本でうだつの上がらない人にもチャンスが到来だ。


12. 2010年11月03日 03:18:15: cNfDksEeyc
あまり信頼は出来ないのですが、板垣氏は以下のような見解を述べております。

◆〔特別情報@〕小沢一郎元代表の国会への証人喚問、政倫審招致が、国会運営の焦点になっている。その最中、ロシアのメドベージェフ大統領が11月1日午前、日本の北方領土の一つ国後島に入った。2012年の大統領選に向けての国内向けパフォーマンスとみられ、かつ、大統領への復帰を目指しているプーチン首相への牽制行動でもあるらしい。
 しかし、フリーメーソン情報によると、メドベージェフ大統領の対日政策における意図は、別にあり、それは、鳩山由紀夫前首相と小沢一郎元代表のコンビの復権を日本に促すための国後島訪問だったという。

小沢一郎は、刑事裁判という「人権擁護の論理」適用の場にあり、「民主制の論理」適用の国会で人民裁判にかけるべきではない!
http://blog.kuruten.jp/itagakieiken/138756


13. 2010年11月03日 08:08:38: qa52wYnEwc
産経さん、相変わらず煽ってますね、中国とロシアを含めた極東戦争。そんなに戦争したけりゃ、お宅の社員とその家族だけで行ってきて下さいね。

14. 2010年11月03日 11:22:39: sNdrwBpvYc
>>13

産経新聞は、冷戦時代に、日本の数あるメディアのなかで、唯一、公然と
統一教会を応援していた珍しい(笑)反日メディアです。
「反共」というだけなら、真実の愛国者ならけっして統一教会の宣伝塔には
ならないでしょう。しかも教祖の文鮮明は、冷戦が終わった途端に、生地
北朝鮮との関係改善にうごき、キム王朝に高額な貢ぎ物をしたり、北朝鮮に
統一教会の傘下企業であるパンダ自動車などの工場を造るなど、理不尽な
投資でキム王朝の延命に加担しています。

産経新聞は、一方で、南北朝鮮を蔑視するような記事を書き続けています。
だから南北朝鮮に対して批判的・排外的な姿勢も、社是なのでしょう。

要するに、産経新聞のスタンスは、米国共和党右派に迎合するアメリカ守旧派右翼
歓迎の「ギブミー・チューインガム!」的な、もっといえば敗戦敗北主義を
いまだに引きずっているスタンスなのですね。昭和の終焉とともにこの世から
消えるべき存在だったわけです。(笑)

朝日新聞は米国CFR主流の米国リベラル保守に迎合し、読売新聞はCIA工作員
「ポダム」こと正力松太郎の時代から米国の対日心理宣伝戦の使い走りを
してきたアメ犬新聞だった。そうしたアメリカ宣伝装置の末席を汚すかたちで
産経新聞は、たとえば下山事件などで現場の拉致誘拐や殺人などの「汚れ役」を
担ったと言われる「使い走りジャップ」の役回りを、いまだにしているのでしょう。

いずれにしても、産経新聞は日本国民の敵であり、日本の面汚しです。


15. 2010年11月03日 13:13:27: Td0N6QHNrk
>12

一連の事態の背景は、日本の国内問題でもある。

テレビ局の反保守派・反米グループが、報道体制の強制に反発し、中ロに相談している。
自民党の強硬論に反発してきたグループによるもので、民主党派というほどではない。
しかし、中国とロシアは別途、鳩山前首相に期待しているらしく、引退撤回の動きとなった。
保守派は、尖閣、北方の領土問題を盛り上げようとしてきた。
(特に、北方領土返還運動は、かつて右翼や統一教会の主要な政治運動だった。)

テレビ局のリベラルで、親ロ、親中を担当したグループが、ついに外圧の揺さぶりに頼った。

一方、ロシアでは、合気道フェスティバルが開催されている。中国では(財)オイスカが活動するなど、大本系の平和戦略とは連動している。

北海道のプレゼンテーション また1歩ロシアに近づいた: The Voice of Russia
http://japanese.ruvr.ru/2010/10/30/30463896.html

OISCA|活動紹介|中国
http://www.oisca.org/project/china/


国際環境では、国際社会で日本の戦争責任を追及するカードが色褪せてきたのを取り戻そうとしている。
また、中朝の関係改善に関わる動きで、朝鮮戦争の開戦を巡る疑心暗鬼を補修している。
環太平洋時代に向けて圧倒的に有利な日本と伍すには関連領土や駆け引きが重要になる。


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