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民主党の小沢一郎元幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京第5検察審査会は10月4日、「起訴すべき」との判断を下した。
これにより、小沢氏が法廷に出るのも時間の問題となった。しかし、一度ならず二度までも検察が「不起訴」とした事件を「起訴すべき」とし、小沢氏側が決定を不服として行政訴訟に踏み切ったように、検察審査会自体の欠陥を指摘する声も一部で根強くある。
その疑念の最たるものが、この事件を担当したメンバーの平均年齢にまつわる一件。これは検察審が今回の事件を担当した11人のメンバーの平均年齢を、2回も間違えて発表してしまった一件のこと。
この件について、ある全国紙政治部記者は、「2度の修正というだけなら単純な『事務的ミス』で済ませられた。しかし問題は、計算し直された平均年齢が、なぜか半年前の1回目の議決のときと同じになっていること。1回目と2回目で審査員のメンバーが変わっているにも関わらず、『34.55歳』という平均年齢がピタリと一致している。これはあまりに不自然」と話し、検察審の運営に疑念を投げかけている。
また、検察審査会OBのA氏も、「今回の小沢検察審は、あまりに透明性がなさすぎる。メンバーが入れ替わっているはずなのに、平均年齢が同じになるなんて、何かあるんじゃないかと勘繰ってしまう」と懐疑的。
多くの疑念を残す検察審査会。その実態はどうなっているのか、運営を担当した東京第一検察審査会・総務課の手嶋健課長に問い合わせたが、審査員については教えられないとの回答。
審査員の選び方はパソコンによるくじ引きで決めているとしており、それにも関わらず1回目と2回目の平均年齢が一致したのは、「たまたまそうなっただけ」であるという。
また、議事録すらも残しておらず、会議がいつどこで行われたのかも秘密。しかも、一部の担当者が審査員に会っているのみで、手嶋課長も審査員には会ったことはないとか。ちなみに、この担当者にも会わせられないと言う。
どうして事務局はこれほど頑なに実態を隠そうとするのか。前出のA氏は数年前に担当した案件についてこう語る。
「審査の途中、実際に捜査にあたった検察官の説明を聞く場面があった。話に迫力があり、その影響もあってか、その後の会議が検察寄りに流れていったのを覚えている。
一方で被疑者側の話を聞く機会は一度もなく、『これで議決を出していいのか』と真剣に悩んだものだった」
まさか「審査員を検察寄りに“誘導”するために全てを秘密にしておきたい」なんてことはないだろうが、頑なに隠し通している現状では疑いは膨らむばかりだ。
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